保存版!あがり症に悩む全ての方に贈るあがり症克服の方法③

あがり症克服

■あがり症に悩む全ての方に贈ります

あがり症克服のための方法、第3弾。

長年あがり症に苦しんだ自分自身の経験をもとに、あがり症克服のための方法をまとめたいと思います。

3回目の今回は、いよいよ迎える本番。直前であがらないための方法をまとめたいと思います。

 

■本番は楽しもう!

いろいろあっても、本番であがらずにスピーチできればいいんです。

厳密に言うと、「本番であがらずに」は間違い。

あがったって、自分らしく、背伸びをせずに、本番を楽しめれば大成功!

そう、本番は楽しむためにあるんです。

 

■本番であがらないための方法

「本番は楽しむ!」

それが出来れば、こんなブログの記事を読まないよって言う気持ち、良く分かります。

私も、少し前までは本番が近づくにつれて、息苦しくて、気が遠くなるような思いを何度繰り返してきたことか分かりません。

では、本番を楽しむために、本番直前であがらないための具体的な方法を3つあげてみたいと思います。

 

■会場の雰囲気に慣れる

方法① 会場の雰囲気に慣れる

本番を控えて、頭の中で考えれば考えるほど緊張のドツボにハマって行きます。

特に、初めてスピーチする機会であればなおさら。

会場をイメージすると、広くて、大勢の観衆がいて、「シーン」と張り詰めた空気の中、無数の視線を浴びてスピーチする。

考えただけでも、気が遠くなるシチュエーションですよね。

だから、不安を払拭するためにも、実際の会場を見て安心するんです。

 

■少し早めに到着して、会場を確認する

もし可能であれば、少し早めに到着して、会場の中を自分の目で確認することをおススメします。

イメージしていたよりも広いのか、狭いのか。

イメージよりも狭ければ、緊張も和らぐかも知れません。

どうせ落ち着かないなら、会場の中をウロウロして、確認と気晴らしをしましょう。

 

■客層も確認できれば最高

この段階で、客層を確認できるとなお良いかと思います。

若い人たちをイメージしていたのに、年配の割合が多かった。

100人ぐらいって聞いていたのに、500人もいる。

お客さんの中に知っている人がいる、いない。

自分のイメージと実際が異なれば異なるほど、想定外を感じて焦ると思います。

事前に確認することで、本番の動揺を減らせるようにしておければ良いと思います。

 

■事前にお客さんと触れ合えれば最高

本番前、もし、会場の入り口などでお客さんと接することができれば最高です。

繰り返しますが、自分の頭の中だけで考えていると、悪い方へ悪い方へ考えてしまいます。

大勢のお客さんたちが、冷めた目でステージ上の私のことをガン見。

ウケを狙ったつもりでも、「シーン・・・」。

「何言ってんの、アイツ」って感じでさらし者にされる。

こんな風に、どんどん悪い方に考えてしまうんです。

でも、本番前にお客さんと実際に接することができれば、そんな不安は吹き飛ぶと思います。

人前で話すときに緊張するのは皆同じ。

笑顔であいさつしたりできれば、緊張感も吹き飛ぶと思います。

 

■私のエピソード

ある施設のクリスマス会で、子どもたちに劇をすることになりました。

当日が迫るにつれて増して行く緊張感。

「果たして、うまく行くだろうか・・・」

頭の中では、大勢の子どもたち、スタッフさんなど、広い会場に満員の観衆。

ものすごく期待されるなか、ステージで役になりきらなければならないシチュエーションを想像。

出番が来るまで、激しい緊張に悩まされました。

そして、ガチガチでステージに上がったとき・・・

会場には、10人前後の子どもたち、数人のスタッフさん。

自分のイメージとのギャップに動揺。

でも、緊張してガチガチの状態は変わらず、結局劇は大失敗。

事前に、会場の広さやお客さんの人数などを確認しておけば、余裕で出来たのにと後悔。

 

■緊張したらもっと大きく考える

方法② 緊張したら、大きく考える

本番が迫るにつれて、やっぱり緊張も増して来ると思います。

ドキドキしたり、足が震えたり、逃げ出したくなるかも知れません。

そんな時は、もっと大きなことを考えると良いと思います。

例えば、

・失敗しても、明日は来る。

・失敗しても、命は取られない。

・失敗しても、地球は滅びない。

それに比べたら、目の前のスピーチなんて大したことない!

私は、こんな風に、スケールを大きく考えて、緊張を和らげられるようにしています。

 

■もっと悪いことを考える

おススメした「大きく考えること」

もし、スケールが大きすぎていまいちピンと来ない人には、目の前のスピーチよりも悪いことを考えるのもおススメです。

例えば、

・仕事で挽回できないような大失敗をして怒られる。

・大きな借金をして路頭に迷う。

・大きなけがや病気をしてしまう。

それに比べたら、目の前のスピーチなんて全然マシ!

これ、なるべくリアルに近いことを考えた方が効果があると思います。

 

■自分に自信を持つ

方法③ 自分に自信を持つ

いよいよ迎える本番。

直前になれば緊張するのは当たり前。

誰だって緊張して逃げ出したくなるんです。

でも、そんな時には深呼吸をして、自分に自信を持つ。

だって、そんなに緊張しているってことは、そのスピーチに対して人一倍真剣に向き合って来たから。

本番のスピーチに対して、誰よりも考えて、誰よりも準備をして、誰よりも練習して来たから。

だからこそ、緊張するんです。

だったら、それだけ真剣に向き合って来た自分に自信を持ってもいいいんじゃないですか。

「この会場にいる誰よりも、私はこの本番に向けて努力して来たんだ!」って。

 

■真剣だからこそ緊張する

そう、誰よりも真剣に向き合って来た本番のスピーチ。

例えば、高校野球。

3年間、毎日毎日、必死に練習して来たからこそ、大会本番は緊張するんです。

それは、今までの努力の成果を発揮するための良い緊張。

逆に、練習をサボって、適当にやって来た人だったら、大会本番に緊張なんてしないはず。

それは、余裕がある緊張の感じなさじゃなくて、失敗するのが分かっての緊張の感じなさなんです。

真剣だからこそ、緊張するのは当たり前。

良い緊張を持って、本番に臨めることに自信を持ちましょう。

 

■大事なことは本番を楽しむこと

繰り返しますが、本番が近づけば誰でも緊張します。

それは、真剣に準備して、努力して来たからこそ。

そんないい緊張に包まれて、本番は楽しむことが大事。

そのためには、会場などを事前に確認して、頭の中のイメージとのギャップを埋めて、動揺を少なくすることが大切。

知っている状況と、知らない状況なら、明らかに知っている状況の方がやりやすいですもんね。

そして、どうしても緊張で困るようだったら、本番よりももっと大きくて、もっと悪いことを考える。

そんな感じで本番を迎えられれば、きっと楽しむことができるようになると思います。

次回は、本番中の心構えについてまとめてみたいと思います。