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■日常の些細なことに幸せを感じられない
夢や希望がない、常にイライラする、楽しいことがない。
こんな感じで、日常の些細なことに幸せを感じられない人っていませんか?
今回は、日常の些細なことに幸せを感じて、毎日を楽しくするための方法を紹介します。
■ポジティブにお金を使う
では、結論から書きます。
日常の些細なことに幸せを感じて、毎日を楽しくするためには、『ポジティブにお金を使う』こと。
■お金を使えば減って行く
当たり前のことですが、お金は使うたびに減って行きます。
食費や光熱費などはもちろん、交際費だってバカになりません。
ある日突然テレビが壊れたなんて言う時だって。
そう、私たちが生活していると、お金はどんどん減って行きます。
そして、普通はこう思うんです。
「えー、こんなに高い」、「あぁ、もったいない」、「また、お金が貯まらない」って。
これって、ネガティブですよね。
この考え方をポジティブに変えるだけで、幸せ感がどんどん増えて行くんです。
■「げんきカレー」のいい話
奈良県橿原市にある食堂「げんきカレー」の話を紹介します。
「げんきカレー」のカレーは1杯200円。
そして、会計の際に200円を上乗せすることで、「みらいチケット」なるものを購入することが出来ます。
客が購入した「みらいチケット」は、ホワイトボードに貼り付けられます。
貼り付けられた「みらいチケット」。
子どもたちが、その「みらいチケット」を取って注文すると、なんとカレーが無料になるんです。
そもそも、この「みらいチケット」は客の善意から生まれたものだそうです。
そして、それを支えているのが店主の齊藤樹(さいとう しげる)さん。
本業で英会話教室を営む齊藤さんは、経済状況によって教育の格差が生まれていることに心を痛めます。そして、「誰もがお腹いっぱいになれて勉強もできる場所」を作りたいとの願いから、「げんきカレー」をオープンしたそうです。
だから、「げんきカレー」には、子どもたちの笑顔がいっぱい。
■「げんきカレー」齊藤さんの言葉に感銘
そんな「みらいチケット」の取り組みをしている「げんきカレー」。
みんなが幸せになるかと思いきや、実際は毎月毎月、5万円の赤字だそうで。
そりゃ、そうですよね。だって、カレー1杯200円の安さですから。
ここで、齊藤さんの言葉が心に突き刺さりました。
「5万円を払って、子どもたちの笑顔を買っているんです」
■ネガティブなお金の使い方
毎月毎月、5万円の赤字。
普通だったら、こう思うでしょう。
みらいチケットなんてやめて普通の値段にすれば赤字解消なのに。
5万円あれば、生活も楽になるし、欲しい物だって買える。
「5万円がもったいない」って。
でも、こんな考えでお金を使って、幸せになれるでしょうか?
■あなたのお金の使い方はどうですか
もしかして、あなたのお金の使い方も同じじゃないですか?
「電気代がこんなに高い、もったいない」とか、
「テレビが壊れた、またお金がかかる」とか、
「お金がもったいないから、食費を切り詰めよう」とか。
そして、こんなネガティブなお金の使い方で、幸せになれると思いますか?
■ポジティブなお金の使い方で幸せになれる
同じ5万円。
それを、赤字と捉えるか、子どもたちの笑顔を買ったと捉えるか。
たったこれだけの違いです。
そう、たったこれだけの違いなのに、気持ちにはものすごい差が生じます。
「5万円がもったいない」、
「5万円でいい物を買えた」
どうですか、同じ金額でも、ポジティブなお金の使い方をするだけで幸せ感がアップしませんか。
■どうせ使うならポジティブに
・「電気代がこんなに高い、もったいない」じゃなくて、「おかげで、こんな便利な暮らしができている」って考える。
・「テレビが壊れた、またお金がかかる」じゃなくて、「テレビを直せば、みんなで団らんできる」って考える。
・「お金がもったいないから、食費を切り詰めよう」じゃなくて、「美味しい物を食べて、みんなの笑顔を見られる」って考える。
たったこれだけのことで、幸せを感じられる。
どうせ同じお金を使うなら、考え方を変えて、幸せになった方が絶対いいと思います。
■そう言えば私も・・・
そう言えば、昨日娘と一緒にゲームセンターに行きました。
遊んだのは、ぬいぐるみを取れるクレーンゲーム。
何と、三千円以上費やして、やった取れたのが小さな小さなぬいぐるみ。
「くそっ、買えば980円もしねーやつじゃん」
「あ~あ、三千円もドブに捨てた」
「あの三千円があったら、別な物変えたのにな~」
半ばやけくそで、イライラしながら床に就きました。
これ、最悪じゃん!
そう、三千円を払って、ワクワク、ドキドキして、取れた時の興奮を満喫して、娘との思い出を買ったんです。
そう思ったら、イライラは吹っ飛んで、一気に幸せ感に包まれましたよ。
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