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■周りにいますか、大っ嫌いな奴
人間、誰でも相性があります。
みんながみんな、仲良しこよしってわけにはいくことはないですよね。
あなたの周りにも、こいつとは馬が合わない、顔を見るのも嫌だっていう奴が少なからずいることでしょう。
■避けるのは簡単
自分の周りにだっていますよ、大っ嫌いな奴が。
いや、結構な人数がいて、会うたびにイライラ、ムカムカしているんです。最悪なことに・・・。
以前の自分は、そんな大っ嫌いな奴と関わるのは御免と、バリアを張ることで自分の身を守っていました。
仕事などで関わらなくてはならない時には、
「明日はあいつと一緒だ、ハァ・・・」って感じで、
自分の中にストレスを溜めつつ、最低限だけ我慢して接していました。
でも、これって精神的に結構ツライ。。
■どうせだったら有効活用!
大っ嫌いな奴、永久に避けられるのであれば、一番簡単。
でも、仕事でもなんでも、少しでも関わらないといけないのであれば・・・、
そいつを有効活用してしまってはどうでしょうか。
その活用方法とは。。
反面教師にすること。
■自分の周りにいる大っ嫌いな奴
自分の場合、職場の同じ部署にいました、大っ嫌いな奴が。
しかも、そいつは自分の先輩で上司と言う最悪のポジション。
文章が書けない、きちんと話せない奴に限って、わざわざ難しい言い回しをする、わざわざ難しい言葉を使う、わざわざ難しい漢字に変換する。
そんな典型的な彼。
「今回の件についてであるが、資料には~と記されていた。その通りである。しかし、視点を変えた場合、こういった虞※がある。
つまり、何が言いたいのかと言うと・・・」
あ゛~、うっとうしい! 聞いているだけでイライラ。
(※辞書を見て覚えた“虞”〔おそれ〕の漢字。得意になって、馬鹿のひとつ覚え状態で多用するんです。)
■自分だったらどうするかを考える
毎日毎日イライラが募る一方で、「この状況を何とか打開せねば」と試行錯誤。
そこで思いついたのが、反面教師にすること。
さっきあげた通り、回りくどい言い回し、専門用語連発、難しい漢字変換。
それを聞いて、見て。。
「自分だったらどう話すか」
を自分なりに考えるようにしてみました。
イメージ的には、彼の話していることを翻訳、要約して、言いたいことをピックアップ。
そして、仮に自分が彼の立場だったらどう喋るかを考えるようにしてみました。
すると、結構面白い。
これは、ひと言でこう言えるじゃん。
こんな読み書きできない漢字使ったって恥ずかしいだけじゃん。ひらがなでOK!
何回同じことを繰り返して言ってんだよ、これは1回に省略。
そして、繰り返して行くうちに、
自分が話すときにすごく役に立つことに気付きました。
・言いたいことをひと言でいうと何。
・聞いてる人に分かりやすく伝えるには、どう整理する。
・こんなに気難しくなくて、ここはユーモアを交えて、笑いをとって。
こんな感じで、あいつを有効活用。
それ以来、イライラは消え去って、あいつを最高の反面教師を見られるようになりました。
■ただ嫌ってはもったいない
世の中、いろいろな人がいます。
価値観も、育った環境も、両親だって違う。
そんな他人をいちいち気にして、イライラしていては、大切な自分がかわいそう。
そもそも、他人を変えることなんてできないし、そうしようとする労力が無駄。
わざわざ難しく話したい奴には、そうさせておけばいいんです!
でも、嫌いだからってバリアを張って避けてしまっては、結局自分も変われないんですね。
そこに気が付いた!
■出会いはご縁
地球上には76億人のヒトが暮らしています。
そこで、今出会っている人は、何かのご縁があってのこと。
だったら、利用しない手はない。
大っ嫌いなはずのあいつを積極的に活用することで・・・
・自分のストレスを軽減させる。
・自分はあいつのみたいにならないように気を付けられる。
・自分を成長させられる。
■大っ嫌いなやつに出会ったらラッキーと思おう!
そう、世の中に無駄な事なんてありません。
出会いは必然。
大っ嫌いなあいつも、自分の捉え方次第では、自分を成長させてくれる強力な武器に早変わりします。
大っ嫌いなやつにあったら、避けるのでも、我慢するのでもなく、
チャンス到来!
ラッキーだと思って、積極的にお付き合いしていきましょう。
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