失敗して落ち込んだときの忘れ方

人生改善術

■失敗を引きずっていませんか

あなたは、失敗した後どうしていますか?

失敗の大小に関わらず、クヨクヨといつまでも引きずってしまう時、ありますよね。

でも、クヨクヨしていても悪い流れを

今回は、失敗した後の正しい過ごし方について解説してみたいと思います。

 

■忘れ去られる、笑い話になる、成長の糧になる

結論から書きます。

どんな失敗も、時間の経過とともに忘れ去られる、必ず笑い話になる、成長の糧になる。

だから、クヨクヨ引きずらない。

 

■引きずらなくていい理由

でも、取り返しのつかない失敗をしたら、さすがにクヨクヨしちゃうって。

そう言いたい気持ちはよく分かります。

でも、どんな失敗も引きずらなくていいんです。

やっちまったもんは仕方がないから、すぐに忘れてケロッとすること。

これが良い流れを呼び寄せる秘訣なんです。

では、失敗を引きずらなくていい理由を説明したいと思います。

 

■人は他人のことなんて覚えていられない

失敗を引きずらなくていい理由① 人は他人のことなんて覚えていられない

まず、大前提として、人は他人のことなんて覚えていられません。

だって、自分のことで目いっぱいだから。

あなたは、今朝会った人が着ていた服、持っていたカバン、履いていた靴なんかを覚えていますか?

昼に会った人と話した内容を詳細に覚えていますか?

夕方初めて会った人の名前と顔、憶えていますか?

もし覚えていたとしても、それを1週間後、1カ月後、1年後に覚え続けている自信がありますか?

人の記憶なんて、そんなもんなんです。

だから、大丈夫!

 

■人の噂も七十五日

昔の人は何でも知っていた。

ことわざに格言とか、メチャクチャ説得力あると思います。

どんなにネチネチとしつこい人でも、他人の失敗を覚えていられるのは七十五日が限度。

これほど明確な根拠はないんじゃないかなって思います。

とにかく、いつまでも覚えてられる人はいない。

もし、七十五日以上すぎた後も、あなたの失敗をネチネチと覚えている人がいたとしたら、あなたに余程好意があるか、かなり変わった人なので、特に気にする必要はないかと思います。

だから、大丈夫!

 

■笑い話に変わる

失敗を引きずらなくていい理由② 笑い話に変わる

どんなことも、時間が経過すると思い出になります。

嬉しいことがあっても、ずっと喜んでいるわけにはいきません。

ものすごく嬉しいことがあって、最初はお祝いをしたり、されたりしたとしても、時間が経てば普通の生活に戻って行きます。

それと同じで、悪いことだってずっと続くわけにはいきません。

取り返しのつかない大失敗だって、時間が経てば過去の出来事に変わっていくんです。

そう、失敗したって過去の思い出、笑い話に変わって行きます。

 

■笑えるうちに笑いと飛ばそう

過去の失敗は、笑い話に変わります。

失敗した時はかなり落ち込むし、ショックを受ける。

場合によっては、その場から消え去りたくなるほど凹むこともあるでしょう。

でも、時間が経てば変わります。

大きな失敗も小さな失敗も、

「そういえば、あの時にやらかしたよな~」とか、

「あの時はドジだったよな!」とか、

笑って喋れるようになる。

目安としては、こんな感じ。

半年経てば、心の傷が癒える。

1年経てば、笑い話で盛り上がる。

2年経てば、忘れ去られる。

そう、笑えるうちに笑っておかないと、誰の記憶からもどんどん消えて行きます。

だから、失敗したら笑い飛ばさないと!

 

■成長の糧になる

失敗を引きずらなくていい理由③ 失敗を引きずらなくていい理由②

最後は鉄板です。

失敗は成長の糧になる。

失敗した人と、失敗していない人、どちらが人間としての厚みがあるでしょうか。

もちろん、失敗をした人ですよね。

「あんな失敗しなければよかった」から、「じゃあ、失敗しないようにこうしよう」に変わる。

すると、人間としての厚みが増すんです。

失敗は成長の糧。

だから、大丈夫!

 

■失敗を求める

失敗したことがない人は、自分の厚みがないことに気付きにくい。

失敗を怖がる人は、自分の厚みがないことに気付けない。

だから、失敗したことがある人にはかなわない。

失敗は、求めてでもどんどんするべきです。

 

■長期的な視点を持つ

短期的な視点で考えると、失敗は避けたいものです。

恥ずかしいし、落ち込むし、後悔する。

でも、長期的な視点で見てこそ、自分の人生が豊かになる。

「あの時の失敗があったからこそ、今回成功することができた」。

どんな失敗も、後になって必ずこう思う時が来ます。

だからこそ、失敗したって引きずらない。

失敗することは、失敗しない奴らと差を広げるチャンスなんです。

だから、大丈夫!

 

■人間は失敗するもの

ここまで見て来ましたが、前提として、人間は失敗する生き物です。

つまり、失敗するのは生きている証拠。

あなたが失敗した時に、「それ見たことか!」と偉そうにしているアイツだって、必ず失敗をしているはず。

みんな、大きな失敗を経験して今日に至っています。

だから、自信を持って失敗をしましょう。

引きずっている場合じゃありません。

どんどん失敗して、楽しい人生を送っていきましょう!