我慢して最後までやるのは悪!途中でやめても、変わってもいい理由

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■最後までやり抜くのが美学は大間違い

「一度始めたら最後までやり抜きなさい!」

子どもの頃からこんな風に言われて来ませんでしたか?

・途中でやめるのはいけないこと

・最後まで続けられないのは根性がないから

・我慢して続けた先に成功が待っている

もし、あなたがこんな風に思っているとしたら・・・

間違ってますよ!

 

■変わってもいいんです

子どもの頃から頭と体にすり込まれた「一度始めたら最後までやり抜きなさい!」。

でも、今の世の中は180°反転して、どんどん変わる方が正しくなっているんです。

そう、途中でやめたって、最後までやらなくたって、我慢して続けなくたっていいんです。

「変わってもいいんです」

今回は、変わってもいい理由について書いてみたいと思います。

 

■時代は変わる

時代はどんどん変わって行きます。

新しい生活様式が生まれ、新しい文化が生まれ、新しい価値観が生まれます。

その時代では正しかったことが、別の時代では正しくないのは当たり前。

だから、昔は「一度始めたら最後までやり抜きなさい!」が正しかったとしても、今は正しくない。

「変わってもいいんです」

 

■スマホの登場

一番分かりやすいのはスマホ。

本来、スマホは電話だったはず。

でも、スマホの登場は画期的で、スマホに役割を奪われたものってたくさんあると思います。

・テレビ

・時計

・地図

・時刻表

・手紙

・新聞、チラシ

・本、雑誌

・テレビゲーム

・辞書

ダメだ、挙げだしたらキリがなくなってしまう。

パッと思いつくだけでも、これだけのものが役割をスマホに奪われているんです。

 

■時代が変わった例①

例えば、スマホ登場の前は、分からないことは辞書を引くことが当たり前でした。

「辞書を引いて、覚えたページは食べちゃった方が頭に入る」なんて受験勉強法もあったみたいです。

昔は辞書が必須。

だからと言って、今も辞書を使い続けるのが正しいのか・・・。

断然スマホの方が効率的です。

重くない、時間もかからない、最新。

わざわざ辞書を使うメリットってないですよね。

時代に合わせて対応しないと、周りから遅れを取ってしまいます。

 

■そもそも時代そのものから変わっている

そもそも、時代そのものが変わっているんです。

自分たちの考え方も、その時々に合わせて変えないと、その時々の時代にそぐわなくなる。

今の時代、チョンマゲ、着物、腰には刀なんて人はいないですよね。

でも、江戸時代はそれが正しかったんです。

だからと言って、

「一度始めたら最後までやり抜きなさい!」って言ってる人だって、チョンマゲじゃないですもんね。

 

■変わらないデメリット

例えば、新たにウォーキングを始めようとしたとします。

最初にぶち当たる壁が・・・

「途中でやめずに、ずっと続けようとすること」

どうすれば続けられるか、続かなかったらどうしよう、続けられるように準備を万全にしてから。。

そして、

そんなことを考えているうちに、行動に移すタイミングが遅くなってしまう。

これが最大のデメリットだと思います。

 

■最初の1歩を踏み出す労力

最初の1歩を踏み出す力。

これが、ものすごく重労働です。

でも、1歩踏み出してしまえば、惰性だったり、勢いだったりで、後はなんとかなってしまうもの。

自転車だって、最初のひとこぎさえしてしまえば、後はスイスイ。

ただでさえ最初の1歩って、ものすごい労力が必要なのに・・・

そこで「続けられるかな」とか考えるのはものすごく負担。

最初の1歩は、とにかく踏み出すことに集中すべきです。

 

■変わったっていい

「俺、今日からウォーキングを始めます!」

高らかに宣言したとしても、気分が変わったら、変えていいんです。

「アイツ、昨日はウォーキングって言ったのに、今日は水泳してるぞ」

いいじゃないですか、別に契約書を交わしたわけじゃない。

その時その時の自分の気持ちに正直になればいいんです。

 

■改めて、時代は変わるもの

繰り返しますが、時代は変わります。

時間の経過とともに、考え方も、習慣も、行動も変わる。

だったら、そこに合わせて自分を変えて行かないと時代遅れになってしまいます。

新しい考え方を取り入れるのに、抵抗を感じている場合じゃないんです。

 

■だから気軽に始めて、やめよう

時代だけじゃない。

その日、その時で、自分の感じ方だって変わるんです。

その時の体調、気分、身の回りの出来事などなど、いろんな要因で。

変わることは良いこと。

そして、変わらないことは悪いこと。

発想の転換をして、「一度始めたら最後までやり遂げる」なんて呪縛から逃れましょう。

明日は明日で、また新しい価値観が待っています。