目次
■文句、言ってませんか?
「まったく、うちのバカ上司のせいで!」
「うちの嫁さんは細かすぎるんだよ!!」
「今どきの若者は、本当になってない!!!」
あなたは、何かあるにつけて文句ばかり言ってませんか?
■文句を言える環境は恵まれている
まず、1つ目に大切なこと。
それは、文句を言えるという環境は恵まれている。
これを理解しましょう。
そう、「うちのバカ上司は!」って言えるということは幸せなんです。
■人は文句を言っている時が一番楽
人は、文句を言っている時が一番楽です。
「いやいや、あまりにストレスが溜まり過ぎているから文句が出るんだよ」
そう言いたい気持ちは良く分かります。
でも、文句を言っている時が一番楽なんです。
■悪いのは自分じゃなくて他人
“文句を言っている”と言うことは、誰かのせいにしているということです。
悪いのはバカ上司で自分じゃない。
責任をバカ上司のせいにすることで、自分を守っている。
無意識のうちに、自分には責任がないと自分に言い聞かせているのかも知れません。
これ、自分に責任があったらどうですか?
■自分に責任があったら文句どころじゃない
もし、文句の原因が自分自身にあったら、誰かのせいになんてできません。
自分が責任を取って対処しなければならなくなる。
仕事がスムーズに回らないのが、バカ上司じゃなくて、自分の責任だったら・・・。
そう考えると、文句を言えるということは幸せじゃないですか。
まずは、自分が幸せなんだということを理解することが大切。
■文句の対象は幅広い
私たちは、何かあった時には、大抵、誰かのせいにすることができます。
「同僚が悪い」、「上司が悪い」から始まって、行きつく先は「国が悪い」、「世の中が悪い」、「時代が悪い」。
こじつけて行けば、大抵は誰かのせいにすることができるはずです。
少し前までは「アベが-」、今は「ガースーがー」。
こんなに幸せなことはないと思いませんか?
■恵まれている環境を受け入れて努力する
大抵は誰かのせいにすることができる。
誰かのせいにしてしまえば、自分は何もしなくてもいい。
こんなに恵まれている環境だったら、それをフル活用して、余力を自分自身の人生のために使うことができますよね。
その恵まれた環境、フル活用できていますか?
出来ていれば、例え文句ばかりでも、その文句はポジティブな文句だと言えると思います。
■ニュースの街頭インタビューを見て思うこと
テレビのニュースでよく見る、街角でのインタビュー。
最近だと、コロナの話題が多いですが、大抵は文句ばかりです。
「ワクチン接種がなかなか進まないのは、ダメな政府のせいだ」
「水際対策の徹底が必要なのに、これだけ遅いのは問題だ」
「緊急事態宣言をいつまで続けるのか、政府は明確に示すべきだ」
インタビューを受けている皆さん、さも被害者のような振る舞いで、自信満々に批判意見を述べています。
でも・・・
自分なるの対案を言っている人はほとんどいないんじゃないですか?
■対案のない文句はただのクレーマー
「ワクチン接種がなかなか進まないのは、ダメな政府のせいだ」
怒り心頭で、こんな風に言っている人がいたとします。
「じゃあ、ダメな政府に代わって、あなただったらどう対応しますか?」
これに対しての回答を持って文句を言っている人であれば、素晴らしいと思います。
でも、自分の案を持たないのに、文句を言っているだけでは、単なるクレーマー。
カッコ悪いし、そこで出る文句にはひとつもポジティブなことはありません。
ネガティブな文句だったら、言わない方がいいですよね。
■対案を持つことの大切さ
「ワクチン接種がなかなか進まないのは、ダメな政府のせいだ」
この文句に対して、
「今の政府の問題点は~と~で」、「自分だったら~のように対応する」
こんな風に自分なりの案を持っていれば、その文句は自分を高めてくれます。
ここに気付くのが2つ目に大切なことです。
■身の回りの文句、考えてみて
「でも、ワクチン接種なんて俺には知識がないし」
「専門家がいるんだろ、対策を考えるのはそいつらの仕事だろ」
そう言いたい気持ちも良く分かります。
そして、「国のせいだ」、「政府のせいだ」と文句を言って、誰かのせいにして自分が楽になっているだけのことを理解しているんだったら、それはそれで良いと思います。カッコ悪いけど・・。
でも、身の回りの文句、考えてみてください。
■自分に出来ることはないですか?
確かに、コロナのワクチンのことなんかは、問題が大きすぎて、個人の知識では対応できないかも知れません。
でも、「バカ上司のせい!」って文句を言っていること、もう一度見直してみてください。
あなたにも出来ることって、本当にないですか?
■自分の対案を持つこと
確かに、上司はバカで使い物にならないかも知れません。
それは事実だったとして、
だったら、自分がどうするか。
ここを考える習慣をつけることが大切。
何かあれば、自分なりの意見を持つクセをつけること。
これを意識することで、あなたの成長はどんどんスピードアップして行きます。
そう、他人と差をつけて、突き抜けた存在になれるんです。
■まとめ
話が分かりにくくなりました。
この記事で、私が伝えたいことをまとめてみます。
・文句を言えると言うことは、自分に責任がないことだから、あなたは恵まれているよ。
・そんなに恵まれている状況だったら、その余力を自分のために使えるんじゃない?
・自分の意見を持ってないのに、文句だけ言う人はただのクレーマーだよ。
・文句だけ言ってスッキリ!まあ、それでもいいけど、カッコ悪いよね。
・常に「自分だったらどうするか」を考えるクセをつけると、成長できるよ。
こんな感じ。
■文句を言っている場合じゃない
人の人生はたかだか100年。
そんな僅かな、ものすごく貴重な時間を他人の文句に費やすことほどもったいないことはありません。
でも、そんな文句も、あなたの意識しだいでは、ポジティブで意味のあるものに変化させられます。
「自分だったらどうするか」を意識して、突き抜けた存在を目指しましょう!
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