勝って兜の緒を締めよ、失敗した後の反省は誰でもできる。勝った後に反省できるかが成長のカギ!

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■振り返り、できていますか?

何かを成し遂げたいと思ったら、まずは行動することが必要。

そして、行動した後に、なぜそうしたのかを振り返る作業が欠かせません。

試験勉強でも、仕事でも、人づきあいでも、スポーツなどでも、結果が出たあとには、振り返りの時間が必要です。

「試験で、どうしてこの問題を間違えたのか」、「次に似た問題が出た時に正解するためにはどうすべきか」などなど。

この振り返りのプロセスがないと、「あぁ、運が良かった」とか、「ダメだ、運が悪かった」などで終わってしまい、本当の自分の力を高めることができません。

そして、次の機会にも運に任せることになってしまうんです。

あなたは、その都度自分のしたことに対して、振り返ることが出来ていますか?

 

■成功した時こそ振り返りが重要

結果が出たあとで振り返って、なぜそうなったのかを知ることが、次のステップに欠かせない。

そして、一番大切なのは「成功した時に振り返る」ことができているかどうか。

成功した時に「あぁ、良かった」で終わらせてしまうと、その成功からは何も得られないんです。

今回は、成功したときこそ振り返るべき理由を書いてみたいと思います。

 

■失敗を反省することは誰でもできる

行動して、失敗して、反省して、成長する。

このプロセスが一番かんたんに自分の成長につなげやすい。

過去に、失敗を求めることが成長につながる内容を書いているので、そちらも見ていただければと思います。

即行動して失敗せよ!

でも・・・

失敗した時に振り返る、反省することは誰でもできること。

例えば、試験で間違えた問題を「なぜ間違えたのか」と反省することは誰にでもできることなんです。

逆に言うと、誰でもできることをするだけでは、人よりも成長することは難しい。

厳しく言うと、失敗した時に反省するなんて、して当然のこと。

成長したいのであれば、プラスアルファが必要なんです。

 

■「勝って兜の緒を締めよ」が難しい理由

では、そのプラスアルファ。

それは、成功したときの振り返りです。

うまく行った時に・・・

「どうしてうまく行ったのか」を検証する作業って、とても難しいんですね。

「勝って兜の緒を締めよ」

誰にでもできることじゃない。難しいことだからこそ、こうして格言にもなるんですね。

 

■優勝できても連覇は難しい

もっと言うと、野球、サッカーなどなど、何かの大会で優勝することはできる。

でも、連覇することって、並大抵ではできない程難しい。

これも、成功した後の振り返りや検証が難しいからこそだと思うんです。

優勝した後、なぜ優勝できたのかを細かく検証する。

それができないと、結局は優勝しても得られる物が少なくなってしまうんですね。

 

■結果オーライは最悪

よく、「結果オーライ」って言いますよね。

これは超が付くほど最悪。

だって、その時は成功かも知れませんが、その成功から得られるものは何もない。

そして、次に同じ状況になった時には、また振り出しからやることになります。

そして、運を天に任せて。。

こんな感じで成功が2度も3度も続くことって、なかなかないと思います。

 

■成功した時に反省するクセをつける

繰り返すけれど、失敗した時に反省するのはかんたん。

失敗した理由を洗い出して、次に同じ状況になった時に失敗しないように対策すればいいだけだから。

そして、それは誰でもできること。

他人よりも2倍、3倍と成長したいのであれば、

「成功した時に反省するクセをつける」こと。

 

■俺のエピソード

人前で話すのが苦手な俺。

でも、少し前に娘の保育園の運動会で、保護者代表のあいさつをしたんです。

当日は、会場に200人。

まさに、200人×2個=400個の目玉が俺のことを凝視している中でのあいさつ。

緊張したけで、堂々と、そして聴く人の心に刺さる内容のあいさつをすることができたんです。

まさに大成功。

なんと、あいさつの後、何人かが「今のあいさつ良かったですよ」と声をかけてくれました。

 

■成功を反省する

普通なら「緊張したけど、無事に終わって良かった~!」で終わっちゃう。

でも、それでは、次にあいさつをするときに、また1から始めることになってしまう。

せっかく成功したのに、そのメリットが「あ~、良かった~」だけで終わっちゃったら、もったいないじゃないですか。

だから、成功を反省するようにしたんです。

 

■なぜ成功できたのか

俺なりに、あいさつに至るまでの過程を振り返って反省しました。

・原稿を作ったの時期はどうか?

半月前に作ったけど、これよりも遅かったらどうなっていたか、早かったらどうなるか。

・あいさつの練習はどうやった?

事前に家族や友達に聞いてもらった。

もし、誰にも聞いてもらわなかったらどうなったか。

・前日の過ごし方は?

あいさつを意識しないように、気晴らしに出かけた。

もし、あいさつのことばかり考えていたらどうなったか。

などなど。

 

■成功できたカギは

俺なりに振り返ってみて、成功したカギがいくつか見えて来ました。

一番は、原稿を作って、家族や友達に聞いてもらったこと。

ここで、かなりの自信が得られて、当日は余裕をもって話せたことが成功のカギ。

逆に、半月前に原稿を作っても、1週間前に作っても、成功にはそんなに関係なかったことにも気付くことができました。

 

■成功を反省して次に活かす

こんな感じで、成功を反省することで、なぜ成功できたのかが明確になります。

だから、次にあいさつする機会が来れば、当然、「原稿を作って家族や友達に聞いてもらうようにする」。

 

■成功を反省できていないと

もし、成功を反省することができていないと・・・

なぜ成功できたのかが分からない。

一番大事な成功のカギだった、「原稿を事前に家族や友達に聞いてもらう」って言う方法を取らずにあいさつの場に臨んでしまうかも知れないんです。

そうなれば、当然緊張して、しどろもどろになって失敗する可能性が高い。

「運動会の時は上手く話せたのに、今回は全くダメだった」

って振り出しに戻ってしまうんです。

 

■勝って兜の緒を締めよ

成長するためには、自分の行ったことを振り返ることが必須。

でも、失敗した時には誰でも反省できる。

成功した時の反省こそ、成長には欠かせない。

勝って兜の緒を締めよ!自分の成長のために実践して行きましょう。