■失敗のイメージ

あなたは、失敗に対してどんなイメージを持っていますか？

「恥ずかしい」とか、「他人に迷惑をかける」とか、「取り返しがつかない」とか。

失敗の大小に関わらず、ネガティブなイメージを持っている人が多いと思います。

でも、少しでも意識高い系の人であれば、失敗から学んで成長できることも知っているはず。

同じ失敗を二度と繰り返さない。

そして、そのやってしまった失敗から学んで成長するためには、どうすればいいのでしょうか？

今回は、失敗した後の正しい行動の仕方について解説したいと思います。

■失敗から1秒でも早く立ち直る

では、結論から書きます。

失敗をしてしまった時に取るべき正しい行動は・・・

『1秒でも早く立ち直る』こと。

でも、失敗ってメンタルやられますよね。

なかなか立ち直ることが難しい。

だからこそ、正しい考え方で、失敗から立ち直ることが必要なんです。

■まずはダメージを最小限で抑えること

失敗をすれば、気分が落ち込みます。

「あんなことをしなければ良かった」ってクヨクヨ考えます。

でも、失敗した大前提として、『失敗した事実は変わらない』。

まずは、ここをきちんと理解することが大切。

クヨクヨと考えて、失敗した事実が消えるのであれば、いつまでもクヨクヨと考えればいいと思います。

でも、どんなことをしたって『失敗した事実は変わらない』。

だったら、失敗した瞬間から気持ちを切り替えて、ダメージを最小限で抑えることが大切です。

■失敗した時の気持ちの切り替え方

失敗した瞬間から気持ちを切り替えた方がいいのは分かった。

でも、なかなか切り替えられないから、クヨクヨ悩むんですよね。

そして、メンタルが崩壊して行く。

では、ここからが本題です。

私が実践している『失敗した時の気持ちの切り替え方』を3点紹介したいと思います。

■動物は悩まない

失敗した時の気持ちの切り替え方①　動物は悩まない

失敗した後、クヨクヨ悩むのは人間だけです。

それは、人間が複雑な思考回路を持ってしまったが故。

そう、頭が良すぎるんです。

その証拠に、動物は失敗したって悩みません。

そんな動物たちを見て、私たち人間は思います。

「動物って、知能が低くて哀れだなぁ」って。

でも、動物たちの視点で考えてみてください。

たった1度の失敗で、クヨクヨ心を悩ませている人間。

それこそ、仕事でミスをしたからって、この世の終わりみたいな表情をして落ち込む人間の姿を見て、動物多とは思うことでしょう。

「人間って、知能が低くて哀れだなぁ」って。

人間が悩んでいることなんて、動物たちから見たら、いかにちっぽけなことか。

人生の中で、他にやるべきことが山ほどあるんです。

動物たちを見習いましょう。

■生きているうちだけ

失敗した時の気持ちの切り替え方②　生きているうちだけと思う

大小に関わらず、失敗すればダメージを被ります。

中には、大ひんしゅくを買って、他人から白い目で見られるような失敗だってあるでしょう。

「アイツって、本当に疫病神だ」

こんな噂が立っていたら、たちまちメンタルが崩壊しますよね。

でも・・・

こんな噂で落ち込むのが永久に続くでしょうか？

答えはノー！

そう、生きているうちだけのことなんです。

人生で失敗をしなかった人も、毎日失敗の連続だった人も、死んでしまえばみんな一緒、何にも無くなってしまう。

失敗して落ち込むのだって、生きているからこそ。

だったら、その落ち込みを楽しんじゃえばいいと思いませんか？

そう、楽しむのは生きているうちしか出来ません。

「ヤバい、失敗した」ってドキドキするスリル、

「あ～、やっちゃった」って言う落ち込み、

「よし、次は繰り返さないぞ！」って言う熱意。

これを楽しめるのは生きているうちだけ。

失敗を思い切り楽しみましょう！

■ひとつ大人になれた

失敗した時の気持ちの切り替え方③　ひとつ大人になれたと思う

失敗から学べることは数えきれません。

だから、凹むのではなく、喜ぶんです。

『また、ひとつ大人になれた』って。

人間、失敗はつきものです。

でも、失敗から逃げている人は失敗できません。

失敗できた人は、それだけチャレンジしているって証拠。

・失敗から逃げ続けている人

・失敗を求めてチャレンジし続けている人

どちらが人生を充実させられるでしょうか？

もちろん、失敗を積み重ねている人ですよね。

この経験が、いざという時に役に立つ。

これからは、失敗したら喜びましょう。

『またひとつ経験を増やせた！』

『また、ひとつ大人になった！！』って。

失敗を避けている人は経験できない、素晴らしい経験を求めて、失敗を喜びましょう。

■失敗した後が大切

ここまで、失敗した時の気持ちの切り替え方を解説して来ました。

何よりも大切なのは、失敗をした後の行動。

いつまでも思い出してはため息をつくなんてのは論外。

1秒でも早く気持ちを切り替えて、次の行動に移りましょう。

その失敗を自分の成長の糧にするように。