防げ、メンタル崩壊!悩み、不安を軽減する、誰でもできるストレス解消法は客観視

人生改善術

■悩みや不安を抱えていませんか?

あなた、今、悩みや不安を抱えていませんか?

絶望のどん底、逃げ場のない不安、取り返しのつかない状況。

もしかして、今が人生で一番深刻な悩みを持っている人もいるかも知れません。

でも、大丈夫。

少し考え方を変えるだけで、ストレスを消し去ることができるかも知れません。

今回は、悩みや不安を和らげるための考え方のコツを解説したいと思います。

 

■視点を変える

結論から書きます。

不安や悩みを和らげるためには、『今の自分を客観視』すること。

少しだけ意識して、この考え方をするだけで、深刻な悩みや不安も、少しずつ楽になって行くんです。

では、具体的にどんな風にすればいいのかを解説します。

 

■自分を客観視する

今、深刻な悩みや不安を抱えている自分。

この自分のことを客観視します。

そう、あなたは自分だけど、自分じゃない人。

イメージ的には、悩んでいる自分を天井から見ている感じです。

「あ、アイツ、結構悩んでるな」って感じで、頭の上の方から自分を見ているイメージです。

まずは、この方法を取り入れてみる。

私も、その都度このイメージを取り入れて、悩みや不安と闘うようにしています。

 

■客観視の効果

では、頭の上の方から自分を見るイメージを持つことで、どんな効果が得られるのでしょうか。

 

■第三者的に感じられる

効果① 第三者的に感じられる

言うまでもなく、行き場のない悩みや不安は辛いものです。

頭がモヤモヤ、胸がキュンと締め付けられて、息が詰まりそうな感覚。

深刻な悩みや不安を抱えた時のこの感覚は、本当に嫌なものです。

でも、自分を客観視すると、自分の悩のはずが、何だか他人の悩みのような感覚になって来るんです。

 

■「あ、アイツ悩んでる」

頭上から見ていると、

「あ、アイツ今悩んでる」って自分を客観視できます。

自分にとって深刻な悩みのはず。

でも、本当の自分は頭上にいる自分。

イメージ的にはこんな感覚。

仕事の重圧、失敗した時の気まずさ、過度な緊張感などなど。

本当は辛いはずなのに、次第に悩みが自分の悩みじゃないような感覚になるんですね。

 

■逃げ道が見つかる

効果② 逃げ道が見つかる

悩みや不安が深刻であればあるほど、どんどん追い込まれていきます。

余裕がなくなって行く。

すると、比例して視野がどんどん狭くなっていくんです。

本当だったら、いろいろな逃げ道や解決策があるはずなのに、それを考える余裕がなくなってしまう。

これが悩みや不安の厄介なこと。

でも、頭上から自分を見る感覚でいると、視野が広がって行くんです。

 

■余裕を持てることのすばらしさ

もう逃げ道がない、取り返しがつかない、どうしようもない。

こんな不安や悩みに陥ったら、気持ちを少し落ち着かせて、頭上から自分を眺めてみる。

すると、意外と解決策が見えたりするんです。

前進しか考えていなくて悩んでいたことが、実は横に進めば解決できたり。

鳥かごに入った自分をイメージしてみてください。

前しか見えず、出口がないと思っていたのに・・・

頭上から見たら、実は後ろに大きな出口があった。

こんな感じで、少しだけ余裕を持てたら、実は深刻な悩みじゃなかったなんてことも多くあるかも知れません。

ちょっとだけ視点を変えて、上の方から自分を眺めてみる。

それで余裕を持てたら、ちょっとは楽になりますよね。

 

■悩みが小さく感じる

効果③ 悩みが小さく感じる

目の前にあると、悩みや不安はものすごく大きく感じます。

どうしても解決できない、逃げられない。

だからこそ、深刻に悩むし、大きく不安を感じます。

でも、頭上から自分を眺めてみるとどうでしょうか。

同じ悩みや不安。

目の前にある感覚と、上空から眺めた感覚で、どんな違いがあるでしょうか。

 

■上から見ると小さく感じる

例えば、社内の人間関係。

当事者にとっては、ものすごく深刻なことだと思います。

でも、上空から見てみましょう。

自分の頭上→会社の屋上→富士山の頂上→宇宙空間。

こんな感じで、視点をどんどん高くすると、悩みもどんどんちっぽけに感じませんか。

宇宙空間から地球を見る。

グーグルアースでどんどん縮小して行くイメージですかね。

すると、自分たちがアリさんみたいに感じませんか?

比例して、悩みもちっぽけに感じて来ると思いませんか。

 

■私の場合

悩みや不安を感じたら、必ず頭上から自分を見るようにしています。

奥さんとケンカをした時。

頭上から見てみると、なんてくだらない原因でケンカをしてるのかが良く分かる。

人前で緊張している時。

頭上から見てみると、誰も大して聞いていないのに、一人で緊張しているのが良く分かる。

逃げ場のない悩みを抱えた時。

頭上から見てみると、生きているだけで何とでもなることが良く分かる。

こんな感じで、自分を客観視するクセをつけてからは、悩みや不安を大分軽減できるようになりました。

 

■最終的には大したことない

自分を客観視して行くと、悩みや不安は大したことない感覚になって行きます。

最終的には大したことない。

だって、悩みや不安を感じているのは生きている証拠。

悩みや不安を味わえるのは生きている間だけなんです。

でも、目の前にあると結構辛いのが悩みや不安。

だから、少し上から見て楽になりましょう。

少しで足りなければ、もっともっと上の方から見る。

上から見れば見るほど、悩みや不安はちっぽけになって行きます。