目次
■貸しを作る、借りを作る
「交換条件」
あなたはどんなイメージを持っていますか?
きっと、あまり良いイメージを持っていない人が大半なのではないでしょうか。
誰かに貸しを作る、誰かから借りを作る。
これ、悪いことばかりではないんです。
今日は、交換条件のメリットについてまとめてみたいと思います。
■貸しを作る
まずは、誰かに貸しを作ること。
「あの時の恩を忘れたんじゃねぇだろーな」
誰かに貸しを作るって、こんなイメージじゃないかと思います。
では、貸しを作るメリットについてまとめてみたいと思います。
■貸しを作るメリット
誰かに貸しを作るメリットは単純明快です。
貸しを作れば、その人よりも優位に立てるということ。
では、優位に立つとどんな良いことがあるのでしょうか?
■余裕が持てる
その① 余裕が持てる
相手に対して、自分の方が優位に立つことが出来れば、自ずと余裕が持てるようになります。
理由はかんたん。
自分に後ろめたさが一切ないからですね。
何を言われても「ハイハイ、あの時貸したよね~」
この余裕が、いい結果につながると思います。
■協力者が増える
その② 協力者が増える
貸しを作れば、借りた方はあなたに感謝の気持ちが生まれます。
だって、足りない部分を貸すことで補ってくれたから。
そうなると、借りた方はあなたに感謝の気持ちが芽生えます。
あなたが困った時には、必然的に協力してくれるようになるんですね。
そう、協力者が増えることが大きなメリットになります。
■作った貸しが倍になって来る可能性がある
その③ 作った貸しが倍になって来る可能性がある
これは、あくまでそんな可能性があるってことです。
でも、貸しを作るということは、相手にチャンスを与えること。
その貸しが、巡り巡って自分のもとに返って来ることだってあるんです。
もしかしたら、大きなチャンスとなって。
そんな夢を持って、相手に貸しを作れたら最高ですよね。
■貸す上での注意点
ここまで、貸しを作ることのメリットを書いて来ました。
ここで、気を付けなければならないこと。
「貸すんだったら、返却を期待しない!」
貸すときに返却や見返りを期待してしまうと、余計なストレスを抱えることになります。
「あの野郎、この前貸したのに、まだ返さない」とか、
「せっかく貸してやったのに、お礼もないのかよ」とか。
こんな感じで、イライラして一番損するのは誰でしょう?
そう、自分ですよね。
貸すんだったら、返却は期待しないで気持ちよく。
これが鉄則です。
■借りを作る
では、逆に誰かに借りを作るメリットを考えてみたいと思います。
「あの時の恩を忘れたわけじゃねぇだろーな」
借りを作ると、後々怖いイメージがありますよね。
でも、借りを作るとこんなメリットもあるんです。
■相手を受け入れられる
その① 相手を受け入れられる
いつも貸しているばかりだと、相手の気持ちが分かりません。
そう、いつの間にか、自分の視野が狭まってしまうんですね。
だから、たまには自分が借りる方に回ってみる。
そうすることで、相手への労わりだったり、感謝だったり、忘れていたものを思い出すきっかけになるかも知れないんです。
■意欲が沸いて来る
その② 意欲が沸いて来る
借りを作る=誰かに助けてもらうこと。
そうすることで、借りを自分の力に変えることができます。
恩に報いるって気持ちはもちろん、「いつまでも借りてばかりじゃねえぞ」って言う反骨精神も自分の大きな力になると思います。
■私のエピソード
借りを作った方のエピソードです。
人間関係って、慣れて来ると、ついつい傲慢になりがち。
特に、夫婦関係なんてそうじゃないでしょうか。
「自分が貸してやってる」この意識が強いと、ついついケンカの火種になりがちなんです。
以前の自分もそうでした。
「この前の集金、俺が払ったのに」
「ゴミ、俺が捨ててやってるのに、もっときれいに分別しろ」
「面倒なことは全部俺にやらせやがって」
嫁さんに対して、こんな気持ちが噴火寸前でした。
そんな時、敢えて借りを作ってみたんです。
■気持ちが優しくなる
ちょっとした借りでした。
仕事で疲れて横になりたかった。
「ここで俺がお風呂掃除をしなかったら、借りを作ることになる」
最初は抵抗があったんですが、それ以上に疲れていた。
すると、お風呂掃除を嫁さんがしてくれたんです。
たったこれだけのこと。
なのに、相手へのありがたみ、思いやり、感謝。
プラスの感情がたくさん沸いて来ました。
その時気づいたんです。
「たまには借りを作ることも大切」だって。
それ以来、適度に貸しを作って、適度に借りを作るようにしています。
■バランスが大事
結局、何をやるにも大切なのはバランスなんです。
貸しばかり作っていてもイライラするし、借りばかり作っていても失うものが多すぎる。
適当に借りて、適当に借りる。
持ちつ持たれつが一番いいように感じます。
今回まとめたことを意識して、貸し借り、実践してみてください。
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