■型にハマった常識人になっていませんか

「前例がないから」、「みんなはどうしてる？」、「リスクの無いように」などなど。

あなたは、無意識に型にハマった思考になっていませんか？

■常識と照らし合わせて判断

前例に合わせる、一般的な見解、リスクを避けて安全に。

一見、常識のある判断をしているように思われがちです。

でも、考えてみてください。

たくさんのことをスポンジのように吸収して成長する子どもたち。

突拍子もないことをしたり、自分なりに工夫したり、時には危険なことをしたり。

そんなことは日常茶飯事ですが、「う～ん」と大人も唸ってしまうような斬新な発想が飛び出すことも多いと思います。

そう、型にハマってないからこそ出来るんですよね。

逆に言うと、私たち大人は、知らず知らずに型にハマっている。

しかも、真四角で面白みがない、二度と抜け出せないような、厳重な型に閉じ込められて一生を終えて行くんです。

■ハマった型から脱出しよう

「そんなのイヤだ！」って思ったあなた。

何とかして、ずっぽりとハマってしまった型から脱出しましょう。

では、どうすればハマってしまった型から抜け出せるのでしょうか？

■型にハマった人の典型

型にハマった人の典型です。

今から猛勉強をして、東大を目指そう！

こう聞いたらどうですか？

「勉強する時間がない」、

「お金もない」、

「こんな年齢だし」

「がんばって勉強して合格できなかったらどうするの」

「そもそも頭が悪くて勉強できない」

挙げたらキリがないほど出て来ますよね、出来ない理由が。

■出来ない理由を探さない

そう、型にハマった人の特徴。

何かあると、まずは“出来ない理由”探しから入ります。

「～だから出来ない」を繰り返して、無難に出来るようなことであれば取り組む。

こんな感じが典型的なんだと思います。

■伝統行事って面白い？

それじゃ、面白くもなんともないですよね。

よくありがちなのが伝統行事。

前回に倣って段取りを組んで、前回に倣って支障のないように終わらせる。

「例年通り、滞りなく開催できました」

これって面白い？

結局、再放送をしてるだけじゃないのかなって思ってしまいます。

■私の場合

私の場合、何かの提案があった時には、「まずは受け入れる」ことから入るようにしています。

誰も考えないような、突拍子もない、絶対に実現不可能な提案であるほど、「まずはやってみよう」って受け入れるように努力しています。

やることを受け入れた上で、その後で理論で武装。

「どうすればやれるのか」、

「何のためにやるのか」、

「誰のためにやるのか」などなど。

そして、突拍子もない無理難題でも、出来る限りのチャレンジをするようにしています。

■チャレンジすることで得られること

突拍子もない無理難題。

でも、最初から“出来ない理由さがし”をせずにチャレンジする。

チャレンジすることで得られるメリットを3つ挙げてみたいと思います。

■試行錯誤が武器になる

その①　試行錯誤

チャレンジするため、実行するために試行錯誤を繰り返します。

特に、突拍子もないような無理難題に立ち向かうための試行錯誤は、普段の生活では味わえないことだと思います。

難しければ難しいことほど、試行錯誤する。

そんな経験をしていると、常識で型にハマったことなんて、簡単に実行できるでしょう。

■失敗が成長を呼ぶ

その②　失敗

失敗する経験を得られることも、型にハマらないことにチャレンジするメリットだと思います。

突拍子もないような無理難題、大変であればあるほど、失敗して当たり前。

失敗しやすくなります。

そして、失敗する。

悔しい思いをして、なぜ失敗したかを分析して、次こそは成功させると決意する。

この過程を手に入れるだけで、自分の中で大きな経験、そして武器として活用できるようになると思います。

■チャレンジがチャンスを呼ぶ

③チャレンジこそがチャンスを呼ぶ

突拍子もないような無理難題にチャレンジ。

その前向きな力が、次のチャンスを呼び込みます。

「～だから出来ないって」

最初から出来ない理由を探すような人には、チャンスだって巡って来ません。

前向きにチャレンジするからこそ、失敗しても次のチャンスが訪れる。

チャレンジしている人にこそ、次のチャンスが巡って来るんです。

■出来ない理由じゃなく、出来る理由を探す

では、具体的にどう行動して行けばいいのか。

前述した出来ない理由を探してしまう人。

「～だから出来ないって」じゃなく、

出来る理由を探す。

可能性が0じゃない限り、必ず出来る理由があるんです。

その“出来る理由”を探すクセをつけていく。

９９パーセントが出来ない理由でも、残り１パーセントの出来る理由に目を向ける。

それを続けていると、だんだんと楽しくなって来ませんか？

だって、型にハマらないんだから、自由でやりたいようにやれるんだから。

■型にハマらない人は魅力いっぱい

ここまで見て来て分かるように、型にハマらない人は魅力いっぱい。

「～だから出来ないって」じゃなくて、「楽しそうだからやってみよう！」の方が楽しい。

難しいと思わずにやってみると、意外と簡単に出来ちゃったりするから、世の中は面白い。

■チャレンジをしよう

では、実践。

まずは、簡単でもいいので、新しいことにチャレンジしてみてください。

自分がしたことがないこと、知らなかったこと、興味がなかったこと。

何でも良いと思います。

その先には、新しい自分との出会いが待っています。

そう、型にハマっていない、新しい自分。

今日からどんどんチャレンジして行きましょう！