撃退、「えー、あー症候群」!話す時に「えー」、「あー」、「うー」を言わないテクニック

■「えー」連発してませんか?

「えー、このブログでは、あー、すぐに役立つ、うー、人生改善術を、おー、書いて、えー、います。」

こんな感じで、話すときに「えー」、「あー」言っていませんか?

 

■「えー、あー症候群」って言うんです

話す時に、出てしまう「えー」、「あー」。

それって「えー、あー症候群」って言うんです。

言葉のつなぎで「えー」、「あー」。

多少だったらいいと思うけれど・・・、

あんまり多いと、聴いてる人が気になるのはもちろんです。

そして、話している側の自分自身も気になってしまうこと、ありませんか?

『ヤベッ、また「えー」って言っちゃった』

これ、直したいって思っている人、結構いるんじゃないですか。

 

■「えー、あー症候群」を直す方法

いきなりですが、「えー」、「あー」症候群解決の方法を書いちゃいます。

それは・・・

『「えー」と言いそうな所で息を吸う』こと。

 

■「えー」の代わりに息を吸う

冒頭の悪い例をもとに、息を吸うタイミングを解説してみたいと思います。

◎「えー、あー症候群の例

「えー、このブログでは、あー、すぐに役立つ、うー、人生改善術を、おー、書いて、えー、います。」

◎息を吸う対策法の例

「(吸う)このブログでは、(吸う)すぐに役立つ(吸う)人生改善術を(吸う)書いて(吸う)います。」

こんな感じ。

是非、両方を声に出して読んでみて、違いを感じて欲しいと思います。

 

■なぜ「えー、あー症候群」になってしまうのか

では、ついつい「えー」と出てしまう3つの原因について書いてみたいと思います。

 

■難しい言い回しをする時

原因① 難しい言い回しをする時

人前に出てあいさつする時って、ついついカッコよく話したくなるのが人の性。

そうなると、普段使わないような難しい言葉を使いたくなるんですね。

そもそも、家族や友達との日常会話で「本日は・・・」なんて言わないじゃないですか。

でも、人前でのスピーチだと「えー、本日はお忙しい所お集まりいただき」ってなっちゃう。

普段使わない、慣れていない言葉を使う時は要注意なんです。

 

■間を恐れている時

原因② 間を恐れている時

人前で話す時、会話をしている時にやって来る嫌なヤツ。

「えー、それでは、皆さんの」

「・・・・・・・・・。」

そう、間。

一瞬でも「シーン・・・」としてしまう間を恐れるが故、

場つなぎとして「えー」って言ってしまう場合も多いんです。

こうなると、「聴き手に俺の話を伝えたい!」って言う思いよりも、「間が怖いからごまかしたい」って言う思いが聴き手側に伝わってしまう。

だから、「あの人の話、面白くないよね」って聴き手が思っちゃうんです。

 

■自信がない時

原因③ 自信がない時

人前で話すことに自信がない。

そんな自信がない状態で話すと、不安や緊張との戦いになります。

そして、そんな不安や緊張を隠そうとすればするほど「えー」が多くなる。

普通に話せていても、自信がないって思うだけで「えー」、「あー」。

聴き手側から見たら、「何アイツ、ちゃんと喋れよ!」って感じ。

不安や緊張を一生懸命に隠そうとしているのに、挙動不審にすら見えてしまう悲惨さ。

逆に、自信満々に話している時って、あんまり「えー」って言わないと思いませんか。

 

■そもそも「えー、あー症候群」だとダメなの?

俺的には、別に「えー」、「あー」が多くても良いと思います。

「えー」、「あー」言った回数なんてどうだっていい。そんなことよりも、話の内容の方が大事だと思うから。

でも、その大切な話の内容が伝わりにくくなる可能性が高いんです。

「えー」、「あー」が多いと。

では、「えー、あー症候群」の3つのデメリットについて見てみたいと思います。

 

■聴き手の集中力を奪う

デメリット① 聴き手の集中力を奪う

もしあなたが聴き手側だったとして、話している人が「えー」、「あー」ばかり言っていたらどう感じますか?

『あれ、あの人「えー」、「あー」ばっかり言ってない!?』

こんな風に思ったら、もうお終い。

話の内容なんかよりも、『あ、また「えー」って言った』。

そっちの方ばかり気になって、どんな話をしたのかなんて頭からさっぱり消え去ってしまいます。

 

■分かりにくい

デメリット② 分かりにくい

文章にすると理解しやすいと思います。

例A

「えー、このブログでは、あー、すぐに役立つ、うー、人生改善術を、おー、書いて、えー、います。」

例B

「このブログでは、すぐに役に立つ人生改善術を書いています。」

違い、一目瞭然じゃないですか。

これ、実際は目では見ずに、耳からの情報だけで話を聞くんです。

とにかく、『「えー、あー」言われると分かりにくくて、さっぱり分からん!!』(笑)

 

■余計に緊張する

デメリット③ 話してる自分が余計に緊張する

もし、あなたが「えー、あー」言うのを気にしていたとします。

人前で話す。ただでさえ緊張する状況なのに、余計な不安を抱え込むことになります。

「えー、本日は・・・(あ、また言っちゃた!)」

(また言っちゃった!)この心の声は動揺以外の何物でもありません。

そして、「えー、あー」言わないように、言わないように、終始余計な労力を使ってしまう。

繰り返しますが、人前で話すときはただでさえ緊張するもの。

だったら、話すこと以外に余計な不安を抱えない方がいい。

「えー、あー」の心配などせずに、話すことに全力投球できる状況を作るべきです。

 

■俺のエピソード

そもそも、俺は「えー、あー」はあまり気にしていませんでした。

でも、ある時をきっかけに考えが変わります。

それは、ある会社の社長の記者会見を見たとき。

長いスピーチなのにも関わらず、1回も「えー、あー」を言わない。

素直に「カッコいい」って思っちゃったんです。

それ以来、「えー」って言いそうになったら息を吸う。

この行動を意識することで、大分「えー、あー」が減って来ています。

 

■話を伝えよう

とにかく、「えー、あー」言っても別に大丈夫。

でも、それが原因で話が伝わらなかったり、余計に緊張してしまったりするようではもったいない。

だったら、日ごろから意識して、「えー、あー」言わないように練習してみるのも手なんじゃないかなって思います。

「えー、あー症候群」に悩んでいる人がいれば、是非参考にしてもらいたいと思います。