目次
■あなたはポジティブ派?ネガティブ派?
物事の捉え方として、ポジティブ、ネガティブの2つの考え方があります。
この2つ、どちらにも一長一短があるんです。
あなたは、ポジティブ派?、それともネガティブ派?
■ネガティブシンキング
ネガティブシンキング。
一見すると、悲観的で消極的。
やる前から諦めてしまったり、些細なことでクヨクヨしたり。
マイナスなイメージが付きまとうので、出来ることならポジティブシンキングでいたいって言う人が多いのではないかと思います。
でも、ネガティブシンキングも、ポジティブシンキングも、一長一短があることだけは把握しておいた方が良いと思います。
■ネガティブシンキングのデメリット
ネガティブシンキングと言うと、真っ先に思い浮かぶのがデメリット。
では、ネガティブシンキングのデメリットをまとめてみたいと思います。
■物事が思うように行かない
デメリット① 物事が思うように行かない
身の回りに起こる出来事の多くをネガティブに捉えてしまう。
それ故に、物事が思うように行かないことがデメリットとして挙げられると思います。
たとえ、うまく行きそうになっても・・・
「どうせ、ダメかも知れない」
そう思うだけで、思うように行かなくなってしまうものです。
たとえ、健康でも・・・
「風邪かも知れない」
そう思うと、本当に体調が悪くなってしまうかも知れません。
考え方ひとつで、物事がうまく行かなくなってしまうなんて、怖いですよね。
■チャンスを逃してしまう
デメリット② チャンスを逃してしまう
例えば、こんな状況をイメージしてみてください。
あなたが新しい事業を始めようとしています。
協力者を探すために、AさんとBさんに声をかけました。
Aさんは超ネガティブ。
「そんな事業、絶対にうまく行かないよ」
「失敗したらどうするの」
「リスクがたくさんあるでしょ」
一方、Bさんは超ポジティブ。
「難しいけど、面白そう。とりあえずやってみよう」
「やってみないと分からないでしょ」
「失敗しても、その時に考えよう」
AさんとBさん、あなただったらどちらに協力を求めたいですか?
もちろん、Bさんですよね。
こんな感じで、ネガティブでいるだけで、チャンスはどんどん逃げて行ってしまいます。
■楽しくない
デメリット③ 楽しくない
そもそも、物事をネガティブに捉えていると楽しくありません。
例えば、家族で旅行に行ったら楽しいですよね。
でも・・・
「忘れ物はしてないかな」
「雨が降ったらどうしよう」
「明日は仕事だし、疲れが残ったらどうしよう」
こんな感じで、ネガティブなだけでせっかくの旅行が台無しになってしまうかも知れません。
■一長一短あるんです
こんな感じで、ネガティブシンキングのデメリットをまとめてみました。
読んでいるだけで、気が滅入りそうですよね。
でも、そんなネガティブシンキングも、メリットがあるんです。
そう、ポジティブシンキングと同様に、一長一短があるんです。
では、ネガティブシンキングのメリットとは?
■リスクを避けられる
メリット① リスク回避
ネガティブシンキングだと、あらゆる角度から物事を心配します。
リスクが生じないように、いろいろな事態を想定して。
言い換えると、慎重。
とにかく、失敗を避けられるように最初から疑ってかかる。
それだけで、リスクを回避することができます。
つまり、失敗を避けられるんです。
確実に成功に近づいて行けるのかも知れません。
■謙虚でいられる
メリット② 謙虚でいられる
人間、慣れて来ると威張ったり、奢ったりすることが多くなります。
そして、知らず知らずに自信過剰になり、手痛いしっぺ返しを食らう。
自分に自信があっても、上手くコントロールしないと逆効果なんです。
その点、ネガティブシンキングだと、過剰な自信を持ちにくい。
結果、いつまでも謙虚でいられることが多いと思います。
どんなに成功しても謙虚。
こんな人の周りには、たくさんの協力者が集まって来ると思います。
■可能性にあふれている
メリット③ 無限の可能性を秘めている
とことんネガティブシンキング。
そんな人は、無限の可能性を秘めていると思います。
だって、常にネガティブな人が、少しでもポジティブな考え方を身に着けたらどうでしょう。
それまでの自分から、一気に突き抜ける可能性があるんです。
逆に、常にポジティブでいる人は、今後、よりポジティブになったとしても、今の自分と大きく変わることは難しいと思います。
だって、既にポジティブなんですから。
それがポジティブになった所で、思考や行動、環境は大きく変わらない。
反面、現在がネガティブな人は、今後ポジティブになったら・・・
思考、行動、環境などなど、大きく様変わりする可能性にあふれていますよね。
■ネガティブも悪くない
こんな感じで一長一短を見てみると、ネガティブも悪くないと思います。
特に、慎重に考えてリスクを回避しやすい点、いつまでも謙虚でいられる点なんかは、魅力があると思いませんか。
■バランスよく取り入れる
2回に渡ってポジティブシンキング、ネガティブシンキングの長所、短所についてまとめてみました。
私的には、どちらか一方に偏る必要はないと思います。
ケースバイケースで、ポジティブでいる時、ネガティブでいる時、使い分けられたら最高ですよね。
そのためには、両者の長所、短所をしっかりと把握すること。
そして使い分けて行くことが大切だと思います。
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