目次
■気持ちが沈むのは生きている証拠
私もあなたも、生きているとありますよね、気分が沈むこと。
「あ~、今日は気分が浮かない」
「今日は元気が出ない」
「誰とも話したくない、そっとしておいて欲しいな」
原因の有無に関わらず、気分が沈んでしまう時があるのは、人間が生きている証拠かも知れません。
■気持ちが沈むのはツラい
生きている証拠って言っても、実際に気持ちが沈むと・・・
結構、ツラい。
本人にとっては、生きていることが嫌になるほどツラい思いをするかも知れません。
今回は、そんなツラい時の解消法、気持ちが沈んだ時の対処法について解説したいと思います。
■結論は受け入れること
では、結論から。
気持ちが沈んだ時、ツラくてどうしようもない時の対処法は、受け入れることに尽きるんです。
「いやいや、そんなに簡単に受け入れられたら苦労しないって!」
そう言いたい気持ちは痛いほどよく分かります。
では、受け入れることで楽になれる理由について説明して行きます。
■気持ちが沈むは生きている証拠
まず前提として、生きていると誰でも気持ちが沈みます。
だって、それが生きている証拠だから。
どんな人も、気持ちが沈むときがあります。
大人だって子どもだって、総理大臣だって天皇陛下だって。
誰もが気持ちが沈むときがある。
そして、気持ちが沈む回数や度合いなど、誰もが大した差はないと思います。
だって、同じ人間なんだから。
■自分だけが劣っていると思わない
「私はメンタルが弱いから」
「私はストレスを多く抱えているから」
気持ちが沈みやすい人は、こんな風に思って、自分は特別にツラいって思い込んでいるかも知れません。
でも、実はみんな一緒なのかも。
明るく振る舞っている人、元気いっぱいで悩みとは無縁の人も、きっと同じように気持ちが沈むことがあるはずです。
み~んな一緒。
だから、自分だけが劣っているなんて思わないようにして、自分に自信を持つことが大切です。
でも、そんなに簡単に自信を持てないから苦労しているんですよね。
その気持ち、痛いほどよく分かります。
■気持ちが沈んだときに楽になる方法
では、どうすれば気持ちが沈んだ時に楽になれるのでしょうか。
具体的に考えて行きたいと思います。
■気持ちが沈むことを受け入れる
みんな一緒、気持ちが沈むのがみんな同じってことを理解した上で、こういう風に考えます。
『気持ちが沈むのは当たり前』
当たり前のこととして、気持ちの沈み込みを受け入れます。
気持ちが沈むことを前提として、毎日生きて行くんです。
■気持ちの沈み込みを受け入れる効果
では、気持ちが沈むことを受け入れることで、どんな効果が期待できるのでしょうか?
期待できる効果は、どれだけ楽になれるかって言い換えられると思います。
■無理しなくていい
気持ちの沈み込みを受け入れる効果① 無理しなくてよくなる
言うまでもなく、無理をするとツラいですよね。
ここを楽にしちゃいましょう。
気持ちの沈み込みを当たり前のことと受け入れる。
すると・・・、
「気持ちが沈まないようにしないと」って無理にがんばる必要がなくなるんです。
だって、気持ちが沈むのは当たり前のことだから。
逆に、『気持ちが沈まなかったら異常事態、大変だ!』くらいの感覚で考えられるようになると、大分楽になると思います。
繰り返しますが、総理大臣だって天皇陛下だって、みんな気分が沈みます。
そう、生きることって楽じゃないんですよね、実は。
でも、それ以上に素晴らしいことがある、生きていると!
■我慢しなくていい
気持ちの沈み込みを受け入れる効果② 我慢しなくていい
誰でも気持ちは沈むもの。
だから、我慢しなくていいんです。
「トイレに行きたくなるのは、当たり前のこと。
だから、トイレに行きたくなったら我慢しちゃダメだよ」
私は、いつも子どもにこう教えています。
気持ちが沈むのも当たり前のことなんだから、それと同じです。
そして、気持ちが沈んだときのツラさは、本人にしか分かりません。
と言うか、人間、誰も他人のことなんて分からない。
楽しい気持ちも、嬉しい気持ちも、悲しい気持ちも、イライラした気持ちも。
「ふ~ん、そうなんだ」って聞いているようでも、全部理解することなんて不可能。
あなたのおしっこが漏れちゃいそうな気持ちを他人が全て理解することができないのと同じ。
他人がおしっこしたい気持ちをあなたが理解することができないのと同じ。
結局は、本人にしか分からないんです。
だから、我慢しなくていい。
気持ちが沈んで、誰とも話したくない時は、話さなくてもいい。
1日中寝ていたい時には、1日中寝ていてもいいんです。
気持ちが沈むのは当たり前なんだってことを受け入れると、我慢しなくてもよくなるんです。
■自分を褒めてあげられる
気持ちの沈み込みを受け入れる効果③ 自分を褒めてあげられる
気持ちの沈み込みを受け入れる効果では、これが一番メリットが大きいと思います。
自分を褒めてあげられる。
気持ちが沈むのは当たり前と受け入れる。
その中で、「あ、今日は気持ちが沈んでない!」ここに気付くこと。
そして、その自分を褒めてあげるんです。
「誰もが気持ちが沈むのに、今日の私は沈んでないや!」
すごいことじゃないですか。
そんな自分をしっかりと褒めてあげる。
それを続けて行くと・・・
もし、気持ちが沈んだとしても、
「あ、いつもより楽かも」とか、
「沈みこみを受け入れてるんだ、すごいじゃん」とか、
自分を褒めてあげられるようになるんです。
ここ、すごく大事。
自分を応援してあげられるのは自分だけ。
その自分を好きになれるかどうかって、すごく大事なんですよね。
大好きな自分だったら、どんどん応援してあげられますもんね。
だから、どんどん褒めて、自分を好きになってあげましょう。
■まとめ
最後にまとめます。
気持ちが沈むのは、誰でもある当たり前のこと。
人間、みんな一緒!
だから、それを受け入れましょう。
気持ちが沈むのを受け入れると、こんな効果があります。
「気持ちが沈まないように」って無理しなくていい。
他人のことなんて分からないんだから、我慢しなくてもいい。
気持ちが沈んでない時に、スゲーって自分を褒められる。
こんな感じ。
気分が沈んでツラい思いをしている人にとって、この記事が役に立てたら嬉しいと思います。
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