自分のイメージをくつがえせ！

1 ■自分自身にどんなイメージ持っていますか？
2 ■果たして、他人はどう思っている？
3 ■自分でイメージを固着させるな
4 ■勝手な決めつけはやめましょう
5 ■苦手なことを得意だと意識してみる
6 ■違和感を楽しめるか
7 ■苦手な（はずの）自分を演じてみる
8 ■演じているだけだから、自分に損失はない
9 ■人はない物探しをするのが常
10 ■自分自身のイメージを固着させるな
11 ■自分のイメージをくつがえせ！

■自分自身にどんなイメージ持っていますか？

あなたは、自分自身に対して、どんなイメージを持っていますか？

自分の場合は、こんな感じです。

「人前に出て話すのが苦手」

「人見知りで初対面の人と打ち解けられない」

「積極性がなく、リーダーシップを発揮できない」

総じて、自分に対してのイメージって、まず、苦手な部分、悪い部分が浮かぶことが多いです。

■果たして、他人はどう思っている？

「人前に出て話すのが苦手」「人見知りで初対面の人と打ち解けられない」「積極性がなく、リーダーシップを発揮できない」。。

果たして、他人が持っている自分のイメージって、同じなんでしょうか？

意外と、あの人って話上手だし、人懐っこいし、積極的なんて思われていることだってあるかも知れません。

■自分でイメージを固着させるな

自分自身のイメージ、自分で勝手に作ってしまい、その殻の中から抜け出せなくなっていること、ないでしょうか？

過去に苦手な経験をしたことがあり、こんな風に思っているのかも知れません。

「俺は、人前で明るく話すなんてガラじゃないし・・・」

「人見知りの俺だもん、初対面の人と打ち解けるなんて苦手だし・・・」

「リーダーシップなんて、どうせ俺じゃできないでしょ・・・」

ちょっと待った！

それって、自分で勝手に決めつけているだけじゃないの？

■勝手な決めつけはやめましょう

自分に「人前で話すのが苦手」なイメージを持っていたら、

もし人前で話す機会が訪れても、

ここで上手に話すのは俺のキャラじゃない」って、自分で自分にストップをかけてしまうと思いませんか。

■苦手なことを得意だと意識してみる

では、

本当は「人前で話すのが苦手」な自分を、敢えて「人前で話すのが得意」とイメージしてみてはどうでしょうか。

ここで感じるのが、強烈な違和感です。

本当は「人前で話すのが苦手」な）自分が、人前で上手に、まさにテレビの名司会者のように振る舞っている姿。

「自分らしくない、そんなガラじゃない、恥ずかしい。」

その違和感をどう捉えるかが分かれ道。

■違和感を楽しめるか

「自分はそんなガラじゃない」

激しく感じた違和感。

「ダメダメ、自分は苦手なんだから」と突っ返してしまうか、

「ん、もしかして楽しいかも」と受け入れられるか。

違和感を楽しめるようなら、それが成長につながります。

と言うか、成長するには、この違和感を楽しむことが唯一の方法。

■苦手な（はずの）自分を演じてみる

もし、苦手な（はずの）「人前で話すのが苦手な自分」を変えたいと少しでも思っているのなら、

敢えて「人前で話すのが得意な自分」を演じてみるのがおすすめです。

練習だと思って、演劇の役だと思って、やりにくければ、上司からの業務命令だと思ったっていいんです。

イメージ的には、「自分は本当は乗り気じゃないんだけど、誰かに頼まれたから仕方なく演じてみるか」っていう感じ。

■演じているだけだから、自分に損失はない

ガラじゃない「人前で話すのが得意」な自分。

やってみて、もしうまく行かなかったとしても、演じているだけだから、別に平気。

ガラじゃなくて恥ずかしくても、演じているだけだから、本当の自分じゃないし平気。

そして。。

もし、万一、人前で上手く話せちゃったときは・・・、

その時は「やっぱり俺ってできるじゃん！」って自信を持てばいいんです。

■人はない物探しをするのが常

人は、自分や他人を見たときに、長所よりも先に欠点に目が行きます。

人のいい部分は意識して探さないと気づかないのに、人の悪い部分は嫌でも目に入ってくる。

こんな感じ。なぜかは分かりませんが、人の思考はそんな作りになっているんです。

自分はこれが苦手、あれが苦手って、それぞれの人がそれぞれに、自分のことを思っています。

■自分自身のイメージを固着させるな

だからこそ、自分では「俺は人前で話すのが苦手」って思っていても、

別のBさんも「私は人前で話すのが絶対に苦手」って思っている可能性もある。

そして、Bさんからは「あの人って、私よりも人前で話すのが上手」って思われているかも知れないんです。

自分では「人前で話すのが苦手」って思い込んでいても、 Bさんから見るあなたは「人前で話すのが上手な人」。自分で「苦手」ってイメージしてしまうこと、

そして、その殻の中に閉じこもってしまうことが、いかにもったいないことか、分かってもらえますか。