自分に自信が持てない人へ!嫌われたくないから他人に合わせるは逆効果、自分の意見を持てばいい流れがやって来る!

人生改善術

■自分の意見、持てていますか?

あなたは自分の意見を持てていますか?

無意識のうちに、他人の評価を気にしたり、他人の顔色を窺ったりしていませんか?

人生は一度キリ、そして当たり前ですが、その人生は自分自身のものです。

大なり小なり、物事はありますが、自分の意見ではなく、他人の意見を優先してしまう。

結果、自分の大切な人生を他人に委ねてしまうことになってしまうんです。

今回は、自分の意見を持てるようになるための方法について解説したいと思います。

 

■誰だって嫌われたくない

「あの人に嫌われたくない」、「自分の評価を高めたい」

誰もがこんな気持ちを持ったことがあるでしょう。

そう、誰だって嫌われたくないし、いろいろな人から好かれたい。

そんな気持ちは痛いほどよく分かります。

でも、他人の評価を優先してしまうと、結果的にあなたの評価は下がってしまうんです。

 

■他人の評価を上げようとすると、逆に評価が下がる理由

「あの人に嫌われたくないから、あの人の望む行動をしよう」

「私はAの意見だと思うけど、あの人に嫌われたくないからBの意見にしよう」

こんな気持ちを持ったことも、誰もがあるのではないでしょうか?

あの人から嫌われたくない余りに、自分を押し殺して、あの人に好かれるように振る舞う。

でも、相手である“あの人”から見たらどうですか?

あなたに対して、あなたの意見を聞きたくて求めているのに、そうじゃない。

“あの人”からしたら、自分の意見に自信を持てないでいるのかも知れない。

でも、自分に気を使われて、自分に反対してくれない。

意見を求めても、全く自分と同じ意見しか返って来ない。

こんな人のことを信じられますか?

“あの人”からしたら、自分の意見をしっかり持って、場合によってはきちんと反対してくれる人の方がありがたい存在だと思いませんか?

だから、他人の評価を上げようとしても、逆にあなたの評価は下がってしまうことになるんです。

 

■評価されるのは自分に自信を持っている人

もう少し例えます。

例えば、一国の主である総理大臣。

A総理の例。

A総理は自分の意見に基づいて国民を引っ張って行く。

賛成される政策もあれば、国民の大半から反対される政策もある。

でも、自分を信じて、自分の意見をしっかり持って、自信満々で行動して行く。

B総理の例

B総理は、国民に批判されるのを恐れて、国民の望むよう、批判されないように国民に左右される。

政策立案も、国民に賛成してもらうことが先で、自分の意見は持っていない。

国民が右と言えば右、左と言えば左に行く、そんな感じ。

あなたは、国民として、A総理とB総理、どちらを評価しますか?

私だったら、A総理の方を評価します。

 

■自分に自信が持てない人へ

でも・・・

どうやっても自分に自信が持てない。

自分の考えが間違っていたらどうしよう、間違った自分の考えで他人に嫌われたらどうしよう。

まだ、こんな心配をしている人いますか?

そんな気持ち、痛いほどよく分かります。

では、自分に自信が持てない人へ、自分に自信を持てるようになる方法を解説します。

 

■世の中何が正しいのかなんて分からない

世の中なんて、自分が考えるよりもよっぽど薄っぺらです。

今、常識と言われていることだって、数年後には非常識になっているかも知れません。

今正しいと思っていても、数年後には正しくない。

そんなもんなんです、人間の世の中なんて。

では、そんな例をあげてみます。

 

■風邪を引いたら病院へは間違い

風邪を引いた、どんどん喉が痛くなって熱も出る。

こうなると、市販薬よりも病院から出された抗生物質を飲まないと治らない。

こんな風に思って病院を受診している人、多くありませんか?

そして、病院を受診すると出される抗生物質。

「あぁ、早めに薬を飲んで、早く治そう」

こんな風に思っている人、多くありませんか?

 

■風邪の原因の約90パーセントはウイルス

風邪の原因の大半、約90パーセントはウイルスによるものです。

で、残りの10パーセントの原因が細菌など。

抗生物質が効くのは、細菌感染を治療する時です。

そう、ウイルスに抗生物質は効果がないんです。

結局、風邪の大半は、体を休めて栄養を摂って、自分の体の抵抗力で治していくしかないんです。

正しいと思われている『風邪を引いたら早めに病院へ』は、実は間違いなんです。

世の中の正しいと思われていることなんて、所詮こんなもん。

 

■疲れるから水を飲むなは間違い

少し前の時代になりますが、私たちが運動部で活動する時には鉄則がありました。

『疲れるから水は飲むな!』

おっかない先輩がたくさんいて、練習中に水を飲むなんてもっての他。

野球部だった私は、夏休みの炎天下、日陰のないグラウンドで水を一滴も飲まず、激しい練習を重ねることが当たりまえだと思っていました。

喉がカラカラで意識がもうろうになったことなんて多数。

自分は「飲みたい・・・」

でも、先輩に怒られたくない、監督の先生に怒られたくない、この気持ちだけで、我慢の限界を超えても我慢を続けました。

でも、現代は・・・。

分かりますよね、あれだけ正しくて、恐ろしかった運動部の鉄則なんて、所詮そんなもん。

 

■自分を信じよう

世の中の正しい、正しくないの基準なんて、どれほどいい加減なもんか分かってもらえたと思います。

では、どうすれば他人の評価を気にせずに、自分の意見を持てるようになるのでしょうか?

それは、自分を信じること。

自分の考えが、世の中の大半と違っていても、自分を信じてあげるだけ。

そうすると、自分の意見をしっかりと持てるようになります。

 

■自分を信じると同じ意見の人に囲まれる

他人に嫌われたくないが優先すると、自分の意見を持てなくなります。

「嫌われたらどうしよう」って思うから。

でも、そんなことよりも、自分を信じて、自分の意見をしっかり持つ。

結果、その意見に反対の人は、自分の周りから去って行くかも知れません。

でも、代わりに・・・

自分の意見と同じ意見を持っている人だって必ずいるはず。

赤い色が嫌いな人がいたとしても、赤い色が好きな人だっているんです。

自分の意見に反対する人はいるかも知れませんが、自分と同じ意見を持つ人も少なからずいる。

自分を信じて、自分の意見を持てるようになると、自分と同じ考え方の人に囲まれるようになるんです。

だから、無理に他人の評価なんて気にしなくていい。

 

■まとめ

まとめます。

他人の評価を気にしてばかりだと、自分の評価を下げてしまいます。

だって、本当に信頼できるのは、場合によっては自分に反対してアドバイスをくれる人だから。

自分の意見に自信が持てないかも知れませんが、世の中で正しいと思われていることだって、いつまで正しいか分かりません。

だったら、自分の考えを信じて行動するのみ。

そうすると、自分に反対する人は去りますが、自分に賛成する人に囲まれて、より自分に自信を持てるようになって行きます。

こんな感じで、自分の意見を持てるようになると、自分への追い風が吹いて来るんです。

だから、自分に自信を持って、自分の意見を持てるようになりましょう!