目次
■自分の大切なもの、大切にできていますか
今のネット社会、あふれるほどの情報に囲まれています。
何かの調べ物があれば、20年前とは比べ物にならない程の情報に触れることができます。
そうなると、生活や思考は効率化できて、本当に便利になったと実感しています。
でも、そんな効率化された生活の中、自分が大切にしているものを大切にすることが難しくなっているように感じ
ます。
■あなたの大切なものって何ですか?
ここで質問。
「あなたが大切にしているものってなんですか?」
家族、恋人、趣味、勉強、ファッション、時間、それとも仕事・・・。
言うまでもなく、自分の中でこれだけは譲れない、これだけはこだわりたいって言うものを誰しも持っていると思
います。
俺の場合だと趣味。
特に、F1なんかのモータースポーツが大好きで、サーキット観戦に行くこと、中継をテレビで見る時間、雑誌や
グッズを購入することなどなど、自分を整える時間として、大切にしていて譲れない。
■生産性を極めるのはいいこと?
冒頭に書いたように、今の世の中、ありとあらゆることが効率化されて便利になっています。
調べ物の例を挙げたけど、
20年前だったら図書館に行ったり、本を買って読んだり、現地に行って確認したり、莫大な時間と手間がかかった
物だったとしても、今はネットで簡単に、当時よりも良質の情報を手に入れることができると思います。
例えば、20年前だったら図書館に行ったりなんだりで、10日以上かかって調べてたはずの物が、今はもしかすると
数分で調べ終わる場合もあると思います。
まさに、10日間分も生産性が高まったと言えると思います。
でも、それって良いこと?
■極まる生産性
生産性が高まることは良いことだと思います。
だって、人間の持っている命の時間は、最長100年程度。
それを切り売りして生きているんだから、生産性が向上すれば、たくさんのことを経験することができるはず。
そして、生産性を高めようと思ったら、もっともっと高めることができると思うんです。
■生産性を高める例
ここでは、生産性=時間の有効活用と考えます。
例えば、身の周りの物で・・・ 靴下。
俺も大分前からやってるけど、無地、黒の同じ靴下を10足分ほどまとめ買い。
すると、持っている靴下は全部「無地、黒」の同じもの。
だから、朝の超忙しい時に、靴下を選んだり、探したりしなくて済むんですね。
だって、手に取ったものは全部一緒、右も左も関係ない。
たくさんある中から2つとって履くだけでいいんです。
まさに、時間の効率化。
実際、これはすごく便利で、後になってYouTubeなどで同じ方法を紹介している人を知って、してやったりの思い
でした。
■生産性をどこまで求めるのかが大切
こんな感じで、どんどん生産性は上げることができます。
極端な話・・・、
服だって、同じもので統一すれば、選ぶ手間がない。
髪型だって、坊主、いや、永久脱毛してしまえば、整えたり、床屋に行く手間がない。
歯だって、総入れ歯にしてしまえば、歯みがきする手間がない!?
まあ、極端な例ですが、実際にやってしまえば、ものすごく身軽で、爽快になるような気がします。
でも、果たして全てが良いことか。
■自分の大切なものを大切にする
例えば、「俺は服に全く興味がない」って人だったら、同じ服を10セット準備して、毎日同じ格好をすれば、もの
すごく楽でしょう。
でも、「俺は服に興味があって、おしゃれを楽しみたい」って言う人だったら、同じ服しかないって、苦痛以外の
何物でもないはず。
そんな人にとっては、服選びで生産性を上げるって間違った方法になるはずです。
そして、当たり前だけど、大切にしたいものって人それぞれ違う。
■生産性を上げるカギ
ここで、改めて、生産性を上げることは大切だと認識したいと思います。
それは、命の時間は限られているから。
人生100年のうちに、出来ることならたくさんのことをしたい。
そのためには、
①生産性を上げるべきもの
②これだけは大切にするもの
この2点を明確にすることが大切だと思います。
ここが明確でないと、時間を浪費したり、忙しさに追われて余裕のない毎日を送ることになってしまうんです。
■無駄を楽しむ大切さ
自分の大切なものに取る時間。
結局、人間が余裕を持って生きるためには、無駄を楽しむことが必要なんだと思います。
家族、恋人、趣味、勉強、ファッション、それとも仕事!?
趣味なんて、まさに無駄の骨頂。
俺もレーシングカーのミニカーをコレクションしているけど、
購入するのに選ぶ時間、それに掛かるお金、飾る場所、全てが無駄。
俺以外の家族から見たら、ゴミ以外の何物でもないと思います。
でも、俺にとっては、自分を整えるための、貴重な貴重な価値のあるもの。
■無駄を楽しめないとどうなるか
さっき、「自分の大切にしたいものをしっかりと明確にしないと、時間を浪費したり、忙しさに追われて余裕のな
い毎日を送ることになってしまう」って書きました。
そして、それが具現化すると、ストレスとなり、うつ病、引きこもり、健康被害などの症状となって出て来るん
じゃないかと思います。
そうなったら最悪、身も蓋もなくなってしまう。
■逆に、無駄を楽しむとどうなる
逆の発想で、無駄を楽しめば、ストレスも解消できる、明るく健康にいられるはず。
俺も、仕事のストレスがたまった時、憂鬱になったとき、嫌なことがあった時には、必ず自分を整えられるものに
戻るようにしています。
俺にとっては、それが趣味のモータースポーツに触れること。
■自分を整えるものを持っている人は最強
趣味でも、何でも、自分を整えられるものを持っている人は強いと思います。
凹んだとき、イライラしたとき、うまく行かないとき、
自分の気持ちをリセットして、プラスに修正していけるから。
毎日がんばっているからこそ、自分の大切なものを大切にする時間を持って、自分を整えることを忘れないように
してみてください。
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