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■ありますか、コンプレックス?
多かれ少なかれ、コンプレックスって誰にでもあるんじゃなかと思います。
例えば、背が低いとか、学歴が低いとか、イケメンじゃないとか。
そのコンプレックス、使い方次第で自分を苦しめることにも、自分の成長につなげる力になることにもなるんです。
そう、使い方次第で。
■コンプレックスを力に変える方法
コンプレックス、どうせだったらプラスのパワーに変えたい。
その方法は、逆転の発想で考えること。
コンプレックスを逆手にとって、自分が出来ることを考えるんです。
■コンプレックスを武器に変えるには
「でも、自分の弱点であるコンプレックスを武器にするって相当難しいんじゃない?
そう言いたい気持ちは良く分かります。
では、人よりも劣っていると感じているコンプレックスを、どうやって自分の武器に変えて行けばいいのでしょうか?
その方法は、受け入れることから始まります。
■コンプレックを受け入れる
背が低いとか、学歴が低いとか、イケメンじゃないとか。
自分が劣っているとコンプレックスを感じているなら、まずはそれをありのままに受け入れる。
自分は背が低い、学歴が低い、イケメンじゃない。
それを隠そうとか、克服しようって思っているうちは武器にできません。
■隠そうとすることの危険性
隠そう、隠そうとすれば、余計に自分のコンプレックスを意識することになります。
結果、自己否定につながるんですね。
「俺はなんでこんなに背が低いんだろう」
写真を撮る時に背伸びをする、背の高い人と並ばない、シークレットシューズを履く。
涙ぐましい努力ですよね。
そして、痛いほど気持ちが分かる。
でも、そんなことをすると、逆に自分のコンプレックスを意識する回数が増えるんです。
そして・・・
「ああ、何で俺はこんなに背が低いんだろう」
「ああ、何で俺はこんなにダメなヤツなんだろう」
って、自己否定するようになるんです。
■自己否定の怖さ
自分にとって一番大切な存在であるはずの自分自身。
その自分自身を否定する。
すると、自分に自信が持てなくなる。
もう分かりますよね。
大切な場面が来ても、自分に自信が持てない。
結果、自分の望む結果とは正反対の、最悪の結果が生じます。
大好きなあの子と食事をするチャンス。
でも、自分に自信が持てずに・・・
会話が弾まない、視線を合わせられない、笑えない。
相手は、あなたが背が低いことなんて、何とも思ってなかったとします。
でも、会話が弾まない、視線を合わせてくれない、笑ってくれない。
そう、自分に自信が持てないことで、自分からチャンスを棒に振ることになってしまうんです。
だから、コンプレックを隠そうとしない。
■克服しようとすることの怖さ
では、克服しようとするのはどうでしょうか?
学歴が低いことがコンプレックス。
大学に行けずに、高卒の自分に負い目を感じ続けている。
だから、社会人になってから一生懸命に勉強をした。
そして、通信課程で大学に入学。
とにかくがんばって、時間を使って勉強して卒業できた。
一見、素晴らしく見えます。
でも、本当にそう?
■例え克服できても人並み
もし、通信課程で大学に入学した動機が、「大学で学びたいことがあるから」なら素晴らしいと思います。
でも、大学に入学した目的が「学歴が低い自分が嫌だから」だったら・・・。
必死で勉強して、長時間を勉強に費やして、やっとやっと通信課程で大学に入学、卒業できたとします。
「やった、俺はこれで大卒だ!」
でも、それって自分の中だけの喜びじゃないの?
だって、大卒になったからって人並みじゃない。
コンプレックスを克服できたとしても、人並みのレベルになっただけ。
■コンプレックスを克服するのは難しい
人並みになったからと言って、世界が変わるかと言うと、実際は難しいと思います。
世の中には、秀でている人が履いて捨てるほどいます。
学歴だって、上を見たらキリがない。
自分が劣っていると感じている学歴で、大学を卒業できたからと言ったって、高学歴の人なんて世の中にあふれている。
そんな中で、突き抜けた存在になるのは至難の業。
だったら、コンプレックスの克服に時間や労力を割かずに、その余力を自分の得意分野に注いだ方がいいと思うんです。
得意分野を伸ばせば、その分野で突き抜けた存在になれるかも知れない。
突き抜けた存在になれば、世界が変わるかも知れないんです。
■受け入れた上で自分の魅力を知る
まずは、自分のコンプレックスを受け入れる。
背が低くたって、学歴が低くたって、イケメンじゃなくたって、別にいいじゃないですか。
それ以外の部分に自分の魅力がたくさんあることに気付くことが大切。
背が高くてトークが下手な人よりも、背が低くたってトークが面白い人だったら、人気者になれますよね。
そんな自分の魅力を自分で知ることが大切。
そして、その魅力的な部分を磨くことで、どんどん輝いて行く。
■相手は気にしていない
ぶっちゃけ、自分がコンプレックスに感じている部分だって、相手からみたらどうってことないって物が多いと思います。
「あ~あ、俺ももっとイケメンだったらなぁ」
自分では、夜も寝られない程に悩み苦しんでいるとします。
でも、周りの人はあなたの容姿なんて、全然気にしていない。
だって、容姿も含めた全てがあなた自身だから。
そして、そんなあなた自身に対して魅力を感じている人も沢山いるはずです。
■本当の自分でいることの心地よさ
万一、あなたのことを「お前、イケメンじゃないから嫌だ」って言ってるヤツがいたとします。
だったら、そんなヤツとは付き合わない。
そして、「イケメンじゃないけど、あなたに魅力を感じている」って言う人とだけ付き合っていけばいいと思います。
そうすることで、本当の自分、ありのままの自分、素の自分をさらけ出せる環境になって来ます。
だって、そんな人たちとだけしか付き合わないんですから。
そうして、自分の居心地を良くしていくことで、あなたの魅力がどんどん増して来ると思います。
■魅力を磨く
こんな感じで、コンプレックスに囚われなくなると、自分が楽になる。
そうなることで、魅力が増したあなたには、そのあなたの魅力を分かる人だけが集まるようになって来ます。
コンプレックスなんて忘れて、自分の魅力をどんどん磨いていってはどうでしょうか。
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