目次
■行動力ありますか?
目標を持ったとき、すぐに行動に移すことができますか?
元旦に目標を立てたけど、半年後の今、気付いてみたら、何も行動していない。
やろう、やろうとは思っているけど、何も行動していない。
準備が整ったら、スキルが上がったら、時間が出来たら、でも、今は何も行動していない。
こんな人はいませんか?
今回は、即行動することの大切さと、即行動に移すための方法を解説したいと思います。
■「でも」、「だって」を言わない
結論から書きます。
「でも」、「だって」を言わない。ただこれだけ。
でも、ついつい言ってしまう「でも」、「だって」。
まずは「でも」、「だって」を言ってしまう理由を理解して、言わなくなるための心構えを解説していきます。
■行動の種類を考える
まずは、ひと括りに行動と言ってしまっている『行動』について考えて行きます。
同じ行動でも、友達と遊びに行く『行動』と、受験勉強をする『行動』って、同じに感じますか?
ここが最初に理解すべきポイントです。
■自分を成長させる行動は辛さを伴う
友達と遊びに行くことは、楽しいことです。
そして、友達と遊びに行くことは、自分の能力を高めることはありません。
単純に、好きなことをして、楽しむ。だから、苦にならないんです。
一方、自分の能力を高めることは辛さを伴います。
受験勉強をすることは、自分の能力(学力)を高めます。
能力を高めるためには、辛さや苦しさが伴います。
同じ行動でも、ただ楽しい行動と、苦しさを伴う行動の2つがあることを理解しましょう。
■辛いことは先延ばししたい
当たり前ですが、誰もが辛いこと、苦しいことは避けたいもの。
率先して苦しみたいなんて人は、明らかに変態です。
だから、行動に移せない。
参考書を買っただけで勉強した気分になって満足するなんて、よくある話ですよね。
参考書を買う行動は、自分の能力を高めません。
だから、買うと言う行動は楽にできる。
でも、買った後の勉強をすると言う行動は、自分の能力を高める。
辛くて苦しいから、行動に移しにくい人が多いんです。
■強い意志を持つ
辛さ、苦しさに立ち向かうためには、強い意志が必要です。
辛くて苦しいからこそ、自分の能力を高めることができる。
これをしっかり理解することで、辛さに打ち勝つ強い意志を持ちやすくなるんじゃないかなと思います。
■そうは言っても楽したい
自分の成長のため、強い意志を持って辛さに立ち向かう。
そうは言っても、人間は楽をしたいものです。
だから、いざ行動に移すことを先延ばししたがります。
ここでするのが、出来ない理由探しです。
■出来ない理由探し
「希望の学校に入学したい!」
だから、受験勉強をしないといけない。
でも、受験勉強は辛さを伴うから、行動に移したくない。
そこで、出来ない理由を探し始めるんです。
「勉強しなければいけないのは分かってる。」
「でも、部屋がきたなくて集中できないから、掃除してから始めよう」とか、
「だって、昨日は夜更かしして眠いから集中できない。コンディションを整えてから始めよう」とか。
この出来ない理由探しが厄介なんです。
そして、出来ない理由探しも、2種類あるんです。
■先延ばししたい出来ない理由探し
まずは、嫌なことを先延ばししたいがための出来ない理由探し。
勉強しないといけないのは分かってるけど、やりたくない。
だから、「万全のコンディションに整えてから始めよう」ってやつですね。
これは、単純に逃げです。
辛いこと、嫌なことから逃げようとする先延ばしグセ。
■先延ばしグセ対策
分かっちゃいるけどやめられない、先延ばしグセ。
私の場合は、先延ばしグセの対策として、危機感をあおるようにしています。
先延ばしした結果、失敗した自分の姿をイメージする。
試験勉強を先延ばししたくなったら、試験に落ちて人生を転げ落ちる自分の姿をイメージする。
これだけも、少しは自分のお尻に火をつけられると思います。
■生存本能から来る出来ない理由探し
もう一方の出来ない理由探しは、生存本能が邪魔をするものです。
人間には、強い強~い生存本能があります。
今でこそ、食べ物は豊富で、身の回りは豊かになりました。
でも、さかのぼれば狩猟時代から、毎日生きることに必死の時を経て現代に至っています。
そう、人間は、生きることが最優先。
だから、強い生存本能があるんです。
■変化を極端に嫌がる
生存本能が邪魔をするものの多くが、新しく変化すること。
今までしていなかったのに、受験勉強を始める。
すると、生存本能が邪魔をします。
だって、受験勉強をしない状態で今まで普通に生きて来られていた。
もし、下手に受験勉強なんかをすると、生きていられなくなる可能性も出るから。
だから、生存本能が邪魔をします。
「今までの方が居心地がいいよ、余計なことはするな!」って。
■生存本能対策
私の場合、新しいことを始めるにあたって、生存本能が邪魔した時には、成功した自分の姿をイメージして、脳を錯覚させるようにしています。
「試験勉強なんてかんたん!」、「俺はやればできる!!って思いながら、試験に合格した自分の姿をイメージするんです。
人間の脳って意外と単純。
毎日毎日、「俺はできる!」って思い込む。
これだけでも、できる気がしてくるから不思議です。
■行動すること
ここまで、行動に移せない人のパターンを解説して来ました。
自分の成長には苦痛が伴う。
まずは、これを理解して、自分を成長させるための強い意志を持つことです。
成功する人は、即行動を常に意識しています。
「でも」、「だって」なんて言っている間に、時間はどんどん過ぎて行きます。
そして、過ぎてしまった時間を取り戻すことはできません。
だったら、即行動。
早く行動すれば、もし失敗したとしても、やり直す時間を作ることもできます。
今、「でも」、「だって」って思い浮かんだあなた、是非、即行動を心がけてみてください。
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