目次
■お金で買えるなら買った方がいいもの
「あ~、今月も赤字。貯金なんて出来ないわ~」
誰でも、今持っているお金に100%満足できている人は少ないと思います。
出来ることなら、手持ちのお金を増やしていきたい。
そのためには、無駄な出費を減らさなければなりません。
家計簿とにらめっこして、無駄な出費を切る詰める。
でも、お金で買えるなら買った方がいい物ってあるんです。
言い換えると、自分のために積極的にお金を使うべきもの。
■安いスーパー、行きますか?
皆さんは、安いスーパーがあったら行きますか?
うちの近所には、いくつかのスーパーがあります。
その中でも、値段が安いのが評判のB店。
いつ行っても駐車場は大混雑。
でも、毎回気になる光景を目にするんです。
■毎回目にする嫌な光景
そのB店に行くと必ず目にする光景が、車いす専用の駐車場に堂々と停めてある客の車。
シャコタン、爆音マフラー、フルスモークの真っ黒なガラス。
ルームミラーにはジャラジャラといろいろぶら下がってて、ハンドルにはぶっといカバー。
どう見ても車いすとは無関係な車たちが、枠に対して斜めに停めてある。
■他にもいろいろ
その他にも、いろいろと目にする光景があります。
店の入り口の前に路駐してハザードランプ。
駐車場にすら停めずに、出入口前で乗り降りする客もいれば、駐車場には捨てられた吸い殻の山。
■安い店はそれなりの客
何となくイメージできると思います。
客層と言うか、客の民度と言うか。
やっぱり、安い店にはそれなりの客が集まるんだと思います。
同じスーパーでも、値段が多少高いけど品物の質は良いY店では、車いす用の駐車スペースはきちんと空いている。
出入口で乗り降りする客もいなければ、吸い殻も捨てられていない。
■毎回嫌な思いをするなら
私だって、1円でも安く買い物したいから、以前はB店を頻繁に利用していました。
でも、毎回毎回、車いす専用駐車場に堂々と停めている奴らを見て、嫌な思いをしていました。
本当に車いすの方が停めようとしているのに停められずに困っている姿を見た時なんかは、イライラjの頂点。
「何とかならないですか?」店の警備員さんに声をかけたら「店の外なので、何ともできないんです」だって。
そんなイライラで、嫌な気分でいた時に、ふと気付いちゃったんです。
「あれ?」って。
■B店とY店でどれだけの差
スーパー、確かに1円でも安く買いたい心理に陥ります。
でも、安いB店と少し高めのY店、買い物しての差はどのくらい?
「ん、これトータルしても、何百円も変わらないんじゃね?」
そう、確かにB店の方が安いのは間違いないですが、トータル比較しても、そんなに変わらない。
しかも、B店は安いけれど商品の質が微妙。Y店は高いけれど質が良い。
商品の質まで加味したら、B店もY店も、僅かしか差がないことに気付いちゃったんです
■お金で買おう!
買い物に行くたびに毎回毎回嫌な気分になるB店。
確かに、値段は安いけれど、それでイライラしてたら逆に損していると気付いたんです。
それ以来、私はB店には行かなくなりました。
多少高くても、Y店の方が気持ちよく買い物できる。
そう、気分をお金で買うことにしたんです。
ここ、今日のポイントです。
お金で買えるなら買った方がいいもの。
■あるイベントで出来事
話は変わって、あるイベントに行った時の出来事です。
夏のある日、子どもに大人気のキャラクーショーがあると言うことで、楽しみにしていた当時3歳の娘を連れて出かけてきました。
チケットは、自由席と指定席。
「指定席は500円高いのかぁ」
そう思って、自由席券を購入。
当日は、早めに行って席を確保することにしました。
「娘に楽しい思い出を作ってあげたい」
炎天下でしたが、娘と列に並びます。
「お、意外と並んでる人が少ない。指定席を買わなくて良かったぁ」
ところがです・・・。
■たった500円の差をまざまざと痛感
1時間並んで、ようやく関門。
すると、少なかったはずの列に変化が。
そう、シートを敷いて列の順番を確保してたり、代表で1人が並んでいたりした場所に人がどんどん増えて来る。どんどん列の前が混んでくる。
「なんだコレ、反則じゃん」
会場に入ると、我先に席の奪い合い。
娘と2人分、前の方に空きを見つけて座ろうとした瞬間、隣のおばさんが娘を押しのける。
他にも、荷物を置いて人数分以上に席確保する人などなど。
結局、一番後ろの立ち見スペースで、娘を肩車して見る羽目に。
500円をケチったばかりに、楽しい思い出を作ってあげるはずが、最悪な気分でショーを見ることになってしまったんです。
■そして分かったこと
このショーの騒動で分かったこと。
それは、自由席の場所取りにシートだけ置いておくことじゃありません。
そんなことをしていい場所でショーを見たって、いい気分にはなれませんから!
分かったことは、お金で気分を買うこと。
今回は500円の差でしたが、多少高くても、それで気持ちよくショーが見られて、楽しい思い出が出来れば最高じゃないですか。
お金で買えるなら買った方がいいもの。
■お金を積極的に使おう
今回は、スーパーの例とキャラクターショーの例、2つのエピソードを挙げました。
どちらも、僅かな金額をケチるばかりに、嫌な気分になってしまう。
逆に言うと、僅かな金額を払えば、いい気分で、楽しく過ごせるってこと。
そう、気分はお金で買うことができるんです。
いい気分で過ごせれば、自分が幸せを感じられるし、人にも優しくできます。
そして、気分よく過ごすことで、行動的になれるし、結果も良くなる。
すべてが良い流れになって来ると思うんです。
■あなたは積極的にお金を使えていますか?
あなたは、使うべきところに積極的にお金を使えていますか?
もしかして、僅かな金額をケチるばかりに、最悪な気分になっていませんか?
お金は賢く使うもの。
節約と気分、自分にとってどちらが大切かを秤にかけて、うまく判断して行くことが大切だと思います。
さあ、気分はお金で買いましょう!
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