目次
■なりたい自分ってありますか
あなたは、なりたい自分ってありますか?
明るくてみんなから慕われる人、面倒見が良くて気配りが出来る人、リーダーシップ抜群で皆をグイグイ引っ張る人などなど。
それぞれ、こんな自分だったらなぁって思う憧れはあると思います。
■諦めていませんか?
でも実際は・・・、
「俺は根暗で友達もいないし」とか、「私って気配りがどうしても出来ないんだよね」とか、「自分は積極性がなくて」とか。
今の自分を客観視して、出来ない、無理って諦めていませんか?
ちょっと待って、諦めるのは早いんです!
■なりたい自分を意識して振る舞う
なりたい自分になるための一番簡単な方法は、
『なりたい自分を意識して振る舞う』こと。
たったこれだけ。
■本当になれる?
「そんなことで人が変われたら何も苦労ないじゃん」
そう言いたい気持ちは痛いほどよく分かります。
だって、どうしたってなりたい自分になれないからこそ、悩んだり苦しんだりして諦めちゃってるんですもんね。
でも、なれるんです、本当に。
■見えない世界の力じゃない
なりたい自分を頭に浮かべてイメージする、なりたい自分のように振る舞う、そうすると、あなたはイメージ通りの自分になることができます。
さあ、頭にはっきりとイメージして、なりたい自分の姿を。
こんな風に書くと、怪しく感じますよね。
私は、見えない世界の力とか、宗教とか、超能力なんて全く信じていません。
そして、実際に自分が経験したことしか信じないし、人に伝えたりしません。
でも、なりたい自分を意識して振る舞うことで、本当になりたい自分になれるんです。
■その根拠は単純
その根拠は意外と単純です。
その根拠とは、
『あなたに初めて会った人が抱く、あなたに対してのイメージ』なんです。
■学校のクラス替え
学校に通っていた頃を思い出してみてください。
新年度にはクラス替えがあります。
今まで顔を見知った友達と離れて、新しいクラスメートとの出会い。
そこに大きなチャンスがあったこと、覚えていますか?
■今までの自分をリセットできる
そのチャンスとは、今までの自分をリセットできること。
私の場合、根暗でクラスに友達がいないヤツでした。
そんな私にとって、クラス替えは大きなチャンスでした。
新しいクラスメートは、根暗で友達がいない自分のことを知らない。
4月、新しいクラスの始業式の日が肝心。
もう、一心不乱に覚悟を決めて、
メチャクチャ明るくて、冗談も面白くて、ハキハキ話す。
こんな風に振る舞うんです。
■初めて会ったクラスメートの目に映る私
そう、初めて会ったクラスメートの目に映る私は、
『メチャクチャ明るくて、冗談も面白くて、ハキハキ話す人』
過去の私、つまり根暗でクラスに友達がいない私を誰も知らない。
目の前にいるのは、メチャクチャ明るくて、冗談も面白くて、ハキハキ話す私の姿だけ。
■一気に人気者になる
結果、一気にクラス一の人気者になりました。
そうなると不思議なもんで、根暗なはずの私が何をしても明るくなっちゃうんです。
本当にメチャクチャ明るくて、冗談も面白くて、ハキハキ話す人になっちゃうんです。
ただ、学校は狭い。
昔のクラスの奴らに会った時には、バレちゃうんじゃないかってドキドキして下を向いていましたが。(笑)
■イメージして振る舞うことで定着していく
こうして、なりたい自分を意識して振る舞うことで、なりたい自分としてどんどん定着して行きます。
単純に、『メチャクチャ明るくて、冗談も面白くて、ハキハキ話す人』として私のことを認識してくれる人がどんどん増えるからです。
1年目は、『メチャクチャ明るくて、冗談も面白くて、ハキハキ話す人』って私に対してのイメージを抱いているのは、新しいクラスメートだけ。
でも、2年目、3年目と振る舞い続けるにつれて、私のことを『メチャクチャ明るくて、冗談も面白くて、ハキハキ話す人』って思ってくれる人が増えて行く。
比例して、私のことを『根暗で友達のいないヤツ』って思っている人たちの数は減って行く。
なりたい自分としての姿が、周りにどんどん定着していくんです。
■単純にこんな理由
だから、目に見えない世界の力なんかじゃ全然ない。
自分が変わろう、なりたい自分になろうって思って振る舞う。
そして、あなたに初めて会った人の目には、意識して振る舞っているあなた以外は映らない。
それを続けることで、どんどん定着して、本当になりたい自分になっちゃうってワケなんです。
でも、結構説得力があると思いませんか?
■振る舞うことはまんざらでない
それに加えて、らしく振る舞うことはまんざらじゃありません。
よく『地位が人を育てる』とか言います。
意識して振る舞っていると、本当にらしくなってくる。
貫禄が出たり、垢抜けたり。
周りの抱くイメージにプラスして、自分自身も本当にそれらしくなって来るんですよね、振る舞うことで。
■憧れの人を真似るのもいいかも
なりたい自分のイメージが漠然としている人は、誰かの真似をするのもいいかも知れません。
タレントさんでも、スポーツ選手でも、両親でも。
憧れる人の話し方、クセ、考え方などなど、いろいろなことを真似てみる。
真似ていくうちに、どんどん憧れの人に近づいていけると思います。
■まずは諦めないこと
でも、「どうせ俺は根暗だし」なんて諦めてしまっていては、いつまでも根暗のままです。
明日、初めて会う人が抱くあなたのイメージは『根暗な人』になってしまう。
会う人合う人、どんどんどんどん、根暗なイメージが定着してしまうかも知れません。
だから、諦めないこと。
■すぐに始めよう
学生時代は、年に一度のクラス替えがリセットのチャンスでした。
でも、大人になってからは、リセットのチャンスはゴロゴロ転がっている。
初めてあなたに会う人は、初めて会った時に見たあなたのことをあなたのイメージとして捉えます。
さあ、早速意識して振る舞ってみてください。
なりたい自分に絶対になれるはずです。
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