他人軸で生きなくていい理由

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■気になりませんか、他人の目

何かをするにつけて、他人の目や他人からの評価を気にしていませんか。

「自分がどう思うかより」も、「他人にどう思われるか」を優先してしまう。

今回は、他人軸で生きてしまう人が自分軸で生きられるようにするための解決策を提案したいと思います。

 

■自分軸と他人軸

自分軸とは、

自分に自信を持てて、自分視点で、自分の思うままに行動できること。

他人軸とは、

自分に自信がなく、他人に嫌われないように、他人にどう思われるかを最優先に行動すること。

詳しい定義は知らないけど、俺的にはこんな感じかなと思っています。

 

■そういう俺は

そんな俺は、昔から過度に他人の目ばかりが気になっていました。

多分、

小学生の時に、ちょっとしたイタズラを先生にバレて、全生徒の前で土下座させられたり、

中学の時の野球部の厳しい監督に怒られないようにしたかったり、

社会人になって出会った超怖い先輩に良く思われたかったり、

そんな些細でも、自分にとってはトラウマになりかけた経験が積み重なって、他人の目を気にするようになったんだと思います、多分。

 

■人の目が気になったこと(幼少時)

例えば、野球部の練習試合。

野球は下手だけど足が速かった俺は、代走で起用されることが多かった。

とにかく、監督に怒られたくないという思いばかりが先行。

「代走で起用される=盗塁を求められている」と思い込み、いや、脅迫的に思い込み、無謀な盗塁を試みる。

もちろん、足が速いって言っても超人じゃないから

無理に盗塁をする→アウトになる→怒られる→怒られたくないから更に無理をする

の悪循環。

とにかく、監督の顔を見て野球をしていたから、楽しいどころか、苦しさしか感じませんでした。

 

■人の目が気になったこと(現在)

例えば、人前でスピーチをするとき。

まず、「あの人はスゴイ、ひと味ちがう!」って思われたい。

他人に褒められたいって言うのが根底にあるんです。

それが過度のプレッシャーになる。

だから、人前に出ると

「あの人、これからどんなこと話すんだろう、楽しみだね」

「あの人、今からスゴイこと話すから楽しみに待ってよう」

「あの人、もし、普通のことしか話せなかったら、期待外れだよね」

目の前にいる聴衆に対して、俺の頭の中で勝手にこんなことを思い込みます。

そして、聴衆一人ひとりの視線が自分に突き刺さる。

「あの人」、「あの人」、「あの人」・・・って。

そして、

自分が出来もしないようなことをやろうとして背伸びをする→過度に緊張してしどろもどろになる→うまく行かない→自信なくなる→挽回しようとして更に背伸びをする

の悪循環。

実際は、他人のスピーチなんて、誰も真剣には聞いちゃいなんいんです。

今日話した内容を明日の朝覚えている人なんて、ほとんどいないはず。

それなのに、もし失敗でもしたら、激しく落ち込みます。

「あの人、あの時失敗した人だ」

「あの人」、「あの人」、「あの人」・・・って。

 

■気づかせてくれた娘

ここまで他人の目ばかり気にしていた俺。

何をするにしても、自分の意思じゃなくて、他人の目だけを見て行動していたと言っても過言ではありませんでした。

でも、そうじゃないんだよって気づかせてくれたのは・・・

娘の存在。

娘を見ていると、自分の意思で、自分のしたいことをして、自分が嫌なことはしない。

 

■娘は人の目は気にしない

娘と100円ショップに買い物に行った時の出来事。

娘が、商品の袋が破けていることに気付きました。

でも、店内は大勢の客。店員さんは忙しそう。

「店員さん、忙しそうだから、そのまま置いとけばいいよ」

でも、娘は

「これ、間違って買った人が困るかも」

真っ先に店員さんに言いに行きました。

この姿を見て、俺は反省。

忙しそうな店員さんに嫌がられたらと、顔色を伺っていたこと、

たかが100円の商品の破れをいちいち言いに行ったら、周りの客の視線を浴びて恥ずかしいと思ったこと、

自分も、本当は店員さんに教えに行った方が良いと感じた。

でも、他人の目ばかり気にして、行動できなかったことを自分の不甲斐なさを痛感。

そう、娘は他人の目なんて気にしないで、自分が正しいと思ったことをしたんです。

それ以来、俺は他人の目を気にしないように、自分のしたいことをするように意識するようになりました。

 

■他人軸で生きることの無意味さ

結局、他人の目を気にして、他人軸で生きることは何の意味もありません。

一応、その理由を3つあげてみます。

 

■お前は有名人でもなんでもない

理由① 誰も見ていない

俺が他人の目を気にしていても、その相手の他人は、俺のところなんて大して見てないんです。

世間体、他人の評価・・・。

結局、気にしているのは俺だけで、自分で自分を苦しめている。

何の意味もない。

 

■困ったときに助けてくれる?

理由② 誰も責任を取ってくれない

他人の顔色ばかりうかがって行動する。

その結果、自分にものすごいトラブルが起きたとして、

その他人は責任を取ってくれますか?、力を貸してくれますか?

恐らく、何もしてくれないと思います。

そう、そんなヤツらの顔色なんて見なくていいんです。

何の意味もない。

 

■一番大切なのは誰?

理由③ 一番大切なのは自分

当たり前のことだけど、一番大切なのは誰?

自分、俺でしょ。

だったら、そんな大切な自分のことを大切にしてあげないでどうするの?

他人ばかり大切に考えて自分は後回し。

そんな無意味なことはやめて、自分を最優先で大切にしましょう!

 

■自分軸で生きよう

そう、当たり前のことですが、他人は他人。

気にしたって、顔色をうかがったって、良く見られようとしたって、何の意味もない。

大切なのは自分がどうしたいか。

無意味なことはやめて、

もっと自分を評価してあげましょう。

もっと自分に優しくしてあげましょう。

もっと自分を大切にしてあげましょう。

そう、あなたも、たった今から、自分軸で生きて行きましょう!