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■先延ばししていませんか?
「明日やればいいや」
こんな風に、先延ばしすること、ありませんか?
物事の大小に関わらず、今やれることを先延ばしする。
確かに、面倒なこともあるでしょう。慎重に進めたいこともあるでしょう。
でも、先延ばしはダメなんです。
今回は、なぜ先延ばしがダメなのか、先延ばししないためにはどうすればいいのかについて解説したいと思います。
■明日の自分を信じるな
では、結論から書きます。
先延ばし癖を無くすには、『明日の自分を信じない』こと。
まずは、この気持ちが大切です。
■先延ばしする理由
では、今日できることを先延ばしする最大の理由を書きます。
それは、『明日の自分だったら出来る』って思うから。
明日の自分、来週の自分、来月の自分、来年の自分。
未来の自分だったら、何でも出来そうな気がしませんか?
今、面倒で手を付けていない事でも、明日の自分だったら出来そうな気がする。
この錯覚、いや妄想が、先延ばし癖を増大させて行くんです。
■同じ自分
はっきり言います。
今の自分も、未来の自分も、どれも同じ自分です。
急激に変わることなんてあり得ない!
だから、今日しなかったことは、明日も、来週も、来月も、来年も、いつになっても出来ないんです。
未来の自分を信じて先延ばししても、結局は何も出来ないことになってしまうんです。
『明日の自分は信じるな!』
■先延ばしのリスク
では、先延ばしすることでのリスクをあげてみたいと思います。
最初は軽い気持ちでも、最終的には恐ろしい結果が待っているんです。
■先先延ばし
先延ばしのリスク① 先先延ばし
「明日やればいっか!」
この軽い気持ちが、ドツボにハマる大きなリスクです。
「明日やればいっか!」と思った自分と、明日の自分は同じ自分です。
だから、明日になれば、「また明日でいっか!」と思うし、
そのまた明日になれば、「またまた明日でいっか!」と思ってしまう。
結果、先先延ばしで、いつまで経っても出来ることのない、無限のスパイラルにハマって行くんです。
■機会損失
先延ばしのリスク② 機会損失
「明日やればいっか!」
その方がじっくり出来るし、いい結果が出るかも知れない。
でも、よく考えてみて。
明日には明日の、やるべきことが出て来るんです。
今日やれることを先延ばしすることで、明日のやるべきことが更に先延ばしになる。
すると、あさってやるべきことも、更に先延ばしされていく。
これは、機械損失以外の何物でもありません。
もし、明日やるべきことを明日のうちにやっていれば、先行利益を得られたかも知れない。
でも、今日やるべきことを明日に先延ばししたが故に、本来、明日やるべきことが出来なかった。
結果、他人に先を越されて利益を失ってしまう。
これが最悪のパターン。
誰もが、時間は限られています。一度失った時間は戻りません。
そして、チャンスだって、どこにでもゴロゴロ落ちているわけじゃありません。
限られた時間で、限られたチャンスを確実にゲットするためにも、今日やれることは今日のうちにこなしておくべきなんです。
■先延ばし癖が付く
先延ばしのリスク③ 先延ばし癖が付く
もちろん、今日よりも明日の方が時間が取れるとか、一晩じっくり考えて明日実行したいとか、先延ばししたい正当な理由がある時もあるでしょう。
でも、どんな理由であれ先延ばしはダメです。
それは、先延ばし“癖”が付いてしまうから。
「とりあえず、明日でいっか!」
最初の軽い気持ちで味を占めてしまうのが、私たち人間の悲しい性です。
そして、一度先延ばし“癖”がついてしまうと、直すのは相当大変です。
と言うか、もう直らない!
だからこそ、今日出来ることは必ず今日のうちにするのが鉄則なんです。
■先延ばししないためには
先延ばしすることのリスクについて、気付くことが出来たでしょうか。
では、ここからは、先延ばししないための方法を解説します。
と言っても、難しいことはありません。
リスクを頭に入れた上で、行動するだけ。
では、先延ばししないための方法を書いて行きます。
■明日の自分を信じない
先延ばししないための方法① 明日の自分を信じない
先に書いた通りで、明日の自分ほど信じていけない人はいません。
「明日の自分ならやれる!」この妄想は、即刻捨て去るべきです。
■意識する
先延ばししないための方法② 意識する
「今日やれることは、何が何でも今日のうちにやる」
これを意識して行動するだけで、結果は大分変ると思います。
結局、人間は意識するかどうかで行動が変わるんです。
先延ばし癖で悩んでいるんだったら、とにかく意識する。
「今日やれることは、何が何でも今日のうちにやる」
■書き出す
先延ばししないための方法③ 書き出す
簡単なようで意外と出来ていないのが、この『書き出す』ことです。
今日やるべきことを、箇条書きで紙に書き出す。
・部屋の掃除
・書類づくり
・筋トレ
・電話連絡
こんな感じで。そして、終わった順に消して行く。
人間、頭で理解していても、行動につながりません。
でも、こうして視覚的に分かるようにすると、行動しやすくなります。
それは、今すべきことが具体的に分かるから。
紙を持ち歩くのが面倒な時は、スマホのメモでも良いと思います。
とにかく、書き出す!
■一つひとつ確実に
人生の時間は限られています。
そして、その中で出来ることだって限られています。
あれこれ、無限に出来るわけじゃない。
だからこそ、今日出来ることは今日のうちにこなすことで、時間を効率的に使う。
これが、充実した人生につながると思います。
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