短所克服!自分を成長させるための方法は『負けを認める』こと

あがり症克服

■短所の克服できていますか?

あなたは、自分の短所を克服できていますか?

「自分はここがダメ!」って思い切り気付いていることはもちろん、

「認めたくないけど、もしかして、俺のここってダメかも」みたいに、薄々、短所だって気づいていることなど、克服する努力をしていますか?

そうは言っても、短所を克服するのって、なかなか難しいもの。

結局、ズルズルと時間ばかりが経過してしまい、結局何も変わってない。

こんな人は、是非この記事を読んでもらいたいと思います。

今回は、短所を克服する方法を解説して行きます。

 

■『負けを認める』こと

では、結論から書きます。

短所を克服するためには、『負けを認める』こと。

早速、その理由を解説して行きます。

 

■負けた後が大切

人生、全戦全勝なんてあり得ません。

必ず負ける時がある。

誰でも、今までの人生で悔しい思いをしたことがあると思います。

一生懸命に頑張れば頑張ったほど、大切なものであれば大切なものほど、負けた時のダメージはデカい。

悔しいなんて言葉では言い表せない程の屈辱を味わうことだってあるでしょう。

「くそ、俺は精一杯努力したのに・・・」

その気持ちは分かります。

でも・・・、

大切なのは努力の過程ではありません。

結果でもありません。

そう、負けた後の行動が一番大切なんです。

では、負けた後にどうすべきなのでしょうか?

 

■負けをしっかり認める

繰り返しますが、人生の中で負ける時が必ずあります。

負けの理由があるときもあるでしょう。

ギリギリの僅差で負ける時もあるでしょう。

誰かのせいで負ける時もあるでしょう。

運が悪くて負ける時もあるでしょう。

理由なく負ける時もあるでしょう。

負けた状況は様々。

でも、大切なのは、しっかりと『負けを認める』こと。

負けを認めた時、初めて自分の短所克服のヒントに気付くことができるんです。

 

■私のエピソード

恥ずかしながら、以前大失恋をしたことがあります。

前々から好きだった女の子といい雰囲気に。

メールをやり取りするようになって、何度かデートをするまでに至りました。

その時は、まさに幸せの絶頂。

毎日メールを受信するとニヤニヤ。

天にも上る気持ちってこんな感じなのかと、実感しました。

ところが・・・

1ヵ月もしないうちに、プツっとメールが来なくなりました。

最初は何事かあったのかと心配したのですが、要は一方的にフラれたんです。

それを知ったのは少し後のこと。

 

■俺は負けてない!

何と、あれだけ仲良かったはずなのに、突然音信不通になり、彼女の方から一方的にフラれたんです。

そして、その彼女は・・・、

なんと、俺よりもひと回り以上年上の、ハゲてデブのオジサンの彼女になっていました。

それを知った時の衝撃と言えば、悔しさで初めて体が震えました。

「俺は負けてない!」

でも、それではダメだったんです。

 

■日に日に募る「俺は負けてない!」

それ以降、「なぜ」、「どうして」の思いとともに、「俺は負けてない!」の思いばかりが膨らんで行きました。

「あんなオッサンよりも全てに渡って、俺の方が上」

「なのに、なぜ??」

すると、ネガティブな思考ばかりが浮かんで来る。

「あんなに頑張ったのに」

「あれだけ時間を使ったのに」

「なんで俺ばっかり」

過去にこだわってばかりで、目の前のことに一切手を付けられない毎日が続きました。

 

■負けを認めるべきと気づく

そんなネガティブな毎日が続いて1年以上。

自分への自信はすっかりなくなり、自暴自棄とはこのことだって言うくらい投げやりになりました。

でも、家族、友達を見るたびに思ったんです。

「俺のことを親身に心配してくれている」

「俺のことを大切にしてくれている」

そう感じた時、このままではダメだと思ったんです。

そう、「負けを認める」大切さに気付きました。

「別に、負けたてたっていいじゃん、今から負けた部分を克服すれば!」

 

■負けを認めてこそ、自分の短所に気付けた

悔しかったし、やるせなかったけど、思い切って負けを認めました。

すると、自分の短所が見えて来る。

「そういえば、ウジウジ、消極的で決断力がなかったなぁ」

「そういえば、緊張して会話がぎこちなかったなぁ」

「そういえば、余裕がなくて、笑顔が引きつってたなぁ」

ここに気付けたことが、負けを認めた成果。

 

■悔しくても負けを認める

実際、悔しい時もあるでしょう。

自分が悪いわけじゃない時だってあるでしょう。

他人のせいで負けた時だってあるでしょう。

でも、そんな時こそ、潔く負けを認める。

「自分は悪くない」って思っているうちは、自分の欠点に気付けていない証拠なんです。

だから、どんなに悔しくても、納得できなくても負けを認める。

全てはそこから始まるんです。

 

■あとは短所克服のみ

一度負けを認めると、自分の短所が手に取るように見えてきます。

負けを認める前は、

「もしかしたら、あそこがダメかも・・・」

なんて、薄々感じていたかも知れないような短所も、負けを認めると、一気に分かるようになります。

一度そこに気付けたら、あとは克服するだけですもんね!

かんたん、かんたん。

 

■負けを認めて成長しよう

こんな感じで、負けを認めることで、人は成長することができます。

繰り返しますが、人生に全戦全勝はない。

負けたときこそ、その後の行動が大切。

しっかりと負けを認めて、自分を成長させましょう。

きっと、自分を負かしたヤツを見返す日がやって来るはずです。