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■何かをしようとして迷ったとき
新しいことを始めようと思ったけど、やるべきか、やらないべきか、迷うことって大いにあると思います。
「迷った時はやる!」いやいや、「迷ったらやらない!」
いったい、どっちが正しいんでしょうか。
■その答えは・・・
迷った時にやるべきか、やらないべきかの答え、 それは・・・
分かりません(笑)
はっきり言って分かりません。
でも、それでは話にならないので、両方の理由を探っていきたいと思います。
■迷った時にやった方がいい理由
最初に、「迷ったらやる!」が正しい理由を3点挙げてみたいと思います。
■後悔は避けるべき
理由① 後悔しなくて済む
「やらないで後悔する」、「やってみて後悔する」
どちらの後悔の方が大きいと思いますか?
これ、圧倒的に「やらないで後悔」の方が大きな後悔をすることになります。
「あの時、思い切って告白しておけば良かった・・・。」
この気持ちをずっと、ずっと持ち続けることになってしまいます。
思い出す度に、「あの時に告白しておけば、今頃は幸せいっぱいだったかも知れないのに・・・」
その時間は、何も生み出すことのできない、全くの無駄に終わってしまいます。
逆に、行動してからの後悔は、比較的諦めが付きやすいように思います。
「思い切って告白したけどダメだった。気持ちを切り替えよう!」こんな感じじゃないですか。
と言うことで、「迷った時はやる!」
その時だけでなく、思い出す度に時間を無駄にしないように、後悔は極力避けるべきだと思います。
■失敗は成功のもとになる
理由② 失敗を経験できる
人が成長できるのは、失敗から学んだ時だけ。
失敗からはたくさんのことを学べますが、成功からは何ひとつ学べません。
そんな失敗も、まずは行動してみなければ経験することができないんです。
「告白してフラれた理由は何だろう?男を磨いて、次こそは!」 ってなりますよね。
だから、「迷ったら時はやる!」
そして、こんな感じで行動する回数が増えて行くと、 失敗から学べる回数が増えることはもちろん、
失敗することに対しての恐怖や抵抗が減っていき、より行動する回数を増やせるようになって来るんですね。
と言うことで、「迷った時はやる!」
この相乗効果、利用しない手はないと思います。
■起爆剤に火をつけられる
何も、1回始めたら死ぬまで続けないといけないわけではありません。
試食、試着、試乗みたいに、軽い気持ちでとりあえずやってみる。
すると、それが起爆剤になるんですね。
現状から脱却して成長を望む人にとっては、良くも悪くも変化が必要です。
変化の起爆剤に火をつけるためには、やってみる以外の方法はありません。
とりあえずやってみて、起爆剤に火をつける。
うまく行けば現状を変えられるし、 たとえ失敗したって、そこから学んでまた成長できるんです。
と言うことで、「迷った時はやる!」
とにかく動いて、起爆剤に火をつけまくりましょう。
■迷ったらやらない方がいい理由
では、逆に迷った時にやらない方がいい理由を挙げてみましょう。
■井の中の幸せを失わずに済む
世の中のこと全てを知っているから幸せであるとは限りません。
知ってしまったからこそ、苦しい思いをしてしまうことだってあります。
例えばこんな感じをイメージしてみてください。。。
Aさんは、田舎の小さい会社に勤めていて、誰よりも優秀。
周りからも一目置かれるし、自信を持って仕事ができるから、成績だって抜群。
そんなAさんが思い切って東京の大企業に転職。
すると・・・、
周りは全国から集まった超エリートばかり。
自分の能力の無さを痛感、自信はなくなり、仕事は失敗ばかり。
こんなことになるんだったら、田舎の小さい会社で幸せに暮らしていた方が良かったのかも知れません。
自分が幸せに感じられるのであれば、井の中の蛙だって、決して悪いことではないですよね。
幸せの価値をどこに求めるか。
結局は、自分が幸せでいられることが大切なんです。
そんな時は、「迷ったらやらない」
■納得いかない状況を避けられる
何かをする。
その何かの主体が自分“以外”の時には、やめた方がいいと思います。
例えば、誰かに「やれ」と言われたこと、 自分自身で考えたことではないこと、 やったところで自分の成長につながらないことなどなど。
他人が主体の時。
そんな時にやっても、絶対にうまくはいかない。
自分で考えて行動した結果の失敗であれば、成長の糧になりますが、
他人が主体で始めたことでの失敗は不満しか残りません。
失敗して納得がいかない状況に陥らないためにも。
そんな時には、「迷ったらやらない」
■自分以外に被害が及ぶことを避けられる
何かをするにあたって、失敗した時の被害が自分以外に及ぶ場合には、やめた方が良いと思います。
例えば、何かの事業を始めるときに、万一失敗したら、家族までが財産を失うことになる場合など。
失敗して、自分だけに及ぶダメージは、自分の成長に糧になります。
でも、そのダメージが、応援してくれる人、思いとどまるように助言した人、愛する人などに及ぶ場合、取り返しのつかない被害になることもあります。
そんな時には、迷ったらやらない決断も、決して消極的ではないと思います。
と言うことは、何らかの行動を起こすなら、失うものがない若いうちにどんどんやるべき。
失うものや守るべきものができてしまったら、自ずとチャレンジする範囲も狭まってしまうんですね。
■結局やるべき、やらないべき
ここまで、双方のメリットを挙げてみました。
結論としては、
やる動機を考えたときに、心がプラスに振れる時はやるべき時。
心がマイナスに振れたり、何か引っかかるなぁって感じたりする時には、やらないことも選択すべきだと思います。
■最終的には自分自身
世の中、「迷ったらやる!」 それも、「敢えて難しい方を選んで行く!!」方が正しいみたいな雰囲気があるけど・・・、
俺的には、少しでも引っかかる部分があるのなら、やらない判断は正しいと思います。
やらない判断をするのも、かなりの勇気がいる作業。
意外と、やらないと決める方がエネルギーがいるかも知れません。
まずは自分の気持ちに正直になって、冷静に考えてからの判断をおススメします。
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