目次
■休日、ダラダラと動画を見ているだけで終わっていませんか?
毎日がんばっているはず。
でも、最近はこれと言った目標もないし、何に時間を使えばいいのか分からない。
待望の休みの日にも、ダラダラと動画を見ているだけで1日終わってしまう。
「これじゃダメだ!」
って思っても、結局ダラダラと過ごしてしまう。
こんな人、いませんか?
まさに、最近までの俺がそんな感じでした。
■気分が乗らない時に効果抜群の解決策とは
やる気がない、目標もない、気分が乗らない・・・。
そんな時の解決策は、
「ライバルを作ること」
人から刺激を受けることで、やる気がみなぎって来るんです。
心理学や教育の世界でも、「ピア効果」と言われて、その効果が実証されているんです。
ピア効果
意識や能力の高い集団の中に身を置くことで、切磋琢磨しお互いを高め合う効果のこと。
難関大学を目指す進学校のように、高い意識や能力を持った人間が集まりお互いを刺激・感化させることは、集団全体のレベルアップに加え個々の成長に相乗効果をもたらす。
ピア (peer) とは仲間、同級生、同僚、地位・能力などが同等の者という意味を持つ単語。
■ライバルを作ることの効果
では、ライバルを作ることの具体的な効果を見てみたいと思います。
いつものように、3点あげてみます。
■目標が目に見えて分かりやすい
効果① 目標を可視化できる
何となく生活していると、例え目標があったとしても、何となくのイメージしか持てていません。
人間って自分たちが思っているよりも結構いい加減。
いつの間にか、目標を忘れちゃうんですね。
それに、俺みたいに、そもそも目標を持っていない人も多数いると思います。
そんな時に、ライバルがいるだけで、目の前に見えて来るんですね、目標とやるべきことが。
「アイツに負けないように、次はこれをしなくちゃ!」
もう、ダラダラと動画を見て過ごすなんてことはなくなります。
目標が常に目に見えていると、その時々でやるべきことも明確。
ライバルに勝つために何をすればいいのかが明確になるので、がんばりやすくなるんです。
■闘争心に火がつく
効果② 自分の闘争心に火が付く
ライバルに負けた自分を想像してください。
めちゃくちゃ悔しくないですか?
そう、ライバルを作ることで、自分の闘争心に火が付くんです、メラメラと。
1人で頑張るのって、結構ツライ。
「今日はこれぐらいでいっか」
やっぱり、楽な方に流されやすくなるんですね。
でも、ライバルがいるだけで・・・
「アイツが10回やるなら、俺は11回やってやる!」
人間、一番頑張れるのって闘争心に火が付いた時だと思います。
アイツに負けないためにも、ダラダラと動画を見ている暇なんてなくなります。
■成長の伸びしろが大きくなる
効果③ 成長の伸びしろが大きくなる
ライバルを作ることの一番の効果はコレだと思います。
「アイツには負けたくない!」
そのためには、自分の力を向上させなければなりません。
ダラダラと動画ばかり見ている時間なんて、もったいない!
「“アイツ”以上の自分にならなければ、負けてしまう」
そうやって頑張ることで、自分の力がどんどん向上していく。
気が付けば、自分1人で頑張った時よりも、はるかに成長した自分。
そう、ライバルと競ることで、成長の伸びしろを上げることができるんです。
■仮想敵でも構わない
ライバルと言うと、同じ目標に向かって互いが切磋琢磨することをイメージしがちですが・・・、
俺は、仮想の敵でも構わないと思います。
とにかく、自分をバチバチ刺激するための敵を見つけることが大事。
■俺のライバル活用術
じゃあ、実際に俺がしているライバルの活用方法をエピソードとともに書いていきたいと思います。
■短所の克服
俺の場合は、自分の短所を伸ばすためにライバルを活用することがほとんど。
例えば、俺は口下手で、人前で話すことが苦手。
だから、身近にいる「トークがうまいヤツ」を見つけては、勝手にライバルに仕立て上げます。
そして、ソイツのことを徹底分析。
「あ、面白いこと言ったじゃん。真似しよう!」とか、
「こんな場面でフランクに話してるなぁ。俺、堅苦しすぎなのかも」とか、
「こんな時にはこんな内容で話せばいいんだな」とか、
とにかく、自分と比べてソイツが優れている部分を自分の中に蓄積。
そして、そっくり真似したり、自分なりにアレンジしてみたり、自分のダメな部分に気付いたりして、口下手の克服のために活用させてもらっています。
■自分を追い込む
それから、自分の弱い気持ちに打ち勝つためにライバルを活用したこともあります。
ある国家資格を取るために、連日猛勉強をしていた時期。
家での勉強は誘惑が多いから、図書館に連日通っていました。
すると、同じように毎日通っては勉強しているヤツを発見。
勝手にライバルに見立てて・・・
「お、アイツ今日も来てる」
「アイツ、まだ帰んないな、じゃ、俺ももうちょっと」
「アイツ頑張ってるよなぁ、俺も負けないように頑張ろう!」
みたいに、相手は何にも気づいていないのに、俺の中では最大のライバル、好敵手として、彼からものすごい量の刺激と励み、勇気をもらって、無事に試験に合格することができた経験もあります。
■自分の得になるなら、何でも使うべき
いくら自分はスゴイ、自分は頑張れるって思っていても、完璧な人間は存在しません。
と言うことは、他人は自分にない力、自分にない魅力を必ず持っているっていうこと。
だったら、どんどんライバルを作って、自分にない物に気付いたり、自分への刺激をもらったりした方が絶対にいいはず。
自分の得になるのであれば、勝手にライバルに仕立て上げてでも、ソイツを有効活用すべきだと思います。
■さっそくライバルを作ろう
毎日ダラダラと動画ばかり見て過ごしている人は、ぜひ周りの人に目を向けて欲しいと思います。
知っている人でも、見知らぬ人でも、その人の行動を見て刺激を受ける。
その人と比べて、自分ってどう?
勝ってる?、負けてる?
その人に負けないように、自分の気持ちを奮い立たせる。
そうするだけで、ダラダラと動画を見続けてしまう時間が少しは減るんじゃないかと思います。
最近のコメント