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■私は極度の人見知り
何度も書いていますが、私は極度の人見知りでした。
試行錯誤と努力で、今は克服しましたが、
人見知りの時代には、随分と苦しい思い、悔しい思い、損をする思いをして来ました。
今回は、反面教師的な意味合いも含めて、『人見知りだとどれだけ損してしまうか』を書いてみたいと思います。
■人見知りは損をする
結論から書きます。
人見知りは損をします。
まさに、百害あって一利なし。
では、人見知りだとどんなに損か、そのデメリットを具体的に解説して行きます。
■怒っていると勘違いされる
人見知りのデメリット① 怒っていると勘違いされる
人見知り。
実は、相手に好かれたくて、なかなか打ち解けられないんです。
「こんなことを言って、相手に嫌われたらどうしよう」とか、
「相手は、どんな返答を望んでいるのかな」
こんなことを真剣に考えながら、モジモジと打ち解けるチャンスを待っているんです。
そして、その時の顔。
相手に嫌われたくない一心で、緊張して、こわばっているんです。
でも、相手が見たら・・・。
「この人、怒っているのかも」とか、
「この人、俺のこと嫌いなのかも」とか。
きっと、怒っていて怖い人って勘違いされているんです。
相手に好かれたいが故に緊張しているのに、逆に、怖い人だと思われちゃう。
人見知りって損ですよね。
■対策は笑顔
そんな人見知りデメリットの対策は、笑顔でいること。
そのためには、普段から笑顔を意識して練習する。
緊張すると顔がこわばるから、笑顔でいることが大切です。
鏡を見て、「こんなにニヤニヤ笑ってたらキモいかも」って言うくらいがちょうどいい。
実際、人見知りで緊張すると、ただでさえ怖くなります。
だから、オーバーなくらい笑ってちょうどいいかまだ足りないぐらい。
早速、笑顔の練習を始めましょう。
■何も考えてないと思われる
人見知りのデメリット② 何も考えてないと思われる
人見知りにありがちなのが、1対1での会話なら平気。
でも、大人数になると、会話に混ざれなくなる。
まさに、私はこのパターンでした。
1対1では、きちんと自分の考えを話せるのに、大人数になると、会話に入れない。
研修に参加して、グループで討論する時なんか、「うんうん」とうなずくだけ。
本当は話に混ざりたいのに、うなずくのが精いっぱいなんです。
そうなると・・・、
周りの人からは、こう思われます。
「この人、何も考えてない」とか
「この人、真剣に考えてない」とか。
必死で会話に混ざろうとしているだけでも大変なのに、人見知りって損ですよね。
■ボール回しを意識する
こんな、大人数での会話に入れない人見知りデメリット対策は、『ボール回しを意識する』こと。
今話している人がボールを持っているとイメージ。
そして、会話を振った人にボールをパス。
受け取った人は、次の人にボールをパス。
ボール回しだから、当然、自分もボールを奪いに行かなければなりません。
これを意識するだけで、会話の中で、今ボールがどこにあるのかが分かるようになるんです。
すると、会話に混ざりやすくなる。
ボール回しを意識、すぐに出来ますよね。
■頼りないと思われる
人見知りのデメリット③ 頼りないと思われる
人見知りは、優しいんです。
だって、自分のことよりも、まず他人のことを先に考えるから。
「この人に嫌な思いをさせたくない」とか、
「この人に気分よく過ごしてもらいたい」とか。
だから、自分のことは後回しにして、顔色をうかがうんです。
「今、俺が話しかけたら嫌がられるかも」とか、
「俺がラーメンが食べたいって言って、その人がラーメン嫌いだったらどうしよう」とか。
でも、自分を後回しにした結果、相手が思うのは・・・
「なんだコイツ、超優柔不断じゃん」とか、
「コイツ、ナヨナヨしてキモイな」とか。
これだけ優しいのに、頼りないって思われる。
人見知りって損ですよね。
■私のエピソード
小学校の同級生に、超が付く人見知りの友達がいました。
うちに遊ぶに来る時も、
玄関で「あ~そ~ぼ~!」が言えない。
だから、約束の時間に私の家の前までは来るけど・・・、
自転車で家の前を行ったり来たり。
気付いてもらうのをひたすら待っているんです。
でも、そんな友達、すごく優しくて良いヤツなんです。
人見知り、どれだけ損をしているか分からないですよね。
■自分を大切にする
そんな、優しすぎる人見知りデメリットの対策は、『自分を大切にする』こと。
確かに、相手に嫌われたら嫌かも知れません。
でも、あなたが自分らしさを発揮して、それが嫌いって思う相手だったら・・・
そもそも、友達付き合いなんて長くは続かないでしょう。
遅かれ早かれ、関係は終わるはず。
だったら、そんな友達に気を使わず、もっと自分らしさを出していいと思います。
そうやって、自分を大切にしていると、あなたの本当の姿に魅力を感じた人たちが集まって来ます。
結果、居心地のいい仲間に囲まれて、幸せな時間を過ごせるようになるんです。
だから、自分を大切にしましょう。
きっと、あなたの魅力は誰にも負けていませんから!
■人見知りは損
ここまで、人見知りのデメリットをあげました。
総じて言えるのが、やっぱり『人見知りは損』だって言うこと。
あなたが、どれだけ気使いが出来て、どれだけ控えめで、どれだけ優しくても、
相手から見たら『コイツは人見知りで使えないヤツ』って思われます。
そんなの自分がかわいそうですよね。
だから、もっと自分を大切にしてあげていいと思います。
自分のことをもっともっと好きになって、自信を持ってください。
『自分のことを信じる』これを意識して日常を過ごすだけで、少しずつでも人見知りは克服できます。
だって、私も同じだったから。
あなたも、是非、人見知りを克服してください。
自分を大切にしてあげましょう!
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