リフレーミングでプラス思考になれ!

人生改善術

■あなたは自分に自信が持てていますか?

最近、「何よりも大切なものは時間」って言うフレーズをよく聞きます。

確かに、時間は大切。

でも俺は、それ以上に大切なものは「自分自身」だと思います。

あなたは、そんな大切な自分に自信を持てていますか?

■言えますか、自分の長所

面接、履歴書などで一番困るのって、 “自分の長所を挙げること”って言う人、多くないですか?

「優柔不断」、「消極的」、「緊張しやすい」・・・。

短所だったらいくらでも即答できるのに、

「俺の長所ってなんだろう・・・」

自分の長所は、なかなか思い浮ばない。

苦肉の策で、「責任感が強い」とか、一般的なことを書いちゃうのが昔の俺でした。

■人間のつくりの問題?

人って、何も意識しないと、マイナスな部分に目が行くことが多いです。

「あの人、テキトーだし、嫌な感じだよね」

他人を見るときに、いい部分よりも先に、悪い部分が目につく。

地球上のすべての人を見渡してみて、

“全く良い所がない、悪い所しかない極悪人間”って、ほとんどいないと思うんですよね。

誰だって、良い所を持っている。

それどころか、良い所の方が圧倒的に多いと思うんです。

だから、それぞれの個性に魅力を感じるんです。

でも、がんばって意識しないと、良い所が見えない。

何の根拠もないですが、 俺的には、そもそもの人間のつくりがそうなっているんだと思います。

じゃ、仕方ないのか?

■意識して良い所を見る努力

「悪い所には目が行くけど、意識しないと良い所には気づかない」

だったら、意識するしかないじゃん!

俺も、努力を続けています。

「苦手なアイツの良い所」、「ムカつく上司の良い所」「昨日ケンカした奥さんの良い所」などなど。

「いや、そうじゃない、あのバカ上司はムカつくけど、本当は良い奴なんだ・・・」

自分に言い聞かせるのも、結構努力が必要だし、ストレスも溜まる。

もっと楽な方法ないのかな?

■発想を変えろ!

無理して良い所探しをするよりも、簡単な方法があるんです。

それは、

「リフレーミング!」

■リフレーミングとは

リフレーミングとは、心理学の分野で使われている手法。

ざっくり言って、物事を見るときに、枠をいったん外して、違った視点で考えてみる方法です。

発想を変えることで、良い所探しが大分楽になるんです。

■優柔不断をリフレーミング

例えば、俺の短所の「優柔不断」なところ。

“物事をなかなか決められず、ナヨナヨしててイライラする奴”ってのが一般的な見解。

でも、リフレーミングしてみると・・・。

“優しくて、誰も傷つかないように周りに配慮できる人”って考えられませんか。

そうなると、優柔不断で嫌だった自分のことが、なんだか好きになって来るから、あら不思議。

■消極的をリフレーミング

続いて、俺の短所の「消極的」なところ。

“意見も言えなくて、何をするにも頼りない、最悪な奴”ってのが一般的見解。

でも、リフレーミングしてみると・・・。

“ギスギスしていなくて、人の意見も聞ける優しい人”って考えられませんか。

俺って、優しいんだ。本当はすごく良い奴だったんじゃん。

■緊張しやすいをリフレーミング

またまた、俺の短所の「緊張しやすい」ところ。

“気が弱くて自信がない、何をするにもダメな奴”ってのが一般的見解。

でも、リフレーミングしてみると・・・。

“物事をすごく真剣に考えていて、絶対に手を抜かない素敵な人”って考えられませんか。

俺って、本当に頑張ってるんだ。すごいね、俺。

■その他のリフレーミングの例

・口下手   →聞き上手

・頑固    →信念がある

・計画性がない→臨機応変に対応できる

・老けている →シブい、落ち着いている

・仕事が遅い →丁寧

・飽きっぽい →好奇心旺盛

・偉そう   →自信がある

・整頓できない→おおらか

・一人ぼっち →自分を愛せる

・八方美人  →人づきあいが上手

■リフレーミングノートもおすすめ

自分に自信が持てないあなたには、リフレーミングノートがおすすめ。

自分の短所をとにかくノートに書き出してみるんです。

思いつく限りの短所を書き出したら準備完了。

さあ、リフレーミングしてみましょう。

すると、

「自分って、こんなに素敵だったんだ、こんなに頑張ってたんだ」って、涙が出るほど自分が愛しく思えて来ます。

これを時々やると、だんだんと自分に自信が持てるようになって来るんです。

■リフレーミング癖をつけろ

人の性格ばかりじゃありません。

例えば、スーパーの駐車場が混んでた時。

「んだよ、クルマ停める場所ないじゃんかよ。最悪だ!」

じゃなくて、 「この店、人気があるんだなぁ。クルマも少し遠くに停めて歩けば、運動になるじゃん。」

こんな感じで、リフレーミング癖がつくと、物事をポジティブに考える癖がつくんです。

■マイナスをプラスに変える力を養おう

こんな感じで、ちょっと発想を変えるだけで、マイナスをプラスに変えて捉えることができるんです。

短所ばかりで大嫌いだった自分が、少しでも好きになれば、自然と自信も持てるようになって来ます。

自分に自信を持って、そして、物事を気分よくプラスに捉えられるようになって、毎日を楽しく過ごしてみてはどうでしょうか!