目次
■私のエピソード
今回は、エピソードから書き始めます。
先日、私の職場の創始者が亡くなったとの知らせが届きました。
退職後も、大学教員として仕事をして、毎日忙しくしていたのは知っていました。
年齢は77歳だったとのこと。
まさに、仕事一筋の人生だったと思います。
きっと、その方にとっては、やりたいことをして充実した人生だったことと思います。
でも、あるひと言をきっかけに、ハッと気づいたんです。
■気づいたこと
「第二の人生なんてなかったかもね」
職場の同僚がボソッとつぶやきました。
そのひと言に、ハッと気づいたんです。
きっと、亡くなった方にとっては、充実した人生だったと思います。
そう信じています。
でも、仮に、仕事に追われてやりたいことを後回しにしていた上で、志半ばで亡くなってしまった方がいたとしたら・・・。
「まだ若いよね」とか、「気の毒だよね」とか、いくら慰めの言葉をかけられたとしても、人生をやり直すことなんてできません。
自分のやりたいことをやって、満足した上で人生を全うしないと、悔やんでも悔やみきれないってことに気付いたんです。
■人生にリセットボタンはない
そう、人生は一度きり。
人生にリセットボタンなんてないんです。
自分のやりたいことを後回しにした結果、満足して最期を迎えられなくなってしまう。
そんなのは絶対に嫌だと再認識したんです。
■全力で悔いなく生きる
では、結論から書きます。
幸せな人生を送るためには、一瞬一瞬を全力で、悔いのないように生きて行くこと。
これ以上でも、これ以下でもない、これが鉄則なんです。
■自分を後回しにしていませんか?
あなたは、自分を後回しにしていませんか?
他人に嫌われないようにとか、周りに迷惑をかけないようにとか、自分が我慢すればとか・・・。
こんなことを言っている人、本当に多くありませんか?
そんな人に確認したいです。
一番大切なものって自分じゃないの?
他人の顔色を窺ったり、他人の評価を気にしたり。
自分を後回しにするって、一見素晴らしいことのように思います。
でも、今死んじゃって、人生に悔いを残しても、誰も責任なんて取ってくれないんですよ。
「若いのに、気の毒だったね」って言われて、ハイおしまい。
それじゃ、あまりに自分がかわいそう過ぎませんか?
■自分で諦めてるのはもっと最悪
もっと最悪なのは、自分で諦めちゃってること。
「もう歳だから」とか、「才能ないから」とか、「準備が整ったらやる」とか。
そんなこと言って、後回しにしていること、多くないですか?
しつこく繰り返しますが、人生は一度きり。リセットボタンはないんです。
今やらないと、今、この瞬間は二度と戻らない。
結果、どんどん悔いを残すことになるんです。
「あの時やっておけばよかった」って。
こんなのは、救いようのない最悪パターンだと痛感してください。
自分を無駄にしないこと!
■若いうちにやっておけば
ありがちなのが、「若いうちに~しておけば」って言う人。
若いうちにやらなかったんだったら、なおさら『今』やれよ!って。
結局、あーだこーだ言って、自分を粗末にしている。
自分はまだまだ死なないって思ってるから、危機感がないんですよね。
そして、死ぬときに必ず後悔する。
「若いうちに~しておけば」って。
頭悪すぎです。
残りの人生がどれだけあるかなんて、誰にも分からないけど、『人生の中で今が一番若い時』なんです。
だから、今すぐにやればいいんです。
■人間は忘れる生き物
良くも悪くも、人間は忘れる生き物です。
寿命があるのも知ってる。
死ぬときに後悔したくないことも知ってる。
今やりたいことをやらないと、悔いが残ることも知ってる。
でも、いつの間にか忘れて、無駄に生きてしまう。
知っているはずなのにできないって、最悪ですよね。
■忘れない方法
では、どうすれば忘れずに、今を全力で生きられるのでしょうか?
それは、意識すること。
今日が人生最後の日って意識して生きてみてください。
ゴロゴロして、動画を見ている場合じゃなくなりますよね。
でも、これだけだとなかなかピンと来ない。
■尊敬すべき人たちから学ぶ
では、私の実践しているお勧めの方法を紹介します。
それは、『命の期限を告知された人たちから学ぶ』こと。
今の時代、ブログ、Twitter、YouTubeなどなど、SNSで誰もが情報発信できます。
そして、自分の命の期限を告知された人たちの中でも、情報を発信してくれている方々もいるんです。
例えば、末期がん患者の方だったり、難病と闘っている方だったり。
たくさんの方が、人生を悔いのない物にしないように、情報を発信してくれています。
それを見る度に考えるんです。
「自分は、どうだろう」って。
■戦力で悔いなく生きる
繰り返しますが、人生は一度きり。リセットボタンはありません。
そして、一番大切なのは自分自身。
だから、自分を最優先に、やりたいことを『今』やる!
明日に伸ばしたら、できないかも知れない。
今を全力で生きること。
今回は、これを伝えたいと思います。
さあ、やるのは今ですよ。
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