イライラ対策の秘訣!過去に執着せず、未来を良くするために、“今”に全力を尽くすこと

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■遅刻ギリギリなのに工事、あなただったらどうする?

私の今朝のエピソードです。

朝、家を出るのがギリギリ。

急いで職場に向かいました。

すると、家の前の道路が・・・、

よりによって、道路が通行止め。

見ると、工事を始めている。

家の前の道路は、クルマ1台が通れるだけの狭い幅。

当然、通れないので、大きく迂回しなければなりません。

遅刻ギリギリなのに!

こんな時、あなただったらどうしますか?

 

■イライラしますよね、怒りますよね

もちろん、思いました。

「通行止めなんて聞いてねーよ!」

「事前に知らせなきゃわかんねーじゃん!!」

「わざわざ、通勤、通学の時間帯に始めるなよ!!!」

これは、間違いなく俺の言い分が正しいはず。

ひと言言ってやらねば。

 

■その時、神様が下りてきた

通行止めの看板の手前で止まった私のクルマ。

こっちに向かって、「ダメ、ダメ」って感じで交通整理のおばさんが小走りでやって来る。

「よし、文句を言ってやろう!」

その時、私のもとに神様が下りて来ました。

「イライラして文句を言えば解決するの?」って。

 

■我に返る私

下りてきた神様に気付いた時、私は我に返りました。

「そうだ、イライラしたって解決しない」

「文句をぶちまけたって、自分へのメリットは何ひとつない」

これに気付いたんです。

これ、気付ける、気付けないで、その後の1日の気分、過ごし方が大きく変わってしまいます。

寸での所で、危ない所でした。

 

■目の前にあるのは、工事で道路が通れないという現実だけ

整理します。

遅刻ギリギリなのに道路が通れず、イライラが募る私。

・工事さえなけ“れば”、こんな思いはしなかったのに。

・事前に知らせてくれさえす“れば”、早く家を出たのに。

・通勤時間帯を避けて工事をしてくれ“たら”、通れたのに。

“たら”、“れば”、言ったって、道路を通れないのは変えられない。

今、目の前にあるのは、“工事で道路を通れない”って言う現実だけ。

その現実に対して文句を言っても、自分へのメリットは何ひとつないんです。

 

■文句を言っても自分へのメリットは何もない理由

じゃあ、イライラして文句を言っても、自分へのメリットが何ひとつない理由を考えてみたいと思います。

 

■現実は変わらない

理由① 現実は変わらない

そう、イライラしたって、文句を言ったって、工事で道路が通れないこと、遅刻ギリギリなこと、この現実は変わりません。

もし、メチャクチャイライラして、思いっきり文句を言うことで、道路が通れるようになる、遅刻ギリギリじゃなくなるんだったら、そうした方がいいでしょう。

全力を傾けてイライラして、全身全霊で文句を言った方がいい。

でも実際は、そんなことをしたって目の前の現実は変わらない。

だったら、イライラして文句を言うのはムダ。

だから、自分へのメリットはないんです。

 

■過去に執着している

理由② 過去に執着している

「工事さえなければ」、「事前に連絡があれば」、「通勤時間帯を避けてくれていたら」。

このイライラの原因、全て過去に対しての執着です。

私たちの大前提として、どうあがいたって『過去は変えられない』。

その時点で、変えられないことに対してイライラしているのはムダ。

だったら、今の努力次第で変えられる未来に目を向けて行動を開始すべきなんです。

 

■自分を痛めつけている

理由③ 自分を痛めつけている

少し視野を広げてみてください。

工事をして道路が通れないことに腹を立てて、イライラしているのは私だけ。

私がイライラしてるのを見て、

「辛いねぇ」とか、「大変だねぇ」とか、ねぎってくれる人なんて誰もいません。

それどころか、「なんだアイツ、工事ぐらいで怒り出して」って嘲笑されているかも知れません。

広い視点で見てみましょう。

例えば、ドローンを飛ばして上空から眺めたとしたら・・・。

道路が通れないからって、アリんこみたいに小さい私がプンプン怒っている。

怒ったって何にも変わらないのに。

そんな悲しい状況にも関わらず、イライラ、プンプンして自分を痛め続けている。

そんなのバカバカしいと思いませんか。

 

■すべきことは未来を変えるための行動

目の前にあるのは、工事で通れない現実。

今すべきことは、『未来を変えるための行動』のみ。

具体的には、『未来を良くするために、この現実に対してどう行動するか』

その現実に対してどう行動したかで、この後の未来が大きく変わって行くんです。

・現実に対しては何もせず、過去に執着してイライラして、この後ずっと気分悪く過ごすのか。

・過去に執着なんてムダなことはせず、気持ちを切り替える。

そして、『遅刻ギリギリなのに道路が通れない』と言う現実に対して、最善の努力をする。

その結果、問題を解決して、この後をずっと気分よく過ごすのか。

ここを理解して行動することが大切。

 

■神様が下りてきた後の私

神様が下りて来て、寸での所で助かった私。

すぐに割り切って迂回。

交通整理のおばさんに「お疲れ様です」なんて声までかけて職場に向かいました。

結果、遅刻せずにギリギリセーフ。

間に合ったことに対しても、超ラッキーと思えて、1日気分よく過ごせました。

これが、工事の人に怒りをぶちまけていたら・・・

当然遅刻して、ツイてない、工事のせい、最悪。

どんどん負のスパイラルに巻き込まれていたことでしょう。

そう考えると、ゾッとします。

 

■常に全力チャレンジ

自分の未来を良くするためには、それに向かって常に全力でチャレンジあるのみです。

イライラして未来が良くなるのであれば、全力でイライラすべきです。

でも、イライラして未来が良くなるなんてことは、まずあり得ない。

だったら、過去に執着しない、未来のために今できることを全力でチャレンジする。

この気持ちが大切だと思います。