目次
■目標はデッカイ方がいい!
あなたは目標がありますか?
どうせだったら、誰にも負けないようなデッカイ目標を持った方がいい!
でも、達成できなかったら宝の持ち腐れになる危険もある。
今回は、デッカイ目標を達成するためのコツをまとめてみたいと思います。
■解決策は、大、中、小
いきなり解決策を書いてしまいます。
デッカイ目標を達成するためのコツは・・・
大、中、小の目標を立てることなんです。
■デッカイ目標の何がいけないか
大した努力をしなくても、すぐに達成できてしまうような目標では、面白くないし意味がない。
やっぱり、目標はデッカク行くべき。
でも、デッカイ目標を立てることにはリスクが付きまとうんです。
それも、かなりのリスクが・・。
では、デッカイ目標の何がいけないのか。
それは、目標がでっかすぎると、今やるべき行動が見えなくなること。
■例えば
例えば、「俺は世界制覇をする!」って言う目標を立てたとします。
今、普通の生活をしている俺は、世界制覇するために、果たして何をすべきか。
とりあえず腕立て伏せ?
英語の勉強?
円周率の暗記?
あまりにスケールが違いすぎて、何をすれば世界制覇できるのか、さっぱり分からなくないですか?
■目標を小さく落とし込む
ここで必要になるのが、目標を小さく落とし込んでいく作業です。
いわゆる「チャンクダウン」と言う考え方。
・世界制覇するためには、まずは「日本一」になる。
・日本一になるためには、まずは「都道府県一」になる。
・都道府県一になるためには、まずは「市町村一」になる。
・市町村一になるためには、まずは「学校一」になる。
この辺りになって来ると、何をすべきか分かって来ませんか?
さらに、
・学校一になるためには、まずは「学年一」になる。
・学年一になるためには、まずは「クラス一」になる。
・クラス一になるためには、「計算ドリルを間違えないでやる!」
ほら、今やるべきことが分かったでしょ(笑)。
■俺のエピソード
何度か書いているけれど、俺は娘の保育園で役員会の会長を務めています。
そして、俺を会長に推す声をいただいた時に思ったこと。
「史上最高の役員会会長になる!」
この壮大な目標を達成するために、やるべきことを考え抜きました。
こちらも何度も書いているけれど、俺は極度の人見知り、あがり症、口下手。
史上最高の会長をイメージした時に、自分の足りない部分をチャンクダウンして行ったんです。
■大、中、小の目標その①
まずは、人見知り、あがり症、口下手って言う部分を切り取って目標を立てました。
大の目標はもちろん、「史上最高の会長になること」
中の目標は「人前で堂々とスピーチできること」
では、小の目標は・・・
「日常の会話で、あいさつにひと言プラスして、とにかく喋り慣れすること」
具体的には、顔を合わせてあいさつする人すべてに、ひと言おしゃべりをプラスしたんです。
クルマの給油に行ったガソリンスタンドの店員さんには・・、
「おはようございます。今日は寒くて大変ですね」
仕事で応対した来客には・・、
「こんにちは、素敵なコートですね」
荷物を届けに来た宅配の人には・・、
「こんばんは、遅くまでお疲れ様です」
こんな感じ。
“小の目標”を達成するために努力したことで、大分喋り慣れすることができた。
そして、その努力の甲斐あって、
“中の目標”も、緊張しながらも堂々と人前でスピーチできて、クリアできたんです。
■大、中、小の目標その②
ただ、人前でスピーチができただけでは史上最高の会長にはなれない。
リーダーシップがないのも俺の大きな課題。
そこで目標その②
大の目標はもちろん、「史上最高の会長になること」
中の目標は「リーダーシップを発揮して、みんなを引っ張ること」
では、小の目標は・・・
「自分に自信を持てるようになること」
具体的には、自分が選んだことの結果がどうであろうと後悔しないようにしたんです。
「今日は曇りだけど、傘は持って行かない!」
結果、雨が降ったとしても、傘がいらないと決めた自分を褒める。
「買い物で、こっちのレジの方が空いていると思って並んだ!」
結果、隣のレジの方が速く進んでしまったとしても、“こっち”と決めた自分を褒める。
「仕事で、AとBのプランからBを選んだ!」
結果、同僚の大反対を受けた上にAプランの方が正解だったとしても、Bと決めた自分を褒める。
こんな感じで、
“小の目標”を達成するために取った行動のおかげで、少しずつ自分に自信が生まれて、ぎこちないながらも、“中の目標”のみんなを引っ張って行くことにつながっていった。
■目標はデッカク、行動は具体的に
俺のエピソードが長くなってしまったけれど、イメージ的にはこんな感じ。
とにかく、目標は限りなくデッカイ方がいい!
そのために、今やるべきことを分かりやすくするため、小さな目標を積み重ねていく。
そこで、あまり小さな目標をたくさん立てることになると、結局忘れちゃったり、面倒くさくなったりするから、大、中、小の3つくらいがバランス的にちょうどいいような気がしています。
■チャンクダウンはいろいろ使える
このチャンクダウンの考え方、今回は目標達成の仕方に絞って紹介したけれど、これ以外にもいろいろと使い道がある。
例えば、人との会話で、自分が聴き手に回るとき。
デッカクて返答しにくいような会話を小さくして行って、聴き手側も会話に混ざれるようにする。
なんて感じで。
いろいろなチャンクダウンの使い方ついては、俺のエピソードも含めて、後日紹介したいと思います。
■目標を達成しよう!
今は良い時代で、昔だったら「てめえで考えろ!」とか、「体で覚えろ!」みたいなことも、科学的な根拠をもとに知ることができる。
目標を達成するための方法だって、きちんとした根拠をもとに考えて行けば、デッカイ目標だって必ず達成できると思う。
目標があるのは素晴らしいこと。
デッカイ目標をチャンクダウンして、達成のために積極的に行動していきましょう!
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