幸せになるためには、自分と他人をどんどん比べるべき。その時に注意すべきこと

人生改善術

■他人と比べている自分、好きですか?

「アイツと比べて、俺ってダメだよなぁ」

こんな感じで、自分に自信を持てない人、いませんか?

そして・・・

「あ、また自分を誰かと比べてる。俺ってイヤらしくて、ますますダメなヤツだよなぁ」

自分と他人を比べていくことに引け目を感じて、更に自信を無くしている人、いませんか?

 

■人間は他人と比べる生き物

そんなあなたに教えたい。

そもそも、人間は誰かと比べる生き物なんです。

そして、自分を誰かと比べることで自分自身を認識している。

だから、最初の段階として、誰かと比べることに引け目を感じる必要なんてないんです。

言い換えたら、誰かと比べるのは当たり前。

 

■比べる時の注意点

「でも、同じ職場のアイツと比べると、俺ってパッとしないし」

「比べるたびに自信がなくなるんだよ」

ハイ、ここが今回のポイント。

自分を他人と比べる時の注意点について解説して行きたいと思います。

 

■ない物ばかり見えていませんか?

これから暑い季節を迎えて食べたくなるのはソフトクリーム。

ソフトクリームは、くるくると渦を巻いていますよね。

下から渦を巻いてきて、頂点の部分は、とがってくるっとしている。

さて、ここからが本題。

友達が、「ソフトクリーム買って来たよ~」

そして、あなたはソフトクリームを受け取る。

なんと、そのソフトクリームは、頂点のとがってくるっとしている部分がない。

下から渦を巻いて来て、3分の2くらいの所で平らになっている。

さて、あなたはどう感じますか?

 

■頂点がないソフトクリームから分かること

「あれ、頂点の部分がない。クソ、誰かに食べられた!」

大半の人は、こう感じるんじゃないでしょうか。

あるはずの部分が“ない!”って。

そう、見ているものって、“ない部分”なんです。

ここが、すごくすごく大切。

 

■ある部分に目がいかない

確かに、ソフトクリームの3分の1、頂点の部分はありません。

でも、下の部分は普通にある。

しかも、3分の2もあるんです。

ソフトクリーム、半分以上も残っている部分には目が行かず、たった3分の1だけ欠けてしまった部分に目が行く。

そして・・・

「クソ、誰かに食べられた」ってマイナスに捉えてしまう。

 

■自分の良い部分に目を向けよう

何を言いたいのかまとめます。

自分と他人を比べる時、あなたは、自分にないものばかり目を向けていませんか?

「アイツは年収がいいけど、俺は・・・」

「アイツはルックスがいいけど、俺は・・・」

「アイツは幸せそうだけど、俺は・・・」

それって、自分のソフトクリームの頂点ばかり見ているのと同じ。

そう、下の方には、くるくると渦を巻いたソフトクリームがたくさんあるんですよ、あなたにも。

自分の良い部分にもっともっと目を向けましょう。

 

■自分と他人を比べる時の注意点

今回のポイント。

自分と他人を比べる時には・・・、

自分の足りない部分じゃなくて、自分の優れている部分に目を向けて比べるようにしてください。

「お、アイツよりも俺の方が趣味が豊富じゃん」

「お、アイツよりも俺の方が仕事が速いじゃん」

「お、アイツよりも俺の方が字がきれいじゃん」

こんな感じ。

 

■他人と比べることで、自分の良い所探しができる

繰り返しますが、人間は自分と他人を比べる生き物です。

どんどん比べていいんです。

そして、比べる時には、相手よりも自分が優れている部分に目を向ける。

そうすることで、無意識のうちに自分の良い所探しができる。

結果、自分に自信が沸いてきて、自己肯定感が高まっていくんです。

 

■自己肯定感が高まるとどうなるか

自己肯定感が高まると、どうなるでしょうか。

自信が持てなかった自分に対して、自信が沸いて来る。

自信を持って、多くのことにチャレンジできるようになる。

行動することで、自分の限界がどんどん高まる。

自分にもっともっと自信が持てるようになる。

この好循環の波に乗れるんです。

 

■意外と自分は優れている

頂点がないソフトクリームの話と同じで、人間って無意識のうちにない部分に目が行きます。

反面、ある部分の方は意識しないと目がいかない。

面接で自分の長所がなかなか出て来ないように、強く意識しないと気付けないんです。

でも、人はそれぞれ魅力いっぱい。

到底太刀打ちできないって思っている相手に対しても、意外と自分の方が優れている部分も多いんです。

そこに気付くことが幸せに生きるためには欠かせない。

俺ってなかなかやるじゃん!

この気持ちを忘れずに、どんどん他人と比べて、自分の良い所探しをしていきましょう