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■物に囲まれていませんか?
家、見回してください。
「片付けたいけど、何から手を付ければいいのか分からない」
「急に客さんが来ることになったら大変だ」
「使うときに限って使いたいものが見つからない」
こんな経験、したことはありませんか。
今回は、部屋の整理整頓術、特に、物の捨て方について書いてみたいと思います。
■人生改善のためには捨てること
まず前提として、物はあなたの時間を奪って行きます。
このブログで何度も書いていますが、時間に勝る資産価値はありません。
時間は有限、一生は一度キリ。
そんな超貴重な命の時間を、物は奪って行くんです。
例えば、こんな感じ。
・お気に入りの服があったはずだけど、タンスの中に服がいっぱいで見つからない。
・お土産でもらった置物、とりあえず飾っておいたら、ホコリがたまって毎回掃除が必要。
・新しく買ったテレビの箱、とりあえず押し入れに入れておく。押し入れを掃除する度に、毎回その箱を出し入れしている。
服を探す時間、ホコリを掃除する時間、箱を出し入れする時間。
僅か数秒~数分でも、確実に命の時間を奪われ続けます。
だから、人生改善のために捨てるんです。
人生は一度キリ、その残り時間は刻一刻と短くなって行きます。
使わない物に命の時間を奪われている場合じゃない!
■捨て方のコツ3選
では、私が実践している不要な物の捨て方のコツを3つ書いてみたいと思います。
■いつか使うは使わないってこと
コツ① 『1年間使わなかった物』は捨てる
ついつい後回しにしてしまいがちな不用品の処分。
まずは、時間で区切りましょう。
いつか使うは使わないってこと。
1年間使わなかった物は、捨てたって困ることはありません。
■「とりあえず取っておこう」で奪われるのは命の時間
・着たくて買った洋服
・バーベキューで使いきれなかった木炭
・読み終わった本
・とりあえずしまってある友達がくれたクッション
・夏にやったかき氷で残ったシロップ
こんな感じで、いつか使うから、とりあえず捨てないで取っておいている物ってありませんか?
はい、こいつらは、またまた命の時間を奪って来ます。
いつか使うは使わないってこと。
気付いた時に捨てられればいいですが、ついつい後回しになってしまう。
「とりあえず取っておこう」って。
だから、基準を作る。
1年間使わなかった物は、以降は使わない可能性がかなり高い。
仮に数年後に使うことがあったとしても、そのために、数年間の命の時間を奪われるのは割に合わない
はず。
1年間使わなかった物は、優先度がかなり低いのは間違いないので、捨てたった困ることはありません。
■損切する感覚で思い切って
コツ② 損切は早い方がいい
物を手に入れる時はお金を払って買う。
確かに、お金を出して買った物だから、捨てると損するような感じがしますよね。
そうやって、使わない物をズルズル置いておくと、奪われるのは命の時間。
人生に損はつきもの。
肝心なのは、いかに早く損切を出来るか。
時間はどんどん過ぎて行きます。
時間の経過とともに、損失のダメージも広がっていく。
判断するのは“今”なんです。
判断を遅らせるごとに、ダメージはどんどん広がっていく。
■特に捨てにくい物
・昔、高額で買ったステレオ
・高級ブランドの洋服
・テレビ、パソコン、タブレット、プリンター、掃除機などが入っていた箱
・滅多に乗らないオートバイ
・故障せずに長持ちしているパソコン、スマホ
こんな感じのものって、捨てるのにかなりの抵抗感がありますよね。
では、どうやった捨てる決心をすればいいのでしょうか?
■捨てるのは“お金”じゃない、目の前にある不要な“モノ”
何十万もしたステレオを捨てる。
「あんなに高かったのに、もったいなくて捨てられない」
でも、それは買った時の話。
実際、今は使ってない、その上、命の時間をどんどん奪っているんです、そのステレオが。
何十万円のお金を捨てるんじゃないんです、目の前にある使わないステレオを捨てる。
高級ブランドの服だって、同じですよね。
改めて、損切は早い方がいい。
命の時間を失うダメージを最小限に抑えるためにも、思い切って捨てる。
■利益を求めない
電化製品の箱ほど、取っておいてバカバカしい物はありません。
でも、捨てられない。
その心理は、「箱ありの方が売るときに高いから」
今売るわけじゃないのに、箱に自分の命の時間を奪われること、賢い判断ですか?
仮に、箱ありの方が高値で売れるかも知れませんが、額はスズメの涙程度でしょう。
そのために、奪われるのは命の時間。
■古いパソコン、スマホは時間泥棒
故障しないから使い続けている古いパソコン、スマホ。
でも、命の時間、奪われていますよ。
ネットサーフィン、動画視聴、書類づくり。
最新の機種ならサクサクなのに、古い物だと・・・。
この時間のロス、命の時間の浪費と直結しています。
壊れてなくても、ある程度で買い替える作戦は、賢い判断です。
■写真を最大限活用
コツ③ データで保存
捨てられない物ランキングでブッチギリの1位になるのが、思い出の品です。
学生時代の教科書、思い出の写真、もらった手紙、使っていたランドセル、観光地で買った飾り物のお土産などなど。
思い切って捨てようとすると、思い出の品々たちが涙目で見つめて来ます。
「私たちを捨てないで・・・」って。
■写真でも一緒
デジカメの登場以来、写真に残すことは容易になりました。
今は、スマホがあれば、高画質の写真を撮れる。
思い出の品々、写真に撮って、画像で残してはどうですか?
画像を見るたび、あの時の思い出がよみがえる。
実際の品物を見ても、画像で見ても、この感覚は変わらないと思います。
そしたら、わざわざ物で置いておく意味もない。
■開き直りも大切
数年前、私の実家を立て替えました。
引っ越しの際、思い出の品物をたくさん捨てました。
品物だけじゃない、家族を長年守ってくれた思い出の家。
その家も粉々に壊して、ガレキになってしまいました。
それを思えば、思い出の品物を捨てる抵抗感も、だいぶ減りますよね。
形あるもの、いつかは無くなる。
自分の命だって、いつかは尽きるんです。
開き直りも大切です。
そして、全くの無になるのではなく、写真として残せるんだから、全然マシじゃないですか。
■一番大切なのはモノじゃない!
物の捨て方について、まとめてみました。
捨てられない理由は様々だと思います。
でも、一番大切なのはモノじゃない。
大切なのは、今の自分自身と残りの時間なんです。
それを、不要なモノに奪われないように、どんどん捨てて、人生を改善して行きましょう
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