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■風邪引きました
何年振りだろう、風邪を引きました。
喉が痛くて、体が重い。
「あ~、体調最悪」、「風邪なんて引かなければ・・・」
私は、こんな風には思いません。いや、思わないようにしています。
実際、風邪はツラくて体調最悪だから、できれば引きたくないです。
でも、あえて「あ~、最悪」なんて思わないようにしています。
今回は、風邪を引いた時の心の持ち方について解説したいと思います。
■風邪に感謝する
結論から書きます。
風邪は気づきのプレゼントです。
だから、風邪を引いたら風邪に感謝。
「あ~、風邪引いて良かった」って
風邪なんて最悪なのに、なんで感謝できるんだよ。
そう言いたい気持ちは痛いほどよく分かります。
そう言う私も、今風邪のおかげで最悪な体調ですから。
でも、感謝。
では、なぜ風邪に感謝すべきかを解説して行きます。
■風邪は気付きのプレゼント
風邪に感謝すべき理由は、いろいろなことに気付かせてくれるからです。
そう、風邪は気付きのプレゼントなんです。
だから、風邪に感謝する。
では、風邪はどんな気付きをプレゼントしてくれるのでしょうか?
■豊かな時代に感謝
風邪からのプレゼント① 豊かな時代に感謝
毎日毎日、当たり前に過ごしている今の時代。
朝起きてから夜寝るまで、当たり前過ぎて何とも思いません。
スマホがあって、冷暖房があって、雨風をしのげる家があって、病院があって、食べ物がある。
こんなこと、当たり前ですよね。
でも、その当たり前のありがたさに気付かせてくれるのが風邪。
スマホで治し方を検索できたり、暑くなく寒くなく快適に過ごせたり、病院でみてもらえたり、食べたい物を食べられたり。
そのありがたみに気付けるんです。
■100年前だったら
たった100年前の時代を考えてみてください。
冷暖房なんてなくて、夏は暑くて冬は寒い。
医療だって十分ではなく、風邪をこじらせたら命に関わることもあったでしょう。
食べ物だって、今と比べたらはるかに貧しい。
もちろん、スマホなんてない。テレビだって行き渡っていなかったでしょう。
たった100年。
偶然、今の時代に生まれることができた私たちって、どれだけ恵まれているのかを実感できます。
こんな風に、普段の当たり前のありがたさに気付かせてくれるのが風邪。
だから、風邪に感謝するんです。
■人の気持ちを理解できることに感謝
風邪からのプレゼント② 人の気持ちを理解できることに感謝
当然ですが、自分は自分、他人は他人。
思いやりの気持ちを持つことは大切ですが、他人の気持ちを100%理解することなんてできません。
だから、その立場になってみないと分からない。
風邪だって、自分が引いてみて初めてその辛さを理解できるんです。
■人間は忘れてしまう生き物
一度風邪を引いて、風邪の辛さを、身をもって実感したとします。
でも、悲しいかな人間は忘れてしまう生き物。
あれだけ辛かったのに、治ってしまうとスッカリ忘れて、それが当たり前になっちゃう。
だから、風邪を引いている人を見ても、その辛さを100%分かってあげることができないんです。
「アイツ、微熱くらいでだらしないな」とか、「大したことないんだから、仕事休むなよ」なんて思ってしまうこと、ありませんか?
■共感できる人になるチャンス
風邪を引いた時は、他人の気持ちを理解するチャンス。
「あ、あの人、この前風邪で休んだけど、こんなに辛かったんだ」
この共感する気持ちが大切。
風邪や体調不良だけではありません。
喜び、怒り、悲しみ、嬉しさ、全てに渡って、人に共感することが、信頼を得るには欠かせません。
でも、人間は忘れてしまう生き物。
その、忘れてしまっている部分に、風邪が気付かせてくれるんです。
■共感こそ信頼を得る必須条件
誰しも、一人で生きているわけではありません。
多かれ少なかれ、他人とつながって生きている。
だから、他人の気持ちに共感することが大切。
風邪を引いた時こそ、「あ、あの人の気持ちが分かった」って、いろいろなことに共感できる人になるチャンスなんです。
それに気付かせてくれる。だから、風邪に感謝するんです。
■健康でいられることに感謝
風邪からのプレゼント③ 健康でいられることに感謝
最後は、一番分かりやすくて一番大切なことだと思います。
健康のありがたみに気付かせてくれるのが風邪。
■健康こそが最高の幸せ
当たり前ですが、健康が何より大切です。
お金があっても、時間があっても、大切な人がいても、自分が健康でなければ、何の意味もありません。
そう、健康でないと人生を楽しめない。
その健康のありがたみに気付かせてくれるのが風邪なんです。
■人間は慣れてしまう生き物
もし、重病にかかって、余命1カ月と宣告されたらどうですか?
きっと、1分、1秒も無駄にしないように、一瞬一瞬を大切にすると思います。
でも、健康でいたらどうでしょう。
人間は慣れてしまう生き物です。
健康で過ごしていると、その生活に慣れてしまい、当たり前に感じてしまう。
余命宣告の有無に関わらず、元々、人生は有限のはず。
誰もが生きていられる時間に限りがあるはずなのに、それを忘れて、時間を浪費してしまう。
「まだ時間があるから、そのうちやろう」、
「今日はツイてない、早く明日にならないかな」、
「明日もあるし、今日はテキトーでいいや」
あなたは、こんな風に思うことありませんか?
そして、もし1カ月しか命の期限がなかったら、こんな風に思えますか?
■健康でいれば何でもできる
風邪を引いて体調が悪くなると、健康のありがたみが身に沁みます。
体がだるくなかったら、喉が痛くなかったら、熱がなかったら、あれだって、これだって、何でもできるのに。
そう、健康でいれば、ものすごく楽だし、メチャクチャ楽しいし、何でも出来るんです。
それに気付かせてくれるから、風邪に感謝するんです。
■定期的に風邪を引くべし
できれば風邪なんて引きたくないもの。
でも、今回解説したように、風邪を引くことで得られるものって、ものすごく多い。
だから、定期的に風邪を引いた方がいいと思います。
風邪に感謝。
その気持ちを忘れずに、早く治したいと思います。
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