目次
■ちりも積もれば山となる
例え僅かなことでも、積み重ねると大きくなる。
あまりにも有名なことわざですよね。
今回は、目先にとらわれずに、大きな時間軸で見ることの大切さについて、実体験を元に書いてみたいと思います。
■私のエピソード
と言うことで、私のエピソードです。
以前の私は、夜更かしが常。
と言うか、子育てをしていると自由な時間がない。
子どもが寝た後の僅か30分、1時間が唯一の自分の自由時間。
その時間を謳歌することが何よりも楽しみだったんです。
で、その時間にはYouTubeで動画を見たり、好きなモータースポーツの録画を見たり、ゴロゴロしたり。
何かのストレスが溜まれば、お酒を飲むこともよくありました。
■夜更かしは翌日の生産性を奪う
この夜更かし、確実に翌日の生産性を奪います。
でも、人間ってなぜか夜更かしが好きなんですよね。
個人的には、人間はもともと夜行性の生き物だったんじゃないかなって思います。
そして、ストレス解消のためにお酒を飲む。
これがいけない。
いったん飲み始めると、理性のストップがきかなくなり、どんどん深酒をしてしまう。
結果、翌日は二日酔いとの戦いもしないといけなくなる。
まず、朝起きるのがキツイ。
そして、起きた後も頭はボーッとしていて、使い物にならない。
そう、夜の30分、1時間を謳歌する代わりに、翌日の生産性は確実に奪われてしまうんです。
■自分が決めていたこと
以前の自分、とにかく生産性を上げたくて悪戦苦闘していました。
どんどん読書をして知識を深めたい。
でも、時間がない。
子どもが寝た後の時間に本を読んでもいいのですが、今度は動画を見る時間がなくなる。
じゃ、Wi-Fiを使える家での夜更かし時間には動画を見よう。
そして、職場の昼休みの時間はWi-Fiが使えないので、本を読む時間にあてよう。
そう決めたんです。
■いざ、昼休み
そう決めて、毎日本を持ち歩きました。
読書タイムは、昼休み時間の60分間。
うちの職場は休憩室なるものがないので、自分のクルマの中で休憩を取るんです。
ところが、お昼を食べた後、本を読もうとしても・・・
眠い。とにかく眠い。
■眠さとの闘い
本を読む時間は昼休みの60分間だけ。
でも、眠くて眠くて、少しでも昼寝しないと、午後も頭がボーッとしたまま過ごすハメになる。
(話がそれますが、昼休みに5分でも10分でも昼寝をすると、頭がスッキリするんです。午睡の効果って、絶対にあります!)
■編み出した方法
そして編み出したのが、前半の30分間寝て、後半の30分間を読書にあてる方法。
これは結構画期的で、睡眠と読書、両方をこなすことが出来ました。
我ながらナイスアイディア!と自画自賛。
■そして気づく、ちりも積もれば山となる
そんな日々が続いた時、ふと気付いたんです。
60分間の昼休み、30分間寝て30分間読書。
仮に、昼寝しないで60分間読書をする。
その人が読書した量と比べて、私が30分間だけ読書した量を1年後に比べると、どれだけ差がつくんだろうって。
そして、それが5年後、10年後、20年後、30年後と積み重なったら。
計算はできないですが、ものすごい量の差になりますよね。
まさに、「ちりも積もれば山となる」ことに気づいたんです。
■早速、早寝早起きに切り替える
「これはマズい」と青くなって、早速早寝早起きに切り替えました。
やっぱり、早く寝て、睡眠時間を十分に確保した方が、翌日の生産性は確実に上がります。
早寝早起きって最高。
いや、今回気づいたのは早寝早起きの素晴らしさではないんです。
そう、気付いたのはちりも積もれば山となるってこと。
■時間の経過とともに開く差
今回は、昼休みの読書時間で気づきました。
でも、日常でこんなケース、よくありますよね。
毎日毎日、コツコツコツコツ積み重ねたことが、時間の経過とともにものすごい差となって目の前に現れることって。
もし、気付いているなら、今すぐにでも改めるべきなんです。
そうしないと、どんどん差が広がって行く。
被害を最小限で抑えるには、今改めることが大切なんです。
■ちりも積もれば山となるに気付けるか
例えば、腕立て伏せを毎日30回やっているのを31回にしてみる。
例えば、朝5分だけ早起きして、朝活の時間を5分間増やしてみる。
例えば、いつもお腹いっぱいまで食べていた食事を、ひと口だけ残すようにしてみる。
こんな感じ。
腕立て1回、5分の早起き、ひと口残す。
1回の量はわずかです。
でも、これが半年、1年、5年と続くと。。。
まさに、ちりも積もれば山となるですよね。
■かんたんに出来る成長術
よく考えると、これって、誰もがかんたんに出来る成長術だと思います。
だって、腕立てをプラス1回だけ。
たったこれだけのことですから。
気付けたことは、どんどんやった方がいいですよね。
逆に、気付けないと、プラス1回腕立てをしている人と比べて、半年後、1年後にはものすごい差がついてしまうと言うこと。
どうですか、この差、ものすごく大きいと思いませんか。
■身の回りを再確認してみましょう
毎日していること、一度再確認してみましょう。
もし、1回でも、5分でも、1口でも、少しの努力だけで続けられそうなことがあるなら、是非初めて見るべきだと思います。
かんたん、手軽に成長して、人生をどんどんいい物にしていきたいですね。
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