新しい年を迎えて

人生改善術

■新しい年の清々しさ

1月1日、1年のスタートは清々しい。

そして、「今年は○○の年にする!」と目標を立てる人もたくさんいると思います。

年が明ける。

たった1日ちがうだけなのに、12月31日と1月1日では感覚が全く違います。

■清々しさ、いつまで続きますか?

新しい1年、積もりたての新雪みたいに、ものすごく清々しい。

でも、その清々しさ、いつまで続きますか。

毎日、忙しかったり、何となく過ごしたりを繰り返していくうちに、いつの間にか普段の毎日に戻ってしまいます。

気が付くと、「来年は気持ちも新たに!」とか考えちゃう。

本当は、今も清々しい時間を過ごしているはずなのに。

■元日だけじゃない

そもそも、1月1日だって普通の1日。

でも、年が変わって最初の日って言うだけで、これだけ清々しさが沸いてくるんです。

そう新しい瞬間を迎えるだけで。

そう考えたら、月が変わるときだって、週が変わるときだって、日が変わるときだって、意識して清々しさを感じないともったいないんじゃないですか?

■人生は初めての瞬間の連続

改めて言うまでもなく、人生は1回きり。そして過去には戻れません。

令和3年の1月2日だって、1月3日だって、今までの人生の中で初めて迎える瞬間なんです。

そう、今こうしている瞬間だって、人生の中で初めての瞬間。

元日だけがまっさらな新雪じゃなくて、常に訪れているこの瞬間、瞬間がまさに、足跡ひとつない新雪なんです。 この瞬間、瞬間の連続を何気なく過ごすのか、清々しく感じて過ごすのか、 後々、結構大きな差になると思いませんか。

■人生の中で一番若いときはいつ

目標でも、行動でも、習慣でも、何か新しいチャレンジを始めようと思ったときは、できるだけ早く行動することが大切です。

「準備ができるまで待って」、とか、「機が熟してから」とか、

そんなことを言っていたら、時間はどんどん過ぎてしまいます。

人間は、嫌でも歳をとっていきます。

そして、 今、この瞬間が「人生の中で一番若い瞬間」、「一番パフォーマンスを発揮できる瞬間」なんです。

逆に言うと、瞬間瞬間を逃していくと、歳を取ってパフォーマンスが落ちる一方。

■1月1日の威力は絶大だけど

繰り返しますが、1月1日の力は絶大。

たった1日違うだけなのに、多くの人が新しい目標を立てたり、気持ちを切り替えたりして、夢や希望を持って仕切り直しするんです。

でも、新しい瞬間が来るのは何も1月1日だけじゃない。

次々とやってくる瞬間が、自分たちにとっては初めて迎える瞬間。

仕切り直ししたり、気持ちを新たにしたりできる瞬間が次々やって来るんです。

■瞬間、瞬間を意識して行動せよ

今、そして次に来る瞬間。

それは、今の自分にとって一番若くて、一番成功の確率の高い瞬間。

だったら、やるしかないでしょ!

瞬間、瞬間を意識して、とにかくチャレンジあるのみ!

新年一発目、自分もチャレンジの年にしたいと思います。