あがり症克服!緊張するは余裕がある証拠、聴き手のために自分はどうなってもいい覚悟で話すこと

あがり症克服

■人前に出ると緊張するは自分目線

人前に出ると緊張する。

誰でも経験したことがある状況ですよね。

まして、人前でスピーチするのであれば、余計に緊張すると思います。

でも、よく考えてみてください。

あがる、緊張するって言うのは、自分目線だからじゃないですか?

 

■緊張の原因

人前でスピーチする時に緊張する。

大勢の聴き手の注目を浴びながら話す状況。

きっと、

「暗記した原稿を忘れちゃったらどうしよう」とか、

「話した内容がウケなかったらどうしよう」とか、

「失敗してしどろもどろになったらどうしよう」とか。

こんな風に考えるから、ドキドキするし、心配になるし、緊張するしで、あがってしまうんだと思います。

そして、もし失敗でもしたら・・・

「あ、アイツ、この前スピーチで緊張してしどろもどろになってたヤツだぜ」って一生言われる。

まさに、一生の恥。

そんなことを考えたら、緊張感も半端ない、まさに極限状態になってしまうことでしょう。

 

■緊張するのは自分のことを考えているから

でも、よく考えてみましょう。

・暗記した原稿を忘れて恥をかくのは誰?

・話した内容がウケなくて恥をかくのは誰?

・失敗してしどろもどろになって恥をかくのは誰?

・アイツ、緊張してしどろもどろになってたヤツだぜって言われて恥をかくのは誰?

 

■緊張するのは、自分を良く見せようとするから

そう、結局、緊張するのは、「自分のことを良く見せたい」って思うから。

この気持ちが少しでもある状態で人前に出ると、必ずあがって緊張します。

では、どうすればあがりや緊張を克服できるのでしょうか?

 

■誰のためにスピーチするの?

そもそも、そのスピーチは何のためにするのでしょうか?

自分のため?

自分を良く見せたいのであれば、あがってしまい緊張するような苦手なことを敢えてしなくてもいいのではないでしょうか?

緊張しなくてもできる、自分の得意分野で自分を良く見せれば良いと思います。

 

■スピーチするのは聴き手のため

そう、スピーチするのは聴き手のため。

ここを間違わないことが何よりも大切!

 

■スピーチもいろいろ

スピーチする場面も、いろいろあると思います。

自分の経験を伝えるべく、講演会を開いて多くの聴き手に話すスピーチ。

友人を代表して、結婚式で大勢の聴き手の前で話すスピーチ。

集まりのあいさつなど、役割が回って来て、仕方なく話すスピーチ。

良し悪しは別として、スピーチは1人ではできません。

聞いてくれる人がいるからこそ成り立つ。

だったら、聴き手のために、聴き手にプレゼントを贈るつもりで話した方が良いと思います。

そう、聴き手のために、聴き手が喜んでくれるようにスピーチするんです。

 

■聴き手のために話す意識

ここまで理解できるようになれば、人前でのスピーチも、大分緊張から解放されてくると思います。

自分のためではなく、聴き手のためにスピーチするんです。

 

■聴き手のためだから、自分はどうなっても構わない

極論を言うと、聴き手のためにスピーチをするのですから、自分はどうなっても平気なんです。

それこそ、緊張でしどろもどろになっても、暗記した原稿を忘れて頭が真っ白になっても、後々まで「アイツだ」って言われる恥をかいても。

それこそ、自分はボロボロになっても、聴き手が喜んでくれればいいんです。

それで大成功だから。

 

■誰かのためなら動きやすい

もともと、人は「誰かのため」って思うと、勇気が湧いて来ます。

自分のためだったら遠慮したり、迷ったり、控えたりすることもあるでしょうが、誰かのためだったらどうですか?

困っている人を助けるため、人を喜ばせるため、不安な人を安心させるため。。

誰かのためにだったら、ためらわずに行動できる場合が多いと思います。

その気持ちを聴き手に向ける。

そうすることで、自分への緊張感を和らげることが期待できると思います。

 

■聴き手に届ける気持ち+ほんのちょっとの自信

とにかく、自分はどうなってもいい。

聴き手が喜んでくれる内容のスピーチを聴き手の心に届ける。

この気持ちがあるだけで、緊張感は大分薄れると思います。

あとは、ほんのちょっとの自信。

「私は大丈夫、普通に話せる」って言う自信があれば、あがることはなくなると思います。

そして、その自信は根拠なんてなくて大丈夫。

思い込みでも、自分に言い聞かせるだけでも、何でもOK!

「私は大丈夫、話せる、スピーチできる」って思うだけで大丈夫です。

 

■極めると

本当にスピーチを極めていくと、聴き手の心にいかにメッセージを届けるかに集中するようになります。

自分の伝えたいことを他人である聴き手の心に届ける。

簡単そうで、実際はなかなか難しいんですよね。

そう、あがったり、緊張したりなんてしてる余裕はない!

実は、あがる、緊張するのは、まだまだ余裕があるからだったんですね。

 

■聴き手に全力を注ぐ

人の心にメッセージを届けることは大変です。

でも、あがり症の人を見ていると・・・

「暗記した原稿を忘れちゃったらどうしよう」とか、

「話した内容がウケなかったらどうしよう」とか、

「失敗してしどろもどろになったらどうしよう」とか。

そんな自分目線の心配ばかりして、緊張して、逆に自分を苦しめちゃっている。

以前の私もそうでした。

でも、この記事を読んだあなたはもう大丈夫。

少なくとも、聴き手に全力を注ぐことの意味、大切さを意識できると思うから。

 

■緊張しそうになったら

もし、緊張しそうになったら、自分に確認してみてください。

「私、まだまだ余裕あるじゃん」

その余裕を、聴き手に向けることを意識してみましょう。

きっと、素晴らしいスピーチができるようになると思います。

あがり症、緊張の克服、一緒にがんばって行きましょう。