今、この瞬間に全力を尽くせ!

人生改善術

■常に全力を尽くしていますか

あなたは、毎日毎日全力を尽くしていますか?

午前中は大切な人と会うから全力で。

でも、午後は別にどうでもいい人と仕事だから適当でいいや。

自分も、以前はこんな感じで考えていました。

でも、気づいたんです。

常に全力を尽くすことのメリットではなく、 全力を尽くさないことで生じるデメリットに。

今回は、常に全力を尽くすことの大切さについて書いてみたいと思います。

■全力を尽くすことで得られるメリット

常に全力を尽くすと、当然得られるメリットも多くなります。

では、具体的に3点あげてみましょう。

■自分に自信を持てる

メリット① 自分に自信が持てる

「全力でやった!」

こう思えることで得られる自信は強力な武器になります。

例えば、部活での野球。

「俺は、誰よりも苦しい練習を全力でやり抜いた。」

この自信が、試合では強力な武器になります。

逆に、手抜きをして、適当に練習していたらどうでしょう。

試合での苦しい局面。

0-1で劣勢、最終回ツーアウト、自分の打席。

「もっと練習しておけば良かった」

「相手の方が練習してるし」

「自分じゃダメだ・・・」

この気持ちの違い、明確です。

■感動できる

メリット② 感動できる

全力を尽くした後には、達成感、充実感、そして感動が待っています。

努力してやり抜いたあとのうれし涙は格別。

でも、野球の練習を片手間にやっていたとしたら・・・、

たとえ優勝したとしても、何となくモヤモヤ感が残ってしまうでしょう。

全力を尽くした結果の感動が、次への原動力になります。

■成長できる

メリット③ 成長できる

全力を捧げて成しえた経験。

たとえ結果が出ても出なくても、その経験は自分自身の成長に必ずつながります。

全力でやらなかったことは、中途半端な単発で終わってしまいます。

でも、これ以上ない全力を尽くした過程は、必ず自分自身を成長させてくれます。

これを続けることで、1段、2段と成長の階段を駆け上がれると思います。

■全力を尽くさないとどうなるか

では、反対に、常に全力を尽くすことを怠るとどうなるか。

知らず知らずにデメリットが生じて、悪循環の渦に引き込まれることになるんです。

■全力を尽くさなかった自分の経験から

ここで、自分の経験を1つ紹介したいと思います。

以前の自分は、職場でのどんな仕事に対しても、常に全力を心がけていました。

自分で言うのもなんですが、周りからも一目置かれるくらいの仕事ぶり。

「仕事ができる彼に任せておけば大丈夫」と多くの同僚が思っていたと思います。

そんなある日、全力で仕事をしている自分は、上司の仕事の遅さに意見をします。

「もっと責任を持ってやりましょう」

すると、

たまたま虫の居所が悪かった上司は怒り出し、 「この野郎、偉そうに!」と自分のことを怒鳴りつけました。

それ以来、自分とその上司とはギクシャク。

その後、運命の時が訪れます。

それまでの管理者が体調を崩し退職。

そして、まさかまさか、自分を怒鳴りつけた上司が管理者になることになりました。

ここから一転。

その上司は、自分に対して重要な仕事は任せず。

自分も、そんな上司のために全力で働くことに嫌気がさして、適当に手を抜くようになってしまいます。

「もともと自分は仕事ができるんだ、あんな奴のために全力を尽くすのはやめておこう」

しばらくは、変わりなく時間が過ぎました。

しかし・・・

全力を尽くすことをやめた自分。

昔からいる同僚は、自分に対して「仕事ができるのに、干されて気の毒だ」と思ってくれていたと思います。

でも、 新しく入って来た職員から見たらどうでしょう。

過去の自分の仕事ぶり、今に至る経緯なんて分からないわけですから、

「あの人は全力で仕事をしない人」、「適当に仕事をする人」、「仕事が出来ない人」

間違いなくそう映るんですね。

自分は、仕事が出来ないダメな職員以外なにものでもありません。

そうですよね、自分が全力で仕事をしている姿なんて見たことがない。

見ているのは、適当に仕事をして、大した成果もあげられないヤツ。

そして、新人職員が1人増え、2人増え。

気が付くと、職場での自分のポジションは微妙なものに陥っていました。

この時、初めて気が付きました。

「理由はどうあれ、常に全力を出し続けないとこうなってしまうんだ」

と・・・。

■常に全力を注いでますか?

改めて、

この人は自分にとって大切だから全力で関わろう。

あの人は自分にメリットがないから適当でいいや。

こんな感じのことが良くありますよね。 その気持ち、よく分かります。

でも、目先でそう思って全力を尽くさずにいると、自分のように気づいたときにどんどん落ちぶれてしまうかも知れません。

反対に、この人に全力を尽くすことが無意味に思えたとしても、 どんな時も全力を尽くし続けていると、必ず良い流れがやって来ます。

■全力の先には明るい未来が待っている

常に全力、今この瞬間、瞬間に全力を尽くすこと。

それを続けていると、次のチャンスが必ずやって来ます。

自分は決して“見えない力”は信じませんが、物事の流れってそういうものだと思います。

全力を尽くして、いい流れを呼び込むか、

全力を尽くさずに、悪い流れにハマってしまうか。

選択は自由ですが、どうせならばいい流れに乗りたいですよね。

常に全力を心がけること。

自分はこれからも全力で突き進みたいと思います。