あれだけ言ったのに伝わらない・・・。カーナビは最強のコミュニケーション能力!さあ、伝わる話し方を目指そう!

人生改善術

■きちんと言ったつもりが伝わってない

「今までとやり方を変更します、当日は少しだけ早めに集合してください」

何度も何度も念押ししたのに・・・、

なぜか伝わっていない。

こんな経験をしたことはありませんか?

連絡事項、注意事項。。

伝えたいから丁寧に連絡をしているんです。

でも、あれだけ丁寧に説明したのに、必ず何人かには伝わっていない。

もう、嫌になる!

■原因は、言葉のニュアンスのズレかも

もしかして、その原因は、言葉の微妙な受け取り方のズレが原因になっているのかも知れません。

■日本語は微妙な言い回しが得意

私たちが何気なく使っている日本語。

簿妙な言い回しが得意です。

お互いが阿吽の呼吸でつながっていれば、これほど便利な言葉はないと思います。

でも、お互いがきちんと意味が理解できないと・・・。

■「ちょっと遅れます」

例えば、待ち合わせ。

「道路が混んでいて約束の時間に遅れそうだから、ちょっとだけ遅れます」

よくありがちな状況だと思います。

集合場所に早めに到着して相手を待っている自分。

「そっか、ちょっと遅れるんだ。連絡ありがとう!」

しかし、待てども待てども相手は来ない。

「んだよ、ちょっとじゃねーだろ!」

そして1時間後、相手が笑顔で到着。

「わりーわりー、待たせたね」

その姿に堪忍袋の緒が切れた私は・・・

「お前、こんなに待たせてふざけんなよ!」

■ちょっとは人それぞれ

「道路が混んでいて約束の時間に遅れそうだから、ちょっとだけ遅れます」

この時の私。

「そっか、道路が混んでるんだ。でも近くには来てるはずだよね。」

「5分くらいかな、遅れるのは」

この時の相手

「道路が大渋滞で、まだまだ着けない」

「1時間はかかるかも、早めに連絡を入れておこう」

この微妙なズレが後々の大問題に発展してしまいます。

■どちらも正しい

私はちょっと=5分、

相手はちょっと=1時間。

これ、どちらも正しいんです。

待っている私は、

「ちょっとって言ってるんだから、5分。遅くても10分くらいでしょ」

待たせている相手は、

「車で50km離れた場所から移動してる。大渋滞だし、ちょっと時間がかかるかも。1時間くらいかな」

このズレ。

でも、どちらも“ちょっと”。

でも、大問題に発展してしまうんです。

■原因は思い込み

大問題にまで発展してしまう“ちょっと”のズレ。

一番の原因は、思い込みです。

「相手は分かってくれているだろう」

無意識の自分は正しいことを言っているつもりだから。

この、思い込みが問題。

しかも、厄介なのは、この思い込みになかなか自分では気づけないんですね。

だって、自分は正しいことを言っているつもりだから。

■曖昧は避ける

ちょっと、少し、気持ち、やや、僅か、大分、ひどく・・・

日本語の言い回しは微妙です。

この曖昧な言い回しは便利な反面、使い方を間違えやすい。

だから、大事なことは具体的に伝えるんです。

相手に伝えるためには、とにかくしつこいくらいに具体的に。

■数字、方向、距離、時間

待ち合わせだったら、

「ちょっとだけ」じゃなくて、「あと1時間遅れます」と具体的に伝える。

具体的に伝える上で必要な情報は、数字、方向、距離、時間などなど。

これ、何かが頭に思い浮かばないですか?

■カーナビの伝え方を参考に

そう、カーナビ。

何度も繰り返し、具体的に伝えて来る。

「あと500メートルで右方向です」

「到着時間は3:40です」

「右車線をお進みください」

カーナビの伝達は、最強の具体性だと思います。

だから、運転に集中している人にも、きちんと進むべき方向への情報を的確に伝えられるんです。

■具体的に伝える

「道路が混んでいて約束の時間に遅れそうだから、1時間だけ遅れます」

こう言われれば、間違って捉えようがないと思います。

「1時間か。じゃ、今回は中止して、後日にしよう」とか、

「1時間待つなら、ちょっと買い物して来ようかな」とか、

受けた側もきちんと情報を整理して、次の行動を選ぶことができます。

なぜなら、1時間の基準は世界共通だから。

■自分が思った通りには伝わらないことを受け入れる

「普通に言ったはずなのに何で分からないの?」

そう言いたい気持ちは痛いほどよく分かります。

でも、あなたの普通を、相手の普通に当てはめることは不可能。

あなたにとって普通でも、相手にとっては非常識。

この感覚を受け入れないと、いつまで経っても伝わらないんです。

■伝えることじゃなくて、伝わることが目的

「道路が混んでいて約束の時間に遅れそうだから、ちょっとだけ遅れます」

こう連絡したのは、相手に遅れることを伝えるためだと思います。

でも、目的は伝えることじゃなくて、伝わること。

相手に伝わって、初めて目的を達成できるんです。

だったら、相手に伝わるための労力は惜しまない。

ここを惜しんでしまうと、結局すべてが無駄になってしまうから。

■伝わる話術をみがこう

待ち合わせの例は一例。

とにかく、相手にきちんと伝わる話術をみがいて行くのがコミュニケーションの基本。

相手の気持ちを理解して、具体的に。

さあ、あなたも伝わる話術、意識してみてください。