目次
■ピンチに陥ったとき、どうしますか?
あなたは、ものすごいピンチに陥りました。
この時の考え方と行動で、その後の結果が大きく変わってしまうんです。
さあ、あなたならどうしますか?
■ピンチはチャンス
ピンチに陥った時、俺はいつも「ピンチはチャンス」と考えるようにしています。
ピンチは、次のステップに駆け上がるためのチャンス。
■ピンチはピンチ?
ピンチをそのままピンチと考えてしまうと、そのピンチを乗り越えられないどころか、どんどん深みにハマって行ってしまいます。
「ヤバい、どうしよう」
苦しい、焦る、失敗する、苦しい、焦る、失敗するの無限ループ。
こうなると、自信は失うし、後手後手に回るし、次から次へとピンチが訪れるしで、負の連鎖が始まってしまうんです。
■ピンチはチャンス
では、ピンチをチャンスと考えるようにしたらどうでしょうか。
目の前のピンチの苦しさよりも、「そのピンチを自分の成長のためにどうやって活かすか」。
こう考えるだけで、同じピンチでも捉え方が180°変わって来ます。
苦しかったはずのピンチが、次のチャンスをつかむための過程に変わる。
そして、単にその苦しさを乗り越えるだけでなく、そのピンチをどうやって活用するかにまで考えが及ぶようになるんです。
■俺のエピソード
俺の尊敬する友人がいます。
ある施設の管理者を務めており、どんな困難にも明るく立ち向かって行くんです。
彼は管理者なのであらゆる責任を担っています。
スタッフからの電話も多いし、予定外の呼び出しも多い。
その日は休日で、俺と一緒にいました。
すると、電話で呼び出し。
スタッフさんから、機器のトラブルの連絡のようです。
「ちょっと、職場に行って来るから」
明るく笑顔で言う彼。
「休みなのに毎回大変だね、無理しないで!」
俺は声をかけました。
すると、彼は・・・
「なんで俺ばっかりって思うこともあるけど、全部修行だと思ってるから大丈夫!」
その時、俺は気づきました。
彼は、ピンチをチャンスに変えているって。
■成長のための修行
彼はあらゆるピンチを、自分を成長させるための修行だと言いました。
言い換えると、ピンチを自分の成長のためのチャンスに変えている。
だからこそ、ピンチを苦しいとも思わないし、嫌なことだとも思わない。
ピンチを乗り越えれば、またひとつ成長できる。
ピンチを求めているようにすら感じたんです。
彼の振る舞いを見てから、俺も「ピンチはチャンス」と考えられるようになりました。
■俺のエピソード②
真冬の寒い日のこと、家のお湯が出なくなりました。
そう、給湯器が壊れたんです。
「よりによってこんな寒い日に」
お風呂に入れない。
大ピンチを迎えました。
「設備屋さんに頼むと、また出費がかさむ」
頭を悩ませた末、自分で調べてみることに。
幸い、今は動画や画像など、ネットで検索すれば何とかたどり着ける。
自分であれこれいじっていると、復旧させることができました。
それだけじゃない、給湯器、水道など、こんな時にはこうするって、何となく理解が深まったんです。
それ以来、水回りに限らず、少しぐらいの故障なら自分で直すことができるようになっています。
■転んでもただじゃ起きない
ピンチはチャンス。
俺の場合、ピンチで転んだとしても、そのままにしておきません。
例え転んでも、ただでは起きずに、その経験を他に活用する。
給湯器が壊れたのはピンチだけれど、ただ転んだだけでは苦しいまま。
結局、設備屋さんに頼んで、高額の修理代を払うことになっていたと思います。
でも、転んでもただじゃ起きない。
ピンチだと思わずに、自分の知識を増やすチャンスに変えました。
結果、家の中のかんたんな修理はできるようになっています。
給湯器が壊れると言うピンチを迎えなければ、こんなことにはならなかったと思います。
■「ピンチはチャンス」と思うことのメリット
他にも、右手を骨折した時に、左手で字を書く練習をした結果、両方で字を書けるなどなど。
俺にはこんなエピソードがいっぱいあります。
まさに、マイナスをプラスに変える力。
では、「ピンチはチャンス」と思うことのメリットを3点あげてみたいと思います。
■苦しくない
メリット① 苦しくない
ピンチは苦しい物。
ピンチをピンチだと思ったままだと、ものすごく苦しむことになります。
でも、次のステップへのチャンスだと捉えると・・・。
全然苦しくなくなるから不思議。
■おまけがついて来る
メリット② おまけがついて来る
「ピンチはチャンス」
そう思ってピンチを乗り切る努力をすると、自分をワンランク成長させることができます。
ピンチに陥って、マイナスな状況に置かれたはずなのに・・・、
ピンチをチャンスだと思って努力すると、必ず知識だったり技術だったり、心だったり、自分の中の何かひとつはステップアップすることができます。
■ピンチが待ち遠しくなる
メリット③ ピンチが待ち遠しくなる
本来だったら避けて通りたいピンチ。
でも、「ピンチはチャンス」って思っていると、次のピンチが待ち遠しくなって来ます。
ピンチが来ると「また成長できる!」って嬉しくなって来るんですよね。
まさに、変態の領域。
「なんてこった」ってピンチの度に頭を抱えていた以前の俺とは真逆。
ピンチが怖くなくなることほど、気持ちに余裕を持てることはありません。
■必ず得るものがある
「ピンチはチャンス」
物事をプラスに捉えること、そして、転んでもただでは起きないように意識することで、得られる物は大きいと思います。
例え乗り越えられなかったとしても、その経験は必ず自分の中に蓄積されて行きます。
そう、無駄なことなんてないんですよね。
特に、ピンチの状況から抜け出そうとして試行錯誤するプロセスは、自分の成長にとって大きな力になると思います。
さあ、ピンチが来たら喜びましょう。
「ピンチはチャンス」です!
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