宇宙人が攻めて来れば国家間の戦争はなくなる、争いごとを避けるために大切な考え方

人生改善術

■21世紀になっても戦争はなくならない

これだけ情報、技術、教育などの水準が高くなっている現在。

でも、領土的な野心をむき出しにしている中国、ロシア。

紛争の火種が常にくすぶっている中東情勢など、世界中で戦争の一歩手前の状況が毎日のように報道されています。

そう、21世紀になっても国家間の戦争はなくなっていません。

もちろん、誰もが戦争は悲惨な結果しか招かないことを知っていると思います。

全ての国が同じように仲良くいられれば、世界中の人々全員が平和でいられるはず。

でも、戦争はなくならない。

 

■どうすれば戦争しなくなる?

では、どうすれば地球上から戦争を無くすことができるのでしょうか?

ふと気づきました。

その答えは、たったひとつ。

宇宙人が攻めて来ることです。

 

■なぜ宇宙人が攻めて来ると戦争がなくなるのか

国家間で戦争をする理由はいろいろあると思います。

領土の拡大、宗教問題、資源の確保などなど、それぞれの国にそれぞれの目的があります。

そして、それぞれの国が利己的に自国の主張ばかり通そうとするから、戦争に発展する。

かんたんに言うと、それぞれの国が自分のことしか考えずに、わがままを言っているから。

でも、宇宙人が攻めてきたらどうでしょう?

地球が乗っ取られる危機。

国単位でわがままを言って、ケンカをしている場合ではありません。

みんなの地球を守るために、国同士がお互いに協力しないといけないんです。

結果、国同士の戦争はなくなります。

どうですか、実に単純だと思いませんか?

 

■人間に争いはつきもの

そもそも、人間に争いごとはつきものです。

もちろん、みんなが仲良く、平和に過ごせれば素晴らしいですが、それは理想。

国家間なんて大きな単位じゃなくても、夫婦ゲンカや兄弟ゲンカ、近隣住人間のトラブル、会社の組織内での対立、客から店員へのクレームなどなど、挙げたらキリがないほどの争いごとがあると思います。

これ、結局は価値観が人それぞれだから。

自分と他人は完全に分かり合えることができないからこそ、争いが起きてしまうんです。

 

■争いで得られる物はない

国家間の戦争から夫婦ゲンカまで、争いに共通していることがあります。

それは、得られる物は何もないこと。

国家間の戦争で、領土や資源などを奪い合ったとします。

勝者は領土や資源を得られる代わりに、少なくない損害を被ります。場合によっては人命も失うでしょう。得られる物に対して、失う物の方があまりに大きすぎます。

 

■夫婦ゲンカをして得られる物はない

夫婦ゲンカだってそう。

「あなた、靴下を脱ぎっぱなしにしないで洗濯機に入れてって何回も言ってるでしょ!」

「お前だって、トイレの電気を消さないことが多いだろ!」

そして、後日・・・

「1週間チェックしてやったぞ!」

「俺は洗濯機に靴下を入れなかったのは3回。お前はトイレの電気を消さなかったのが5回」

「俺の方が正しいだろ、謝れよ!」

どうですが、これで謝ってもらって、得られる物はありますか?

「ヘッ、ギャフンと言わせてやったぜ」ってなりますか?

 

■争いごとほどバカバカしいものはない

もう分かりますよね。

他人と争いごとをして得られる物はお互いにありません。

それどころか、大損していることに気付けたと思います。

イライラして、嫌な気分になって、相手と争わなければならない。

得られる物なんて無いのに、一度きりしかない人生の貴重な時間を使って争ってしまっているんです。

 

■どうすれば争わなくなるか

争いごとがいかに無駄なことかは分かったと思います。

では、どうすれば争いごとを無くせるか。

それは、冒頭に書いた通り。

宇宙人が攻めて来ること。

国と国が戦争している時、宇宙人が地球を侵略しに来た。

地球を侵略されてしまうんです、国と国なんてちっぽけな単位で争っている場合じゃない。

「民主主義だ、共産主義だ」とか、「キリスト教だ、イスラム教だ」とか、「白人だ、黒人だ」なんて理由で争っている場合じゃない。

「地球上のみんなで力を合わせて、宇宙人に立ち向かうんだ!」

ほら、戦争なんてなくなるでしょ。

 

■より広い視点で考えることで争いはなくなる

宇宙人が攻めて来るまでは言いませんが、より広い視点で考えると、争いごとは無くせると思います。

結局、さかのぼって行くと人類みな兄弟なんですよね。

たとえお互いが敵通しでも、もっと大きな敵が出て来ると、それを倒すために仲間になってしまう。

だから、視点を広くして考えるんです。

靴下の脱ぎっぱなしやトイレの電気のつけっぱなしよりももっと大きな問題を考える。

例えば、夫婦ゲンカになりそうになったら、大地震などの災害への備えを一緒に考えてみる。

こんな風に考えられれば、夫婦ゲンカなんてしている場合じゃなくなります。

 

■自分が広い視点で考えるようにする

このブログでは何度も書いていて耳タコです。

「人は、他人のことを変えられない」

だから、他人が「争いたい」って思うことを変えることは不可能です。

相手がケンカを吹っかけて来ることは避けられない。

でも、自分は変えられますよね。

ケンカを売られて買わない。

それだけじゃ、自分もイライラするから、広い視点で考えるようにする。

ここが大切なポイント。

そう、自分を変えて、争いごとを防いで行くんです。

 

■広い視点で考えるクセをつける

広い視点、何でも良いと思います。

目の前のケンカの種よりも大きいこと。

それを見つけられるようにする。

とにかく、大きなスケールで考えてみると、目の前のケンカの原因なんて、いかにちっぽけなのかに気付けると思います。

そうすると、自然とイライラも減って来る。

 

■結局得をするのは自分

冒頭で、争いごとで得られる物はないって書きました。

でも、広い視点で考えて、争いごとを回避すると、得られる物があるんです。

そう、自分が得をする。

貴重な貴重な、二度と来ない今の時間をイライラして浪費しなくて済む。

それだけでも、大きなメリットだと思いませんか。

些細な争いごとに巻き込まれて損しないためにも、広い視点で考えるクセを付けてみてはいかがでしょうか。