相手の心に伝わるあいさつの方法 先にすると「あいさつ」、後になると「返事」

人生改善術

■あいさつ、出来ていますか?

あなたは、毎日のあいさつ、出来ていますか?

「え、普通に出来ているよ」って思う人が大半だと思います。

でも、出来ていない人が結構な数います。

そう、怖いことに、自分ではきちんとあいさつしているつもりでも、出来ていないことが多いんです。

今回は、あいさつをしているつもりでも出来ていない点に気付き、きちんと伝わるあいさつについて解説したいと思います。

 

■相手よりも先にする

では、結論から書きます。

きちんと相手に伝わるためには、『相手よりも先にあいさつする』こと。

 

■後だしのあいさつは『ただの返事』

出勤して、登校して、最初に会う人に「おはよう」ってあいさつをする。

でも、その「おはよう」が相手よりも遅かったら・・・

それは、ただの返事になってしまいます。

あいさつをしたのは相手、その後であなたが返したのは返事。

ここに気付けていない人がものすごく多い。

だから、あいさつは相手よりも先にしなければならないんです。

 

■先にしたあいさつは伝わる

もし、誰かから「おはよう」ってあいさつされたとします。

素直に嬉しいですよね。

それは、自分って言う存在を認めてくれているから。

他の誰でもない、この自分に対して「おはよう」ってあいさつしてくれた。

わざわざ、自分のことを意識してくれて、時間を使って、しかも笑顔で。

この単純なうれしさが心に伝わるんです。

ここがすごく大切です。

 

■相手よりも先にあいさつ出来ない理由

相手よりも先にあいさつすることの大切さは分かった。

では、相手よりも先にあいさつが出来ない理由を考えてみましょう。

①相手との距離を推し量る

「もう少し近づいてから」、「目線があったら」、「相手が誰かと話してるから、終わったら」。

こんな理由で、間合いを図っているうちに、相手に先にあいさつされちゃうなんて、良くありませんか?

好意を持っている相手にあいさつするのに、変に推し量った結果、本当にもったいないです。

 

②返事がなかったらと心配する

「おはよう」ってあいさつして、もし返事がなかったら。

笑顔であいさつしたのに、「キモっ」って思われたらどうしよう。

こんな風に思うことも良くあると思います。

でも、それは、自分のことを良く見せようと思っているから。

だって、あいさつは相手の心に届けるもの。

返事がなくても、「キモっ」って思われたって、全然構わないじゃないですか!

『自分はどうなっても、相手の心に伝わるあいさつをする』

この気持ちが大切です。

 

③さっきあいさつしたかもと躊躇する

あいさつは、最初に顔を合わせた時にするものです。

いろんな人にあいさつしてて、この人に「おはよう」って言ったような、言ってないような。

こんな時、迷いますよね。

そんな時は、迷わずにあいさつしちゃいましょう。

あいさつされて嫌な気分になる人はいないと思います。

「おはよう」って何回したって良いじゃないですか!

 

■とにかく相手より先に

あいさつで気を付けるべきは、相手よりも先にすることです。

遠くにいる相手でも、返事がない相手でも、2回目か3回目か分からない相手でも。

とにかく、相手よりも先に声をかける。

これをしているうちに、あなたのメッセージは相手の心に伝わります。

そして、あなたの魅力がどんどん相手に伝わって行きます。

とにかく、相手よりも先にあいさつする。

ぜひ、心がけたいですね。